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2011年11月19日 (土)

奇蹟の栗粉餅

現職時代の卒業生が「今年も栗粉餅を食べましょう」と誘ってくれた。
「栗粉餅を作りながら食べる」というまさに“つまみぐい”の文化である。わたしも3年目なのでかなり慣れてきている。その喜びのために岐阜市まででかけてきた!
栗粉餅とは一言で言えば静岡の「安倍川餅」のきな粉の代わりに栗粉を用いたものである。でも、菓子としては安倍川餅とは格が違う!

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_46121枚目は蒸かした栗をスプーンでかき出したものである。
この栗をすり鉢でつぶし砂糖を加えて裏ごしする。ここまでにかなりの企業秘密があるので示すことはできないが、2枚目の写真が裏ごしされたきれいな栗粉である。これをそのまま絞れば「栗きんとん」となる。

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お餅に栗粉をまぶせば栗粉餅の出来上がりである。
これが裏ごししたばかりの栗粉をお餅にまぶしたものだ!これを口に放り投げる。
ここで奇跡が起こる!栗粉のかおりが口の中で広がったと思うまもなくシュワッと溶けるのだ!
こんなことはここ3年間無かったことである。ここの主もそのおいしさに驚いている様子!
ただし、この奇跡は裏ごししたての数十秒間だけの出来事だった。もちろんそれ以降もおいしいのだが、この奇蹟のおいしさを味わったのはつまみ食いが可能な極少人数だけに限られる数十秒間の幸せな時間だった。
きょうは暖かかったが朝から雨が降っていた!その日の気温・湿度・状態とかでお菓子にも変化が生じるだろうが、このような奇跡は何度起きてもいい!
なお、裏ごししたのは6回だったので、奇蹟はその都度6回起きたことになる。!

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