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2011年4月

2011年4月30日 (土)

登山犬“Hana”の闘病日記

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Hana_2980癌を告知されて4日目。
わたしが見落としていた“Hana”の癌はこれだ!今まで全く気付かなかったが確かに腫瘍は確認できる。
左の顔の口元。拡大したのが2枚目の写真。これが口腔内悪性腫瘍である。
今日の“Hana”の様子は特に変わりはない。腫瘍から出血することもない。

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2011年4月29日 (金)

クイックシュー

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_2971左側が今回購入した梅本製作所のSG-80で、右側がいままで気に入って使っていたVelvonのQRA-635Lです。 Velbonのいいところは大変軽いこと、カメラ取り付けプレートのネジに専用ドライバーが附属していること、水準器が2つ付いていることなどでしょう。ところが先日、山の中でこのドライバーを無くしていることに気付きました。三脚を使わない時にはおよそこのプレートが邪魔になることは以前から思っていました。専用ドライバーがあるから気楽に付けたり取り外したりしていたのですが、それを無くしてしまうとおよそ始末が悪いことに気付いたのです。
山から戻り、カメラ同様にホールドの良い、取り外し不要なクイックシューはないものかと探し回りました。そして見つけたのが左側のUMEMOTOの製品です。

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_2978UMEMOTOの寸法はVelbonよりも一回り小さいが重量(シュー本体とプレート)は35g重い。山登りでの35gは正直言ってつらいものです。できれば軽いに越したことはない。
しかし、それ以上にこの製品の手触りはホールドするときの喜びがあります。クイックシューがカメラの一部となっていると言っても大げさでなく感じるほどです。

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2011年4月26日 (火)

口腔内悪性腫瘍(メラノーマ) 癌宣告

Hana_7573この写真は4/24、佐渡の石花からマトネに向かう登山道での“Hana”である。久しぶりの山歩きにスキップをするように喜んで歩いていた。
翌日静岡に戻り、26日動物病院に行ってみた。時々口から微量の血がにじむことがあったが歯槽膿漏かなと思っていた。
診断・血液検査の結果、悪性の腫瘍(癌)であると宣告された。メラニン色素の細胞が癌化して口腔内の粘膜に大きな腫瘍ができていた。外からは全く気付かなかった。いつからできていたのかもわからない。突然の宣告は頭を後からガーンと殴られたようだった。
手術は可能だという。しかし、腫瘍の回りまで大きく切り取らねばならないという。唇までも。あるいはあごの骨や舌の場合もあるらしい。さらに追い打ちをかけるように「がん細胞が転移している可能性が高い」という。
人間推定年齢100才を越す“Hana”にはたして手術は必要か?
なお、放置しておけば癌は全身に転移し、口から血を垂らし口臭もひどくなるらしい。
これらの条件を勘案すれば、もしわたしの身の上に起こったことならば手術は受けない。一切の延命治療も遠慮する。その考えを愛犬に適応していいのか?

Hana

15このブログのタイトル「HanaHana日記」はもともとは1997年3月5日に“Hana”がわたしの子どもになった日から書き綴られた「Hanaちゃんの育児日記」冊子から始まる。大人になった“Hana”を育児日記とも言えず、1999年8月7日からは「はなはな日記」として継続。2006年1月から「HanaHana日記」としてこのブログが“Hana”との生活を綴ってきた。そして今日この日から「Hanaの介護日記」が始まるのかも知れないと思った。
しかし、今現在“Hana”は外見からは癌であることはわからない。今後大なる不安を持って見守っていく覚悟をしつつある。

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2011年4月25日 (月)

戸隠のミズバショウ  2011.4.25

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佐渡をあきらめ本土に入ったら急速にお天気は回復した。そのうち青空になってきたので、佐渡の帰りによく寄る戸隠のミズバショウに囲まれて車中泊をすることになった。
ところが戸隠を登るにつけ空模様が怪しくなり、ミズバショウガ咲く湿地に着くともう吹雪状態。
除雪も全く進んでおらず、さらにはミズバショウは本当にまだ咲き出したばかり。これでは寒いだけで何も楽しめないと考え、そのまま自宅に向かった。
今回は徹底的にツキを落とした旅行だったが、まぁ、こんなこともあるだろう!

