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2012年7月25日 (水)

チェロのヴォルフトーン

_7817_4弦楽器、特にチェロには強烈なヴォルフ(ウルフ)トーンがある。弾いた音とボディーとの共振が原因だといわれている。
良く鳴る楽器ほどヴォルフトーンが出やすいといわれる。わたしの楽器はそれほどひどくは出ないが、それでもG線のE、F、Fis 辺りに発生する。E→Fis の音に発生するという意味ではなく、日によってその辺りで発生する位置が違うから始末が悪い。楽器の調整で治るともいわれるが、完璧に除去はできないしやはり日によって違うからなんともいらだたしい!その共振を止めるために弦に重りを取り付けて(ヴォルフキラー)バランスを崩すことによって共振を防ぐアクセサリーがあるが、使ってみても楽器の鳴り方を押さえているようであまり気持ちのいいものではない。
まぁ、チェロの宿命として仲よく付き合っていくしかない。

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ところが「チェロソナタ 第3番 イ長調 作品69」(譜例)の冒頭部、二つ目の[E]音でごくたまにヴォルフトーンが発生するのだ。この部分は[non vibrato]で弾きたいと思うと、たまにでもヴォルフトーンが発生すると困る!
それで、音の響きを抑えないゴムを使わないヴォルフキラー「ピュア ブリランテ(写真1)」を取り寄せてみた。
使ってみると確かに響きを損なうことなくヴォルフを抑えることができる。音色改善にも効果があると書いてあるが、確かに響きを損なうどころか響きを増長していることも確認できる。
ただし、豊かな響きも音によってムラがあり、ヴォルフトーンの位置も日によって変わるから、調整に手間がかかって、めんどくさがりのわたしに相応しいとはいえない。
この曲の本番当日にどうしても[E]音にヴォルフが発生したら、ポケットから取り出して取り付けることを考えるべきだろう。


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