大荒れの佐渡
ある程度は予測していたものの、こんなにひどくお天気が崩れるとは思っていなかった。
オオミスミソウは皆咲き出してはいるものの、花びらを固く閉ざしたままだった。オオミスミソウは一旦花を閉じると萼が包んでしまうのか、あの宝石のような輝きを全く伏せてしまうので見つけることすら難しくなる。シュンランは寒さにも雪にも負けずほほえんでくれた。カタクリもほとんどが閉じていたが中にはこのように向かえてくれるモノもいた。コゴミやフキノトウは沢山あった。コゴミは静岡では馴染みがないが、湯がいて食べるととてもおいしい。ちなみにフキノトウは黄色である。だからみるくて大変おいしい。
里の桜は満開。素晴らしい美しさだった。山の桜の頃、オオミスミソウは見頃を向かえる。
ドンデン山から金北山まで山裾で結ばれる林道がある。この道に入ってみたらまだ雪解け後の春の整備が終わってなく、落石や倒木でえらい目にあった。特に写真の倒木は大変だった。幸いクルマにナタを積んであったので、何とか枝を払い落とし、路肩の側溝を埋め、整地してクリアすることができた。久々のジーピングである。
結局ドンデン山で雪。金北山で雪。翌日はあさから平地でも雪。仕方なく今回の佐渡旅行をあきらめ、両津港に向かいフェリー乗り場に並ぶ。フェリーに1番で並ぶのは今回が初めてである。ここでも雪交じりの雨に痛めつけられた。
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