静大音楽科卒業生の寄せ書き
今春卒業する学生達からの寄せ書きが贈られてきた。彼らから招待のあった謝恩会を欠席してしまったので郵送の手間をかけてしまった。
わたしはこの手の“よせがき”は好きでは無い。毎年のことながら、読みながらムズムズとくすぐったくなってくるからだ!その“こそばゆい”思いをしなければならないのが好きで無い!
しかし、今年の寄せ書きは今までとチョット違っていた。
まずは、余白にチェロの絵が描いてあって、さらに数羽の「白鳥」の絵が描かれている。今のわたしの研究テーマである「白鳥の渡りの経路と白鳥神社の相関」にタイムリーなイラストなのだ!
さらに驚いたのは、この卒業生たちは、わたしの退職と同時に入学したのだが(授業は非常勤講師として半年間講義を受け持った)、受験の時にはわたしのことを[恐いおじさん]と映っていたようだ!
その他、相変わらず歯の浮くような文章が続くが「先生が笑ったときにできる顔のシワから、人生を楽しんでいる人の笑い方だと感じられた」とか、「音楽科の男の子達は、松下先生の生き方や考え方やセンスをとても尊敬していて、男が憧れる男ってかっこいいんだなぁと思って見ていました」等、ずいぶん細かく観察された節もうかがえる。
なにはともあれ、照れくさい中にもこれだけ持ち上げられると悪い気はしない!すでに皆さんにお礼を言う機会を失ってるが、関係者がいたらよろしくお伝え願いたい!
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