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2010年12月10日 (金)

我が家の“松の木”も正月支度

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_5825_2我が家の玄関先には家庭用としては「巨大な」といえる大きな松の木がある。昔は玄関先に松の木を植えたものである。でも、こんなに大きいのは珍しい。
父がこの家を建てたのは1954年である。新築直後大きな松の木を戴いてきて植えたものである。1kmも無いところからの移動であったが、こんな巨木を運ぶトレーラーなどあるはずもない。なんといっても当時の乗り合いバスは薪を焚いて走っていた時代である。
しかし、方法はあった。馬車を使って運んでくるのを小学生のわたしは目を輝かせて見ていたものだ。大きな穴を掘ってなぜかスルメを入れてその上に縄でまかれた大きな根を埋めた。そして土の上から一升瓶の酒をしみこませた。肥料というより「枯れないでシッカリ根付いてくれ」というおまじないなのではないかと思った。
それ以来毎年盆暮れには松の剪定に植木屋さんが入ってくれている。50年以上ずっと続いている我が家の年中行事である。この松を植えてくれた先代はすでに引退し、写真の2代目が跡を継いでいる。
先端は50年前から2階の屋根より低く切ってあるので、幹は年々太くなっている。先ほど計ったら幹回り129cmだった。
2枚目の写真はすでに剪定作業が終わって正月支度が終わったテッペン部分である。
子どもの頃わたしはこのてっぺんまで登り、辺りを見回したものだ。マゴ達はまだここまでは登れない。
この松の手入れをするのに職人が4日かかる。2人で行うと2日で済む。これを年に2回行うと莫大な金がかかる。よくここまでやってこられたものである。父が亡くなってからは年に1回にしたが、母が元気なうちはまだ切り倒すことは出来ない。この木があれば1年分くらいの五右衛門風呂の燃料が出来そうだが、そういうわけにはいかない。

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