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2012年11月14日 (水)

わたしのチェロ弓のプロテクター

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わたしがメインで使っている弓は[A. VIGNERON(1851-1905)]です。製作年は不明です。A. VIGNERONの没後107年経っています。そしてわたしが購入したのは1963年ですからちょうど50年間わたしの愛用の弓として共に過ごしてきました。(ちなみにチェロ:Martin Stoβ of Vienna (1778-1838) はわたしの元で40年です)

1枚目の写真の背中はすり減っていて丸棒のようになっています(本来は六角形)。 この弓の背の部分はまだ10年や20年は持つでしょう。その頃にはわたしはチェロが弾けなくなります。

2枚目の写真は親指が当たる箇所です。すでにえぐれてしまって、毛箱の金属が当たって親指の肉を挟みそうです。これは何とかしなくてはなりません。

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そこで、わたしは20年ほど前からゴムチューブを被せています。ゴム屋さんで8mmのチューブを買ってきて右の写真のようにはめ込みます。この方法は大変グリップがよく滑らず持ちやすくしっかり保護されてとてもいい方法だと思います。(毛替えはこのままできます)

20年間使ってみて、腐食やカビ、金属部分のサビ等、問題は起きていません。

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