わたしのチェロに異変が・・・・・・・・!
わたしのチェロはMartin Stoβ of Vienna (1778-1838)です。
日本にもって来て40年になります。この楽器が40年にしてはじめて異変が起きました。
チェロは図体が大きいので、日本の湿度等の影響を大きく受け、特に駒の高さにモロに現れてきます。(駒の高さが変わるわけでは無くネックの角度が変わるのだが駒が高い、低いという言い方をする)
で、このチェロは2つの高さが違う駒を準備していて、季節毎に駒を交換して弾いてきました。(乾燥期は駒が低くなり多湿期は駒が高くなる。指板の端でA線が6〜7mmが標準)
現在、わたしのチェロは昨年の秋に取り付けた冬用の一番高い駒を付けています。
ところが、今年の8月は毎日湿度が70%を越え80%以上も珍しくなかったから、従来なら駒がかなり高くなっていて、とっくに夏用の低い駒に交換しているはずですが、実は写真のように6mm弱だから標準よりも1mmほど低いことになります。
こんなことは40年間なかったこと。40年にしてやっと日本の気候に慣れたというべきだろうか、あるいは他に何か原因があるのだろうか!?
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