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2011年4月24日 (日)

佐渡の雪割草   2011.4.24

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実は滞在していた丸一日、雨と雪と寒さのためオオミスミソウは堅く花びらを閉ざしていた。
仕方なしに高度を下げ、新天地を探し回ったあげく、やっとこれだけの開花した雪割草と出会うことが出来た。今回は本当についていない旅行だったが、これだけ見れただけでもヨシとしなければならない!美しい花たちだった!

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登山犬“Hana”

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Hana_7579最近“Hana”は年を老い、とても登山犬と呼べる状態ではなくなっていた。
もう14才を超えているから無理もない話であるが、クルマで出かけるときは一緒だが、山に登るときはクルマでお留守番するのが常だった。
今回はごく軽く歩くだけだったので、“Hana”をクルマから降ろしてあげたらアラアラ不思議!なんということ!“Hana”がスキップしながら山道を登って行くではないか!
“Hana”はやっぱり登山犬だと思った。いままでの630山も登っている名登山犬だと思った。
山に入ったときの目の輝きが違う!いつもの“Hana”と全く違う!

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ホタルイカの軍艦巻き

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直江津(上越)を通るとき、どうしても寄らねばならぬ海鮮寿司「富寿司」がある。
特にこの店で覚えた“ホタルイカの軍艦巻き”は絶品!1年間待ちに待ったシーズンである。こんなに新鮮なホタルイカは静岡では食えない。
海苔の軍艦巻きもこの店のオリジナルかも知れない。磯海苔の軍艦巻きである。
平目はポン酢と醤油があり、どちらも大変うまい。これもなかなか食うことができない。
トロサーモンという言葉もこの店で覚えた。

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笹川餅屋の“笹団子”

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Dscn4892佐渡に通い出して10年以上になる。その間フェリーはほとんど直江津ー小木航路を使っていた。その方が近いし安いし小木の七右衛門の蕎麦が食えるからである。が、今はフェリーの便が減り、そうはうまくいかなくなり、新潟ー両津間を使うことが多くなった。
しかし、10年ほど前に新潟で笹団子を食べたあのこしあんの味が忘れられないでいた。
幸い、急遽フェリーに乗ることになったものだから新潟便しかなく、笹川餅店をカーナビに入れたら港のすぐ側であることがわかった。そうして10年ぶりでこの味を味わうことができた。むかし通りおいしい笹団子だった。

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佐渡の栃餅

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_2937佐渡でどうしても食べなくてはならないモノの一つがこの栃餅である。
栃餅は結構いろんなところで食べることができる。しかし、佐渡の田中餅店の栃餅だけは別格である。
トチの味、トチのかおりがとても上手に処理されていてたまらなくおいしいのだ!また、サラシアンが上品でおいしい。わたしはおはぎの方が好きである。

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大荒れの佐渡

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ある程度は予測していたものの、こんなにひどくお天気が崩れるとは思っていなかった。
オオミスミソウは皆咲き出してはいるものの、花びらを固く閉ざしたままだった。オオミスミソウは一旦花を閉じると萼が包んでしまうのか、あの宝石のような輝きを全く伏せてしまうので見つけることすら難しくなる。シュンランは寒さにも雪にも負けずほほえんでくれた。カタクリもほとんどが閉じていたが中にはこのように向かえてくれるモノもいた。コゴミやフキノトウは沢山あった。コゴミは静岡では馴染みがないが、湯がいて食べるととてもおいしい。ちなみにフキノトウは黄色である。だからみるくて大変おいしい。

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里の桜は満開。素晴らしい美しさだった。山の桜の頃、オオミスミソウは見頃を向かえる。
ドンデン山から金北山まで山裾で結ばれる林道がある。この道に入ってみたらまだ雪解け後の春の整備が終わってなく、落石や倒木でえらい目にあった。特に写真の倒木は大変だった。幸いクルマにナタを積んであったので、何とか枝を払い落とし、路肩の側溝を埋め、整地してクリアすることができた。久々のジーピングである。
結局ドンデン山で雪。金北山で雪。翌日はあさから平地でも雪。仕方なく今回の佐渡旅行をあきらめ、両津港に向かいフェリー乗り場に並ぶ。フェリーに1番で並ぶのは今回が初めてである。ここでも雪交じりの雨に痛めつけられた。

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佐渡/犬連れ車中泊旅行

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ここは車中泊をしたハイウェイオアシス。この時期最も美しい道の駅だ。
ところが実際には土曜日の夜19時頃ここについて午前3時には出発しているので、この光景は目にしていない。
この写真は翌日月曜日の帰りに写したものである。ハイウェイオアシスとはいい名前を付けたものである。
2枚目の写真の背景は根子岳のようだ!左側は四阿山か?

