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2010年12月

2010年12月30日 (木)

老登山犬“Hana”はよく頑張った!

_316914才になった登山犬“Hana”は、もうソフトな山にしか行けなくなってしまったが、ことしも何とか頑張ってくれた。
1/1「谷津山」、1/2「賤機山城跡」、1/5「茶臼山」、1/10「竜爪山」、1/30「太刀山」、2/21「竜ヶ岳」、3/17「高草山」、4/24「ドンデン山」、4/25「金北」、5/09「金北山」、5/17「箱根/駒ヶ岳」、6/5「千葉山」、6/11「富幕山」、6/12「吉祥山」、6/19「黒岳」、7/3「浅草岳」、8/9「姫木平/南の耳」、8/20「新道峠」、9/25「茶臼山」、10/2「高根山」、10/24「高座山」、11/03「板取山」、11/05「雨生山」、114/27「千葉山」、12/04本宮山/小國神社  以上25座
実は昨年よりも多く登っているのには驚いた。この中でも雪の竜ヶ岳や、吉祥山、下から登った駒ヶ岳など結構ハードな山も含まれている。
“Hana”は普段は一日中寝ているが、一旦山に入ると俄然元気になる。見ていて驚くほどである。しかし、クルマに戻るともうクタクタで家についても身動きしないほど寝込んでいる。
今年の暮れも思うのだが「来年はもう“Hana”と山には行けないかもしれない」。わたしの最高の喜びを取りあげられてしまうさみしさがある。

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2010年12月29日 (水)

犬の白髪

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_5999愛犬“Hana”の写真はアップで何度か登場しているので気付かれていると思うが、ますます白髪がすごくなってきた。
口のまわりはもうすっかり真っ白でわたしと同じである。すごいのは目の回り。こんなところも白くなっている。目は白内障のためか中心部はほとんど見えていないと思われる。老いたものだ!
“Hana”はもともと真っ黒なラブだから、まだ黒い毛は残っている点わたしよりも有利である。わたしの場合黒い毛は白い毛よりもグッと少なくなる。
4本の足は黒ラブが白い靴を履いたように白くなっているのが面白い。またいつか写真を撮って紹介することとしよう!

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2010年12月28日 (火)

暮れの吹奏楽定期演奏会

_0308_5[常葉学園大学ウィンド・サウンズ・アンサンブル]が暮れの押しせまったこの時期に行われた。
指揮者がわたしの尊敬する先生なので、昨年に続き聴きに(見に)行ってきた。吹奏楽を聴くのは大変珍しいことであるが、それなりの楽しさはあって面白いと思った。特によかったのは昨年よりずっと上手になっていることである(パーカッションをのぞいて)。また、指揮者がとても勉強してあったので「あの指揮でどうしてそんな音を出すの?」と思われるところが随所に見られた。
まぁ、でも若者の演奏とはいいものである。充分楽しめた!

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初めて山で見た花 2010

G_3809今年も素晴らしい出会いがあった!
シロバナホテイラン(6/4)、イナモリソウ(ピンク)6/11、ヒメサユリ(7/2)、ナツエビネ(8/29)、スルガジョウロウホトトギス(9/7)、エンシュウツリフネソウ(9/25)の6種だった。
もっとたくさんの初見の花を予定していたが、それは叶わなかった。来年の課題としよう!
この他にも白花のヤマラッキョウ・ムラサキセンブリも見ることができた。アオフタバランやカイコバイモも何十年ぶりかの再開である。いい年だった!

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2010年12月27日 (月)

コーヒーを点てる

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_5968クリスマスの日に袋井の「まめやかふぇ」に寄ってコーヒーを買ってきたので、食後の1杯(実際には3人分)のコーヒーが楽しくてたまらない。
ここでは自分の選んだ生豆をその場で焙煎して貰って買ってくるので、コーヒーを点てるさいの最初の数滴で見事にまめが膨らむ。これが旨く膨らめば膨らむほどおいしいコーヒーができる。
写真はその挽いたばかりの粉がモリモリと膨らみ、泡の中で豆の挽粒が踊っている様子が写し出されている。
もちろん水は水窪の湧き水と熊の湧き水が用意してあるが、きょうは水窪産を使った。そして、そのコーヒーに添えられるのはリンツのホワイト・チョコレートである。

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2010年12月25日 (土)

