3種のエンドピンを数ヶ月使ってみて・・・・・・・・!
左は真鍮、チタン、タングステンを三重にした棒をエンドピンにしたもの。この発想と技術に感動して購入した。商品名はトリプルブリランテ。クリックして拡大すると構造がよくわかる。右はカーボンを使って鍛金家仲村渉氏に製作願ったもの。
従来使っていたエンドピンは(写真はない)エンドピン「シングルアイ」の試作品と思われる。
チェロはエンドピンによって音や鳴りが違うことは聞いてはいたが、これだけ違うとは思わなかった。ただし、どれが自分の楽器に一番相性がいいのかを判断するには時間を要する。したがって5ヶ月間じっくり使って試してみた。
〖結論〗
・普段使っているチェロには、いままでどおり鉄に焼き入れしたエンドピンを使う
・タングステン製はサブのチェロ「E. H. Roth」に使うと能力を発揮する
・トリプルブリランテはお蔵入り
トリプルブリランテはよく鳴るがわたしには音色に個性がありすぎると感じる。高音に輝きが無い。タングステンはわたしの楽器のパワーについてこれないが、E. H. Rothとは大変相性がいい。それに対して従来のエンドピンはパワーと音色はSTOSSと大変相性がいい。両膝と胸の3点に楽器の振動がびりびり伝わってくる。
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