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ここはわたしが毎年、車中泊に利用している海岸である。
朝6時には金北山が見事に見えていて、喜んだのもつかの間、朝食を食べる頃から雨空に替わってしまった。
その後も低気圧が居続けるようなので、佐渡で3泊の予定を切り上げ、長野県の戸隠に向かうことになる。

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2011年4月19日 (火)

甲斐の国で見た“カイコバイモ”

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_7531わたしはうつむいて咲く花が好きだ!
このカイコバイモもしっかりうつむいているところが大変気に入っている。
かなり地味な花だと思うが、色にしろ形にしろ押しつけがましいところが無いところがいい!
これでどうして虫の気を引けるんだろうと思うのだが、そんな頼りなさがさらにいい!

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1枚目の写真、まだ生まれたてと見える。ものすごいおチビちゃんである。
地面から1cmもはなれていない、スレスレのところで咲いているのがかわいい!
2枚目の花を見てください。まるで脱皮したばかりといったような美しいピンク色です。

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2枚の写真はカイコバイモの群落を撮ったつもりです。
どちらも4〜5株の花が咲いています。こんなに咲いているのを見たのは初めてです。

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身延山久遠寺奥之院思親閣

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_7492_2カタクリを見に来たのだが、まだこんな状態!
なかにはあわてん坊のカタクリがいるのではないかと思って、あちこち歩き回って探したのだが、花芽すら見つけることができなかった。
北岳や七面山の雪の風が吹き下ろしていたから、まだかなり寒かった。咲き出すのはまだまだ先だろう。
この不気味な花はハシリドコロ。毒草も最右翼だという。これを喰うと辺り構わず走り出して止まらないという。ほんとうかなぁ?

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2011年4月17日 (日)

カイコバイモ

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俗名「清水のマッターホルン」といわれる山にカイコバイモが咲いているという話を聞き、出かけて見た。
見つけることはできたが、リハビリを兼ねての散策だったので、コンデジしか持っていかなかった。
花数が少なかったのは遅すぎたのか早すぎたのか?こんなにお天気がいいのに花が開いていないのは時期が早すぎたのか?2枚目の写真は肩が少し張りすぎていないか? う〜ん、むずかしい!

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ヒル対策

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_2876今日行く山はヒルの繁殖がすごいという。
わたしはヒル害にはかなり会っている。あんなに嫌なものはない。2度と味わいたくない。
そこで、本日講じた対策はこんな具合である。
まずは愛用のスパイク付きのゴム長靴。久しぶりにゴム長を履いたが、足首がしっかり固定されてとても歩きやすかった。夏、蒸れさえしなければ1年中履きたいと思ったほどだ!
このゴム長にたっぷりヤマビルが嫌うエキスをスプレーして出かけた。
結果としてヤマビルの害は無かった。が、少し心配しすぎたかも知れない。
わたしの経験ではヒル被害は雨降りの登山か、前日までの大雨で登山道が湿気ているときだけである。こういうときは登山道をあの小さい体をスプリングにしてピョンピョン跳ねて登山靴やズボンに飛びつこうとしているのがよく見える。あぁ、イヤダ!アレに食い付かれると血を吸われてアゲハチョウの5令幼虫(いもむし)のように膨れあがるんだから!しかも傷跡からはいつまでも出血が止まらないし!