12月25日は我らが誕生日

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Img_59563日分のブログをまとめてアップしている最中にサプライズがあった。
カアサンが“Hana”とわたしの誕生日のためにデコレーションケーキを作ってくれたのだった。ワサビ田小屋に行ってたのですっかり忘れていたのだが、きょうは“Hana”とわたしのお誕生日だったのだ!
喜んだのは“Hana”である。もうケーキの前では落ち着いて座っていられないほど興奮している。
何の因果かわたしたち2人は、キリストと同じ日に生まれた。したがって誕生日にはケーキを食べられることが運命づけられている。有り難いことだ!
“Hana”は「よし!」と言われるとまずイチゴを食った。そうしてクリームをなめまわし最後にカステラ部を喰い納めた。おもしろい喰い方をするものだと思って眺めていた!
わたし67才、“Hana”14才(人間換算103才)。


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まめやかふぇ

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Photo袋井の「まめやかふぇ」の“まめやブレンド”は、わたしにとって無くてはならないものとなっている。
幸いなことに約2週間ごとに行く奥三河の山葵田小屋の通り道に当たるので、ほとんど切らすことはなく順調に補給できている。
補給と言えば、わたしはクルマのガソリン(軽油も含め)は一度もガス欠したことがないし、ヘビースモーカー(1日に80本以上)の時にもタバコを切らしたことはない。それほど嗜好品にはこだわりを持つ。
さて、ことしもやっと寒くなってチョコレートのシーズンに入った。まめやでもリンツのチョコレートが売り出された。ことしはなんとホワイトチョコが扱われ出した。
コーヒーとホワイトチョコは絶妙なるコラボである。これはソフトホワイトチョコをホワイトチョコで包んだもので、口に入れて2度おいしい!この場合、もちろんブラックコーヒー(ミルクも砂糖も入れない)でなくてはいけない!

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2010年12月24日 (金)

北遠地区の伝統、雑穀料理「つぶ食 いしもと」

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_5887水窪は静岡から行くと大変遠く、運転が飽きてしまうほどである。しかし、ワサビ田小屋から行けば45分位で行けるので、最近頻繁に出かける。
今回はやっと予約が取れた雑穀料理の「石本」である。
予約時間より30分ほど早めに着いてしまったので、100年以上経った部屋の炉端でジックリくつろぐ。
そのうち雑穀料理が運ばれてきた。アワ、ヒエ、キビなどの料理である。かっては主食であっただろうが、いまでは小鳥の餌用でしか目に入らない代物である。
最後に天麩羅の盛り合わせ。この寒いのにフキノトウ、蕗の葉、寒蕨、岩茸、きびコロッケ(これかめばかむほどおいしい)、タカキビの春巻き等々、珍しいモノばかりのコースだった。
「雑穀ってすごくうまい!」が感想である。勿論料理のしかたも研究されたのだろうが、わたしたちは本当にうまいモノを忘れ、胚芽や糠を捨てた米のかすである白米をうまいといって喰う動物になれ下がってしまったのかもしれないと思った!

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もう一つの「水窪」

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_5921鳳来町から水窪に行く途中に水場がある。銀冷水と書かれていた。
この水がコーヒーの味をとてもよく引き出すので、ポリタンクに3配分汲んで持ち帰る。もちろん家に帰ってこの水でコーヒーを点てるためである。これは旅行のとても大きな醍醐味の一つだ!
話はそれるが、わたしは「想い出作り」というイヴェントが大嫌いで、この言葉を聞くと胸くそ悪くなる。わたしはこの水で点てたコーヒーを飲みながら、そのうまさに満足する。唯それだけである。旅行するからそんな贅沢ができるのであって、想い出を作るために水を汲んでくるのではないことを言いたい!
2枚目の写真は11/22に初めて知った水窪の銘菓「とちもち」である。栃餅と言うより「栃大福」と言った方がいいかもしれない。6個組で販売している。中央下のやや大きめの栃餅は餡の他に生クリームが入った栃餅で、このコラボは素晴らしい。ほかにも栃を使った菓子があったので買ってみたが、やはり栃餅が一番旨い。
3枚目の写真は「つぶ食 いしもと」で戴いた“雑穀餅”である。左からタカキビ、ヒエ、トチのお餅。すなわちトチモチとは本来この餅を言わなければならないはずである。

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2010年12月23日 (木)

