チェロのエンドピン(足)
先日、チェロのヴォルフキラーを取り寄せて試しに使っていることを7/25に書いた。
同じ会社でおもしろいエンドピンを宣伝していたので、ついつい取り寄せてしまった。
何がおもしろいかというとエンドピンの材質がタングステン+チタン+真鍮の材質を用いて1本の足を作っていることにある。(左の写真を見ると構造がわかると思う)
それぞれ3者の材質のエンドピンは音がいいという話しは聞いたことがあるのだが、それを3種類使って作ってしまったアイディアと技術に敬意を払う意味で取り寄せてみた。この製品の名前をトリプル・ブリランテというのもそそられる。
現在、このエンドピンを使って弾き込んでいるところだが、ブリランテという音色にはなっていない。低弦はよく鳴るようにはなったがその反面音色が作りにくくなった気がする。また同社のヴォルフキラーをC線に装着した時の音色と似ている。さらにヴォルフトーンが目立つようになったのは、楽器が鳴るようになった証拠か?
従来のわたしのエンドピンは友人が作ったもので、鉄を焼き入れしたもので、とてもバランス良く鳴っているのだが、何十年も使っているので慣れ親しんでいる感がある。
新しい物は低弦を無理矢理鳴らしているような気がしているが、もう少し弾き込まないと何ともいえない。
しばらく弾き込んで、できれば誰かに聞いて貰いたいと思っている。
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