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腰痛・膝痛持ちの山歩き

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わたしは腰痛・膝痛で、この1ヶ月近くほとんど山に登っていない(ごく軽い山にしか登っていない)。
しかし、山登りには最適のシーズンだし、花を追いかけているのでそんなことを言ってはいられない事情もある。
そこで、ザックには重い接写用の三脚をやめてしっかりしたストックを2本くくりつけた。デジ一もやめてコンデジにした。そしてスポーツタイツを履き込む。タイツは3本持っているが今日は一番涼しげなものを着用(写真のノースフェースのものは絶版とか)。さらに膝用サポーター。このサポーターはわたしは大変信頼している。これを着けていて痛くなったことはない。今回はタイツを履いているので予備として左膝用を持参。
結果はタイツだけで、ストックもサポーターも使わずに無事下山できた。これなら三脚もデジ一も持って登れそうな気がする。

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2011年4月16日 (土)

静岡市内のミズバショウの自生地

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_2835_2自生地の定義をわたしは詳しく知らない。
この高山の池のミズバショウは元からここに自生していたわけではない。一時はイノシシの害から人の保護(ネット)を受けたこともある。しかし、それから20年近い年月を経て、ここのミズバショウは今、ほぼ自生していると考えて良いとわたしは思っている。
ここのミズバショウの特徴は、葉がやたらと大きいことである。普通は花が終わってから葉が大きくなるのだが、気候が暖かいからかこんなに大きくなっても花は新鮮である。
毎年見に来ているが、今年も沢山の花(苞)を付けてくれた。

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牛ヶ峰の花

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スミレの花が沢山咲いていた。なかでもアケボノスミレは大好きな色だ!
かわいい色である。
3つ目は山頂に咲いていたニオイタチツボスミレ。

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Photo途中、イチリンソウの大群落があった。
まだ咲き出したばかりだったが、ツボミは沢山あった。
クロモジの花もこれだけ咲きそろうと見事!よく見るとカワイイ!

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「牛ヶ峰」貸し切り/登山犬“Hana”

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_2852牛ヶ峰(高山)山頂の山桜が気になって、老犬“Hana”には気の毒とも思ったが登ってみた。“Hana”は思ったよりも逞しく登っていった。山頂に着いたら誰もいなくてわたしたちの貸し切りだった。大桜は3分咲といったところか?まだ数日早すぎた。
“Hana”が勝手に歩き回ってるので呼ぼうとしたら、なんと“Hana”ではなくニホンカモシカだった。こんなに近くに出るとは思わなかった。

カモシカはわたし達がいるのを知って出てきていた。ジ〜ッとこちらを観察している。
もう少し近づこうと歩いて行ったら、急に走って行ってしまった。

カモシカもいなくなった広場で、“Hana”はのんびり歩き回っていた。
この桜、満開になると素晴らしいのだが!

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出町/出町ふたばの“豆餅”と烏丸五条/今西軒の“おはぎ”

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_2872昨日、デパートの京都展に買いに行ったらすでに「整理券の配布は修了しました」とのこと。こうなるとどうしても喰いたくなってしまう!
今日の朝、8:30から並び9:30に整理券発行してもらいやっとその権利を得て、15時過ぎに買いに行って来た。
昨今の生菓子はどれも甘みを抑えて上品に作り上げているが、さすが伝統の生菓子だけあってとても甘いが、それがうまい!これこそ昔ながらのアンコの味である。
我が生涯ではじめて整理券を手にした一瞬だった。
豆餅は50セット、おはぎは30セットの限定品。これは値打ちものだぞ!

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2011年4月15日 (金)

京都展 “いづう”の鯖姿寿司

_2825各地のおいしいモノを喰いあさっているが、この“いづう”の鯖姿寿司も最もおいしいものの1つである。
各地の鯖寿司を喰ってみるが、京都いづうの鯖寿司はネタとシャリのバランスがとてもよくて食べやすい。
また厚い昆布が醸すかおりと味がすばらしい。押し寿司としては超一級品である。

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下駄

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_28203才のマゴが、幼稚園に入園以来はじめてわが家を訪れた。なんと下駄履きである。
わたしの時代は下駄は当たり前の履き物だったが、普段はゴム草履だった。しかし今時の下駄はしかも子供用の下駄はめずらしい。
よく見ると泥だらけ!バス登園も遊びも裏山登りもいつも下駄履きだという。
これはいい!これは愉快だ!いつまでも下駄履きで成長して欲しいと願う。冬になっても裸足に下駄がいい!

