狛犬あわれ 〜鳳来寺山東照宮〜
鳳来寺山の境内に徳川家康ゆかりの東照宮があり、見事な狛犬が鎮座しているのだが、その狛犬の横に石の塊があるのは意外と知られていない。
これぞ、先代の狛犬である。
まったくと言っていいほど原形を保っていない狛犬だが、右の狛犬の前足がかけた辺りに丸い石が見えるがこれはどうやら先々代(初代)の狛犬のようだ!
武運の強かった家康にあやかり、この狛犬を欠いて弾丸避けのお守りとして戦地に赴いたと言われる。
なお、左の狛犬の腹が白いが、ちょうどこの時間帯ここに日が差しなんとも醜い狛犬になってしまったが、ただでさえ哀れな狛犬も出征の際には勇気を持たせたことだろう。
左右の狛犬も後ろに回ると在りし日の姿を思い浮かべることができる。
やや痩せすぎの感じはするが獅子のたてがみや大きなシッポがうかがい知れる。
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