犬連れ宿「能登観光ホテル」はいい!
以前から一度泊まってみたい宿だったのだが、なんせ能登半島の先っぽでは遠すぎると思っていた。今回思い切って実現したのだが、輪島から30分もかからない距離だったのには驚いた。
わたし達は夕日が海に沈む様を知らない。この光景はオドロキだった。毎日このようにして日は沈むのだった。
宿の前の海岸には真冬なら「波の花」が見られ、“Hana”の写真の後の滝は強風で水が舞い上がり「逆さ滝」とも呼ばれる「垂水の滝」がある景勝地のようだ。
この宿のオドロキは食い物である。おいしいモノが次々運ばれてくる。
最も驚いたのは近海の海草6種をシャブシャブで戴くもの。これは大層うまいだけでなく、6種の味の楽しみが素晴らしい。
いさざの躍り食いもたのしい。暴れるいさざを酢醤油に付けて戴くのだが、これがまたおいしいから不思議だ!
揚げたてのシラコの天麩羅は気が遠くなりそうにおいしい。
ズワイガニが終わってしまったので毛蟹が出てきた。サザエの刺し身も好物。他にも得体が知れないが余りにもおいしいモノが次々と出てくる。
これは能登牛の石焼き。これを見た“Hana”はとうとう我慢ができなくなった。さかんに「くれくれ!」と訴えている。
お疲れだろうと思って、生肉の胡椒をいさざの水(真水だった)で洗ってやり、“Hana”にあげた。3枚目の写真は能登牛をゲットした喜びを体で表現している。
いさざは箸で掴むのが大変難しいことを知った。