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2011年4月13日 (水)

ニリンソウ(二輪草)

G_7489_2いまは「雑草」の定義もうやむやとなりつつある。雑草といえどもいじらしく花を咲かせているからかも知れない。
また「花摘み」という隠語も、下手な言い方をすればにらみ付けられかねない。すでに雑草も花摘みも死語となっているかも知れない。
わたしの父は洋画(油絵)を描き、母は日本画を描いていたので山に登った帰りには山野草の花を持ち帰ると喜んで作品にしていた。
しかし、それも昔の話しで、いまは花を摘むこと自体かわいそうだと思うし、そこに咲くのが一番美しいと思うし、あまり勧められることではない。
ただ、この二輪草だけはわたしは自分の掟を破ってしまう。まぁどこにでも咲いている雑草の一種ではあるが、大変カワイイ花なので大好きだ!1本の茎から2輪の花を持つことが名前の由来だ。上の花が先に咲き下のツボミがまだ開かない状態が一番カワイイ(写真の2輪草は両方とも開いている)。白い花は萼だがこの熊(くんま)の2輪草の萼はピンクが強い!これがまたかわいい!
草むらにしゃがんでこの花を摘む老人の姿はさぞや滑稽であろう。それに免じて許して欲しい。

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2011年4月11日 (月)

雨生山の“ハルリンドウ”

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リンドウの花は大好きな花の一つですが、春咲くリンドウはことさら好きです。
このハルリンドウのブルーはまさに宝石の色。心が洗われる思です。
でも、よく見るとブルーにもいろいろな色がありました。日が当たればそれだけで色は変化します。そうして見つけたのがピンクのハルリンドウでした。最初に目にしたときにはあ「ん?酸化したのかな?」と思いましたが、よく見るととても新鮮です。
もしかしたら、と思って白花のハルリンドウも探してみたけど、見つかりませんでした。
最後の2枚は花は終わっているけど、色見本です。

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ハルリンドウはこんな具合で咲いています。
回りは藪です。なぜか薔薇の枝が隠れています。日当たりの良いところを好んでいるようです。
目を見張る美しさがあるものの、このように藪の中で咲いているので、余程注意していないと見つかりません。
なお、夕方、日陰になると花は閉じてしまうので見つけるのは更に難しくなります。

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春のかおりを食す! その2 “百古里庵”

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とてもおいしい“ゴマ豆腐”を食べさせてくれる百古里庵という蕎麦屋がある。わたしはゴマ豆腐は好きで、各地で頂くのだがこんなおいしいゴマ豆腐を他に知らない。
きょうは取れたての「タケノコの刺し身」と「タラの芽の天麩羅」があった。
タケノコは酢味噌か山葵醤油でいただく。いや〜、おいしい!
タラの芽は本当に芽を出したばかりの初ものである。まだ芽も小さい。かおりがすごくいい!

かおりついでにもう一つ。

_2796_2これは今朝ワサビ田で見たサンショの花芽である。
この小さな丸いつぼみが開いて線香花火みたいな花が咲く。
普通は花ではなく新芽を佃煮にして頂くのだが、この花を摘んで佃煮にする方法がある。これはまさに絶品。見事なかおりをそのまま口にすることになる。
なお、なかなか買うことは難しいので、山で自分で採集し自分で佃煮にしなければ食べられない!

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2011年4月10日 (日)

別荘にピアノを搬入

_2765「別荘にピアノを搬入」というタイトルは過大評価である。別荘と行ってもわたしの持ち物ではないし、第一別荘と呼べるシロモノでもない。正確には親戚の「山葵田管理小屋」というのが正しい。親戚のご厚意で自由に使わせていただいている。
ピアノと行ってもグランドビアノ(普通はピアノと言えばグランドピアノを指す)でも、アップライトピアノでもなく、電子ピアノである。
でも、このピアノが入ったことでこの小屋も様相がガラリと変わった。使い方も替わってくるだろう。このピアノは犬仲間のご厚意で設置することができた。
いつの日か、田舎のこの小屋で「音楽合宿ができればいいなぁ」と思っている。(以前、チェロ合宿はやったことがあるし、音楽教育合宿は今も毎年行われている)

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谷津山の桜

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選挙はする予定はなかったのだが、谷津山の桜を見に行きたくて、そのついでに市長選挙だけ投票をしてきた。まぁ、誰がなっても同じなのだが、なって欲しくない人が多い中、苦肉の策である。
投票を済ませた足でそのまま谷津山に登る。谷津山の桜もやや老木化してきたが、新鮮な美しさを醸していた。青空だともっと素敵なのだが!

