70にしてまだ惑う
年を取ってくると今までの奏法は通用しなくなる。
おそらく骨も筋肉も固くなり融通が利かなくなってくるからだろう。
特に左指の衰えは甚だしく、なかなかしっかり押さえることができない。
そんなわけで、練習は[更にいかに余分な力を抜くか]に終始するわけだが、それが大変難しいし根気も続かない。
いっそのことグッと楽器を自分に引き寄せてみようと考えたら、なんか一体感が生まれて結構いい感じ!
そしたら不思議な感覚が蘇った。
普通、手のひら・指の内側はかなり敏感な部分だと思っていたが、いやいや外側も同じように敏感なのに気付いた!
すなわち何を言いたいかというと、指の外側が無精髭を蓄えたホッペに触れ、ある種の快感を覚えるのである。
うん、この奏法は悪くない!(ただし1st position にしか通用しない)
なお、C線はヒゲをはさむ危険があることもわかっている。
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