« 東北大物産展 | トップページ | 東京バレエ団創立50周年記念公園「ジゼル」 »

2015年3月12日 (木)

イヌ好きにたまらない目黒不動尊(滝泉寺)

_6973_2

五反田にバレーを観に行くついでに、以前訪れたことのある目黒不動尊に寄る計画を立てた。
ここは狛犬好きにはたまらないところだが、和犬の狛犬がたくさんいることでも知られている。
犬好きにはとてもうれしいお不動様なのである。
前回、見落としている狛犬もいるので、再度かわいい犬たちの探索が始まった。
アチコチに分散しているので、探索という言葉がふさわしい!

2_6989_2

_6982_2

最も目に付きやすいところにいるのがこの山犬の一対。
おだやかでやさしく笑っているようにみえる。
それもそのはず、足元にはこいぬをあやしている。
右側がオカアサン(乳首がある)で左がオトウサンだと思われる。

_6987

_6981

左のトウサンを見上げるこいぬの目、右のカアサンに守られウトウトしているこいぬの目、この表情がたまらない!

2_6995

独鈷の瀧の奥側に何体もの狛犬が無造作に鎮座している。
これはその中の一対の山犬

_7002_2

_6997_2

この子たちはひどい補修がされているがかわいい表情をしている。 驚くのは両方とも縄で編んだように彫った首輪をしている。
わたしは多くの山犬の狛犬を見てきたが、首輪付きは初めて。

_7026_2

_7007

池の両側にいるのかこの子連れの一対。
右側がやさしくて左側は中腰で少し怒っているようにも見える。

_6993_2

池の右手にあるのが、コロコロした3匹のこいぬを連れた山犬のレリーフ。

_7024

_7021

滝の上の奥の方に、ここにも一対の狛犬がいる。あまりにも遠く暗いので鮮明な写真ではないが、これは山犬の像とは異なり、口は横に大きく裂けた獅子顔だ。

_7015_4

この狛犬は1体しかない。
それも半分土に埋もれているのはなぜか?
なかなか面白い顔をしていると思うのだが!
この顔、次に述べる一対の狛犬の[阿]に顔がよく似ているような気がするのだが・・・・!

_7039_2

_7037

_7033

この格式の高い狛犬こそ、目黒不動の目玉と言えるかも知れない。
1654年に作られた、都内では最も古い狛犬だと言われている。胸に製作年代がハッキリ刻まれている。

_7035_2

_7034

最後に一体しか残っていない狛犬を掲げておく。

_7044

_7051

ちょっと情けない顔をしているが装飾がすごい。背面のシッポは何とも豪華で、ずいぶんおしゃれな狛犬である。が、驚きはこの狛犬の台座!

_7047_2

_7045

1段目はかわいい3匹のこいぬが戯れている彫刻がなされ、2段目はぼたんの花と狛犬が1頭描かれている。
目黒不動尊の狛犬はこれで全てではない。まだアップしてないものもあり、まだ見つかってないものもありそうである。またいつか、訪ねたい!

| |

« 東北大物産展 | トップページ | 東京バレエ団創立50周年記念公園「ジゼル」 »

狛犬・神社」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東北大物産展 | トップページ | 東京バレエ団創立50周年記念公園「ジゼル」 »