栗粉餅のシーズンになりました!
今回の旅行のもう一つの目的は秋の味覚“栗粉餅”です。
通常、栗製品は冷凍で販売するのですが、中津川の恵那福堂では年に8日間だけ生売りします。
今日がその初日なのです。
この栗粉餅こそ、わたしが毎年(11月頃)岐阜市に行って、栗粉餅を造る手ほどきを受けながら造りながら食べる栗粉餅なのです。今年もご招待を受けているのですが、待ちきれずに食べてきました。
栗粉餅は栗を蒸して粉にした上で餅にまぶしたお菓子です。くりを粉にするので分刻みで酸化します。だから言い方を変えれば分刻みでまずくなります。そんなデリケートなお菓子なので、お土産にはなりません。
では、造りながら食べる栗粉餅との違いを述べてみます。
1、餅が大きすぎる。わたし達が作るものの倍です。一口では喰いにくいです。
2、餅が甘すぎます。砂糖を入れると餅が堅くなりにくいのですが、これでは甘すぎます。
3、栗粉がしっとりしていない。粉ですから乾燥しやすいです。乾燥する前に食べないと!
4、栗粉が荒い。細かい目を使うと作業がスゴク大変だから仕方ないですね!
5、栗の香りがない!空気に触れるからどうしてもカオリが飛んでしまいます。
あぁ、本物の栗粉餅が食べたい。作り立ての栗粉餅が食べたい!
最後の写真は「おこげ」といいます。栗粉餅ではなく栗きんとんを造るときに鍋にこび付いたものです。
これは予約した人にサービスで配られるものですが、これがとてもおいしい!食べ出すと止まりません!
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