ハガクレツリフネ(エンシュウツリフネ)
昨年見つけたハガクレツリフネを見に茶臼山にやってきた。
この花、葉隠釣船と言って、葉の下に隠れて咲く釣船草なので、見つけるのがとてもやっかいな花なのである。普通の赤紫のツリフネソウは沢山見られるが、ピンクで地味なこの花を探すのは大変。
「確かこの辺だった」と信じて探さないと「今年は咲かなかったのかな?」という結果になってしまう。
ここでは普通のツリフネソウも混生しているので、写真にも写っている。昨年はこの辺りにキツリフネもあったのだが、今年は激減していた。
茶臼山にはアケボノソウの群落が何カ所かある。これまた、おもしろい不思議な花である。
昨日のシデシャジンも変わった花だが、ツリフネソウ、特にハガクレツリフネ、アケボノソウなど、神が遊びながら「こんな花があってもいいかな?」なんて思いながら創造したのではないかと思わせる楽しい花が沢山ある。(9/16)
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コメント
茶臼岳、エンシュウツリフネソウにアケボノソウ・・・昨年、岐阜の花友さんに案内いただいた場所と同じかも?と思いました。
まさに創造主のみが成せる技としか思えない花たちですね。気の遠くなるほどの年月を積み重ねて進化し辿り着いた、究極の形と色。そのすべてにそうなった理由があるのでしょうが、我々凡人には図りかね、ただそれを愛でるのみですね。
投稿: HiroKen | 2011年9月18日 (日) 09:12
こういうセンスにあやかりたい!
というかぁ、ただただひれ伏すのみですね!
投稿: yopi | 2011年9月19日 (月) 09:17