練習後の爽快感はアマティには通じなかった!
チェロの4本の弦に松ヤニがこびりついてるのが判りますか?
練習を終えると、この松ヤニをきれいに拭き取ります。その際、歯が浮くような“ギャギャー”という音を発します。ほとんどの人がギョッとしてこの音のする方向をにらみます。
でも、55年もチェロを弾いているわたしには、この音は快感です。「今日の練習が終わった」という安堵感でホッとできるから、この音が大好きなんです。
で、アマティの話です。
アマティはわたしのチェロの練習中、チェロの足元に寝転んでおとなしくしています。音楽の練習というものは聞いて居て[快感]とはほど遠いものです。だからアマティは音には無頓着なんだと決めつけていました。
しかし、練習中熟睡しているアマティも、この松ヤニを拭き取る音には飛び上がってわたしをにらみつけるのです。どうやらアマティにも好きな音と嫌いな音の区別は付くようなのです。その様を見ると少し安心しました。
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