本物の“栗粉餅”がたべたい!!!
もう5年ほど前だろうか?かっての卒業生とそのお母さんが「本物の栗粉餅をたべる会」を開いてくださった(岐阜市内)。その味があまりにも衝撃的で、その後毎年その会を開いていただいている。
本物とは何か?それはできたての栗粉餅のことである。感覚的には栗粉餅は「1分経過するごとにまずくなる」。科学的にはわからないが、栗粉や砂糖が湿気を呼んで酸化が始まるということだろうか?
茹でた栗をスリコギでつぶした後、裏ごししたものが左上の写真です。ふんわりして軽く栗の素敵なカオリがします。
右上の写真は小さく切ったお餅に栗粉の着物を着せます。
いま、このときが栗粉餅の完成で、栗粉餅が一番おいしいときです。このときを逃しては行けません。栗粉餅が最も輝いている一瞬です。
わたし達はこの時を迎えるために大変な作業をしながら栗粉餅を作ります。たべながら造るのか?造りながらたべるのか?何が何だかわからなくなる一瞬が、栗粉餅の神髄です。
左上の写真は栗粉餅の完成です。至福の時です。 右上の写真は、裏ごしする前のスリコギでつぶしたものを絞ったものです。これを岐阜〜飯田あたりでは「栗きんとん」と言ってます。これは栗の粒が残ってますので、カオリは栗粉餅よりも長持ちします。これもとてもおいしいです。
しかし、なんと言っても一度このできたての栗粉餅をたべたら「どんな苦労をしてでもまたたべたくなる」逸品です。
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コメント
出来立ての栗粉餅美味しそうです~
一度は味わってみたいものです!
投稿: HiroKen | 2012年10月17日 (水) 12:10
木曽福島には「栗子餅」というのがあるけど、全く別物です。
栗子餅もおいしいけど、栗粉餅はもっとおいしいです。さらにできたてはもっともっとおいしいです!
投稿: yopi | 2012年10月17日 (水) 12:20