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2016年1月 4日 (月)

10年前の録音機

Ic_6780

Ic

昨年、机を整理していたら10年前の[ICレコーダー]が出てきた。強引に裏蓋をこじ開け電池を交換したが使い方がよくわからない。形式で検索すると2005年製の取扱説明書が見つかった。ただし、読んでもよくわからないのでガシャガシャとじっていたらいきなりきれいな音が鳴り出した。
内容は齊藤・外岡・松下のピアノトリオで、メンデルスゾーンのピアノ三重奏の練習風景だった。それが恐ろしくきれいな音質で臨場感もあり、このレコーダーはただ者ではないと悟った。

録音は時々停まって打ち合わせをしながら先に進んでいるが、音はきわめて鮮明で、さらに音楽が生き生きとしてたいへん快い! アンコール用の小品の録音も入っているところから、当時の本番直前の録音と思われる。
録音フォルダをみると2006年5月10日の録音と記されているから、ちょうど10年前と言うことになる。
その後、メントリは数回の演奏機会を得、1年前にもやったばかりである。その記憶からすると、この10年間というのはずいぶん音楽が変わってきたように思える。
はたして「この10年間、ダテに飯を食ってはいない」と言い切れるだろうか?
今まで漠然と「以前よりもいい音楽が演奏できている」と思っていただけにショックは大きく、この録音のようは生き生きした演奏は逆立ちしても弾けないかも知れないな!

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