冬のワサビ田小屋

_5880冬のワサビ田小屋は想像以上の寒さである。しかし、それでも五右衛門風呂の暖かさ、田舎家なりのスローライフや癒されから、またスキー場の足場として、さらにはあと1週間もすれば咲き出す節分草を始めとする春の山野草を求めて、行かざるを得ない場所となって久しい。
小屋には数台の石油ストーブを設置し、夜は湯たんぽや電気毛布まで持ち込んで寒さに耐えていた。
さて、今シーズンの新兵器は、母の部屋をガスストーブとエアコンに切り替えたために余った、大型の業務用とも言うべき大型の石油ストーブを持ち込んだ。
このストーブはさすがである。1台で1階の全ての部屋を暖めてくれる。

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_1802大型ストーブでそんなに暖かくなったにもかかわらず、“Hana”の姿が見えないと探していたら“かわいいおしり”とシッポがコタツの端からみつかった。
わたしはカメラで写真を撮るのにストロボは使ったことがない。勿論持ってもいない。が、S90にはストロボが付いているので初めて使ってみた。使用場所・目的はコタツの中の“Hana”の寝姿である。
ストロボが光るので、“Hana”は迷惑そうな顔をしているのが印象的だった。

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2010年12月22日 (水)

チェロの試奏

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50_1787きょうはお弟子さんに頼まれ、チェロの試奏に行ってきた。何台か弾くうちにおもしろい事実が浮かんできた。
一般的には「○○万円のチェロと○○万円のチェロでは殆ど代わらない」と言われるが、いやいや決してそんな事はない。値段によって音色もパワーも違うと言うことである。まぁ、当たり前と言えば当たり前だが、なかなかその当たり前が通用しない世界があるからである。
弓に関してはもっとシビアだった。5本の弓を気に入った順に並べたら見事に値段順に並んでいた。中には1万円単位での差も含まれていたのには更に驚いたものである。
楽器屋さんに言わせると「そんな根拠はない」というが単なる偶然にしてはできすぎている。

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一蘭のラーメン

_1796川崎の「一蘭」に行ってきた!
最近は川崎・横浜に来るときはいつも一蘭はおきまりのコースとなっている。
とんこつラーメンは、わたしは大好きなラーメンで、あちこち喰い回るのだが、「御天」とこの「一蘭」は大好きだ!
もっとも御天と一蘭は味は全く違うし、一蘭には“辛し高菜”がない。また、一蘭の最も特徴的なことは、カウンターが個室化されており、ゆったり食べることができることである。
横浜の御天は無くなってしまったのが非常に残念!

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2010年12月21日 (火)

ガスストーブ

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_1754ことしの11月から、我が家の暖房器具は灯油から都市ガスに切り替えた。
石油ストーブやファンヒーターに不満はないのだが、灯油18リットルを二階に持ち上げるのが大変だからである。なんとも情けない理由だが、腰痛持ちのわたしには致し方ない。
各部屋にエアコンは付いているのだが、あの暖房はどうしても好きになれない。とても快適な暖かさとは言えない代物だ!
ガス代金は今シーズンから始まった「ウィズガス住宅ぽかぽかプラン」といって暖房期の使用期間中は灯油並みの値段を設定するとのこと。話半分に聞いてもいいかもしれない。
という理由で暖房機をガス用のストーブとファンヒーターに交換してみた。
暖かさは急速暖房がすばらしい。石油ストーブよりも更に柔らかい暖かさは大いに満足。ファンヒーターに限っていえば強弱のコントロールが完璧。点火・消火の祭の嫌な匂いが全くない。灯油缶を持ち歩く必要がない、等があげられる。料金についてはまだ11月分のみのデータしかないが4台使用でガス代が1万円上がった。

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2010年12月20日 (月)

盗難車/車種別ランク1位は相変わらず“ハイエース”

1220なんということだろう!自分のクルマが盗難率第1位とは!
今日の静岡新聞の夕刊にこんな記事が載っていた。
以前からハイエース(含レジアス)の盗難率が高いことは知っていたが、その後のニュースでランクルやワゴンRが1位になったとばかり思っていたが、相変わらずハイエースが第1位だったんだぁ!しかも群を抜いて多い!
わたしのクルマには常時、寝具や家財道具が載っているから盗難に遭うと困っちゃうんだよねぇ!何か対策を考えねばらないか?あまり効果があるとは思えないけど!

