木曽鈴木ヴァイオリン
木曽が音楽の都として今日あるルーツはもうあまり知っている人もいなくなっているかも知れない。
名古屋の鈴木ヴァイオリンの創設者の息子(音楽教育で世界的に有名は鈴木慎一の弟)が木曽福島に疎開したままでヴァイオリンを作り出したのが木曽鈴木ヴァイオリンの始まりと聞く。
この壊れたチェロのラベルはその木曽鈴木ヴァイオリン製(1974)。
わたしはこどもの頃から「木曽鈴木はすばらしい」という話は聞いていたし、恩師小沢弘先生のレッスン室には、生徒用として木曽鈴木のチェロが置いてあったが、とても弾きやすい楽器だったことを思い出す。
木曽鈴木ヴァイオリンは昭和60年に倒産したとのことだが、その後も楽器作りの息吹きが木曽音楽祭として培われてきたのだろう。
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