作手歴史民俗資料館資料 [白鳥飛翔線と白鳥地名]
以前から作手歴史民俗資料館の資料は取り寄せていたのだが、実際に寄ることができて、更に多くの資料を入手できた。
この飛翔線のなかでも、もっとも興味を持つのはシベリアから石川県の和波と浜名湖を結ぶ線で、途中に作手がある。図では作手にはハクチョウの飛来地になっていないが、浜名湖は飛来地になっていたようだ。「白鳥」の地名の数は全国一でもある。
ところで、白鳥(ハクチョウ)とは何者なのか?
はたしてわたしが願掛けしてる「swan」なのか?白鳥や鶴の古称である「鵠」?
どちらにしても白鳥とは「カモ科の水鳥の総称」であり、もしかしたらサギ科の白い渡り鳥も含まれるかも知れない。
昔は鳥類の分類が科学的に体系を立てて行われた訳ではないので、ここでは「大型の白い渡り鳥」(swanを含む)と考えるのが妥当か!?
村人達は大きな白い鳥が家族単位でV字編隊を組んで空を飛ぶ様子を見て、その美しさと雄大さと神々しさから神とあがめたことは容易に想像が付く。
そんな作手村に白鳥神社が全国一である11社も存在することも、何となく理解できる。
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