驚きの三重奏
元職の教授から[研究室コンサート]の賛助出演を依頼されていた。
近年にはめずらしくヴァイオリンを弾く研究室生がいるということでピアノ三重奏を弾きたいという。
卒論も終わり4月から小学校の先生になる若者の門出になると思って喜んで賛助出演をお引き受けした次第。
そんなわけでメンデルスゾーンのピアノトリオの1番(1楽章)をお手伝いすることになった。
この曲は名曲なので何十回も弾いたことがあるが、もう2度と弾く機会はないものと思っていたのになんとまたチャンスが飛び込んできたのだ!
それだけに思い込みも多い曲で、弾きながらいろいろな想いが湧きあげてくる。
このヴァイオリンの学生さんとわたしは50才もの差があるんだなぁと感慨にふけっていたら、自分のパートを見失って落っこちてしまった。
さらに、合わせていたらなぜか初めての気がしない。よくよく聞いてみたらこの学生の師匠はわたしの先輩でかってこの曲を何度か演奏したことがあった方で、音楽の作り方・音色の作り方がそっくりだったことに驚き!!!
人生はいろいろなことがあっておもしろい!
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コメント
偶然とはおもしろいですね。一週間前の土曜日(2月7日)そのホールに座ってました。5時半から9時までです。何処か便利な駐車場をお尋ねしようかと思ったのですが思いとどまりました。音響はとても良かったです。
初めて入ったホールでした。
投稿: なな | 2015年2月10日 (火) 14:33
ななさん
しずぎんホール、とても弾きやすくて好きなホールです。
先週はずいぶん長くいたんですね。
駐車代もかなりかかったんではないですか?
あいにく、ボクは街には滅多に出ないので、
あの辺りの駐車場は知らないです。
投稿: yopi | 2015年2月10日 (火) 21:54