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2011年4月 9日 (土)

寺平誠介先生特別遺作展

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母は2人の息子たちを育て上げた後、日本画家 寺平誠介に師事し情熱を注いでいた。
偶然「遺作展」が行われていることを知り、連れて行かざるを得なかった。
場所は旧静岡市役所(webでは静岡市役所本館)1階の市民ギャラリーである。土曜日ではあるが市役所に電話したら、車椅子の設置と表玄関前の車入れの確認が取れた。荘厳な玄関に薄汚い軽自動車はなんともアンバランスだったが、そんなことは言ってられない。
先生は亡くなって10年近いが、その頃が母の青春だったかも知れない。
母は懐かしそうに、いつまでも先生の絵を見つめていた。

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2011年4月 7日 (木)

ハイエースのフロントガラスに飛び石が!

_26923/31、新潟から能登に向かう雨の北陸自動車道を走行中、飛び石を受けた。ほぼ垂直に立つハイエースのフロントガラスは飛び石をよく受ける気がする。この日はわたしもスピードを出していることもあってダメージも大きかった。
自宅に帰ってから、フロントガラスの交換にするかリペアにするかずいぶん迷った。飛び石の場合はもちろん保険が適用されるし、等級が下がることもないという。
しかし、問題点が1つある。等級は下がらないが、次の保険の更新までに万一事故を起こした場合は、10万円が免責となるというのだ。更新まで3ヶ月弱あるが、この時期は花を求めて走り回るから、わたしにとっては最も事故率の高い期間なのである。
それを考えたら1万円少々の金額でリペアできるので、自費で払っておいた方が得策だとの考えに落ち着き、今日、リペアを終えてクルマが帰ってきた。
わたしは飛び石を受ける確率が高いようだ。過去にもリペア1回、交換1回の経歴がある。道路が悪いのか?スピードの出し過ぎなのか?

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2011年4月 6日 (水)

久能の石垣イチゴ/食べ放題・摘み放題

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先日マゴたちが来たときにイチゴ狩りに連れて行こうとして、観光農園に立ち寄ったらものすごい金額を言われ、スゴスゴと引き帰したことがあった。そんな話をフと漏らしたら、あるかたがイチゴ農家を紹介して下さり、行ってくることができた。
それが今までに入ったこともないような大型のハウス2棟をあてがわれ、自由に食べ自由に持ち帰っていいという。もちろん真っ赤でヘタの開いた熟したいちごだけを摘み取る。それをそのまま口に運ぶと今までに食べたことの無いようなおいしさが口に広がる。「新鮮なイチゴとはこういうのを言うんだ」と思い知らされる。「観光農園とはああいうのを言うんだ」と思い知らされる。
沢山積み過ぎて、知り合いに配ったり、ジャムを作るのに一汗かいたりしたが、大変楽しかった。岡崎のマゴも連れてきたかったが、今日が始業式ではしかたない!

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初もの/生サクラエビ

_2724生ジラスを買いに「大石しらす店」に寄ったら「初もの 生サクラエビ」の表示有り!
今日が解禁日だったのをすっかり忘れていたのだ。残念ながら生ジラスは入らなかったが、生サクラエビだけで充分!
ワサビ醤油でたっぷり戴いた。震えが出るほどおいしかった!

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2011年4月 3日 (日)

NARUMI/ボーンチャイナのティーカップ/リンツのホワイト・チョコレート

_2704わたしは袋井の焙煎店“まめやかふぇ”に月2回、コーヒー豆を仕入れに行く。いつもは“まめやブレンド”を買うのだが、この日はフと目に付いた「アンデス マウンテン」を買ってみたら、とても上品でおいしかった。
それはともかくとして、まめを買って家に着いたら、鳴海製陶のティーカップが届いていた。なんでこんなものがわたし宛に送られてきたのか記憶を辿ったら、昨年の11月頃だったか、“まめやかふぇ”で目に付いた“リンツのチョコレート”を買った折り、抽選券が付いていたのでそれに応募した景品がこの素敵なティーカップだったのだ。
お正月には“まめやかふぇ”のお年玉プレゼントに当たったり、今回といい、わたしとしては大変珍しくツキがいい。もう少し頻繁に“まめやかふぇ”に通えば、もっといいことがあるかも知れない。

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2011年4月 2日 (土)

猿山のオオミスミソウ  2011.4.1

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能登のオオミスミソウはすごい!すごい数の株が密集している。山全体がピンクに見えるほどだ!
こんな状態は新潟や佐渡では見たことがなかった。
ただ新潟と大きく違うのは、ピンク色が圧倒的に多いことだ。ほとんどがピンクと白の花で、新潟や佐渡のように紫系、濃い赤、エンジ色、青の色は見られない。それが寂しいと言えば寂しいが、花の数には圧倒される。

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猿山のキクザキイチゲ(ブルー) 2011.4/1

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キクザキイチゲは東海地方でも咲いているのだが、白ばかりで青いキクザキイチゲは見ることができない。新潟ではまだ咲いていなかったが、能登ではブルーも顔を出していた。ブルーと言っても株によってその色合いは皆違うからすごい!
最後の写真が白いキクザキイチゲとオオミスミソウである。

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角田山のオオミスミソウ 2011.3/30

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弥彦山系のオオミスミソウは、どこに登っても色とりどりで、まさに宝石箱をひっくり返したようなあでやかさがある。
この花の最もカワイイのは花びらの色とシベの色の配色だ!
神々のオイタとしか思えないような不思議なかわいらしさがある!

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樋曽山のオオミスミソウ 2011.3/30

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この雪割草に毎年会いたくて春になると出かけていき、そうしてまた1年先の春を待ち遠しく耐える。そんな生活を10年以上も続けているだろうか?
それほど思い入れの強い花である。
今年は大変いい条件で花たちに会うことができた。咲き出したばかりで一番新鮮な状態だった。あたりにはまだカタクリも咲き出していない(カタクリが咲き出すとオオミスミソウは終わり)。それに曇っていたことも幸いした。

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2011年4月 1日 (金)

春のかおりを食べる

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ワサビの茎を三杯酢に浸して頂くととてもおいしい。しかし、この茎にワサビの花を混ぜると、ピリリと辛くて更においしい。
いま、まさに山葵の“Hana”が満開なのだ!

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_2700フキノトウも沢山顔を出している。天麩羅もおいしいが、わたしは蕗味噌が大好きだ!

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ニリンソウ

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G_2682ニリンソウも咲いていた!こんなに早く咲くとは思わなかった。
これは浜北区の山の中だが、薄くピンクがかっているのがかわいい!

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モクレンとコブシとサクラと

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帰り道、きれいなところを見つけては休憩を取る。
すでに山も里も春春春。

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能登中島の かき処 “海”

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能登に来たら牡蠣を食べなくては!
しかし、海(KAI)の営業時間は11時から14時。これは旅行者にとってはなかなかの難問。
猿山を降り、カーナビを見たら到着時刻は14時ちょうど。林道をかっ飛ばして向かってたら途中電話で停止せざるを得なくなり焦る。そのあともカットビ!途中で「必ず2時までに行くから!」と電話。高速道路も使って到着したのは13:57。何とか店に入れてもらえた。
2人で牡蠣20個とご飯と汁を注文。テーブルで自分で焼きながら戴く。
最近は保健所のお達しか、生牡蠣がほとんど食えない。またわたし自身も寄生虫のアレルギーが見つかったので、焼き牡蠣もやむを得ない(以前は焼いたふりして生で食べていた)。いや、焼き牡蠣もそれなりにおいしい。十二分に満足した!

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輪島の朝市

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以前、輪島の朝市に行ったときに“蒸しサザエ”を買った。その時はほんとうは“蒸しあわび”が欲しかったのだが、余りにも高いため断念し「蒸しサザエ」になったのだった。それから3年、再び朝市を訪れる機会を得、どうしても蒸しアワビが欲しいと思ったのだった。
長年の念願が叶ってやっと手に入れた蒸しアワビ!う〜ん、うまい!噛んでいると味がジワジワと出てくる。アワビもサザエもうまい!

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