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2010年12月19日 (日)

遠州灘の“とらふぐ”づくし

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_1775いままで山口のふぐしか食ったことがなかったのだが、最近は遠州灘のとらふぐが有名で、山口にも出荷しているという。
そんな“ふぐ”を食う催しが焼津グランドホテルで企画され、割引券が配布されてきた。
ふぐ刺しを喰ったとたん「うまい!」を連発!やはり冬はこれだな!から揚げもおいしかった。

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_1779ふぐといえばふぐ刺しの次にはふぐちり!鍋料理でも最高峰だね!
1枚目はふぐちりの材料。2枚目はふぐ雑炊が出来上がったところ。3枚目はまずふぐの頭骨の肉にしゃぶり着く寸前の図。
「とてもこんなに喰えない」と思ったがなんのなんの!全部平らげた!

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2_1781締めがこの“ふぐ雑炊”。もちろんふぐちりの喰いカスを出汁にご飯と餅を煮込んだものだ!
もう言葉にならないくらい納得!なんという出汁か!なんという旨さか!
すでに満腹に膨れあがった我が腹をさすりながらお代わりを繰り返すわたしがいた!

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ハイエースの冬支度

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_1757この2ヶ月の間に8本のタイヤを買わねばならなかった。
わたしの場合、夏タイヤと冬タイヤを履く比率は約1対1。実際には12月からゴールデンウィーク終了までである。で、各タイヤの寿命は3シーズン。特に冬タイヤは実際には3シーズンはややキビシイが(2シーズン半がいいとこか)!
車検が11月なので、3年おきに8本のタイヤを買うことになるのである。
しかし、どうしても必要なモノなのでいくら金をかけても仕方ないか!

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2010年12月18日 (土)

自家菜園の大根はうまい!

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_5871我が家はダイコンが必要になると、自宅から10kmも離れた家庭菜園にガソリンを使ってダイコンを引き抜きに行く。しかし、それでもその価値はあるものと信じている。やはりダイコンといえども引き抜いたその日が一番おいしいと感ずるからである。

さて、きょうは畑の冬支度をしてきた。生い茂っているレモングラスを刈り込んできた。
これを乾燥させ、ハーブティーをいただくためだ!
わたしはコーヒーは一日に5〜6杯飲むが、他にも紅茶やハーブティーも大好きだ!

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_5876家庭菜園には野菜だけでなくハーブもたくさん植えられているが、スイセンも植えられている。
いま、畑のスイセンは満開!開花時期はほぼ例年並みである。
ということはまもなく伊豆の野スイセンが咲き出すはずである。正月前には楽しめるかもしれない。
ことしは越前海岸のスイセンを見に行きたいと思っている。

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チェロのカラー・ハードケース

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お弟子さんに頼まれ、ハードケースのカタログを取り寄せてみて驚いた。最近のハードケース事情とはこんなにも華やかだったんだぁ!しかも軽くて安い!
わたしの学生時代はソフトケースが一般的。山手線や池袋線の満員電車もソフトケースで過ごした。幸いにも素晴らしい楽器を手に入れた人たちはハードケースで持ち運びしていたが色は黒のみで重量はケースだけで通常7kgしたものだ。そのかわり頑丈でその上に座っても壊れるようなものではなかった。
楽器はだいたい3kgだから、計10kgのモノを毎日上野駅から藝大まで往復運んだらそれだけで腱鞘炎になりかねない。そんな時代だった。
ところで、もしわたしが若かったらこの中から何色のケースを選ぶだろうか?
これはチェロを弾くよりもかなり難しい問題である。

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2010年12月17日 (金)

ことしの“牧溪”はうまい!

_5865干し柿菓子“牧溪”(岐阜市)に関しては資料が見当たらない。
わたしはこの数年間、毎年“牧溪”をお送り戴き食べているので、このブログ内(過去)にも何度も登場(サイト内“牧溪”で検索)している。
今年の“牧溪”はこの数年間でも最もうまい!干し柿の大きさが例年よりもいくらか大きいこともあって、柿の味とかおりがとてもいいのだ。それに昨年のような“柿の種”も全く入っていない(昨年はかなり大きな種が幾つも入っていて食いにくかった)。干し柿の甘さも充分である。
こういう素晴らしい菓子が毎年食えることは大変うれしい!

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2010年12月16日 (木)

遠方より友きたる

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このシャケが友ではない。大学時代の友人(釧路在住)が、今年はシャケを送ってくれた。
大きくて裁くのに苦労したが(魚屋に持っていくと600円で裁いてくれる)、その甲斐あってとてもうまい。
乾物ですら新鮮なヤツがうまいんだから、塩鮭だって同じなんだろう。
それにしても45年以来の付き合いである。45年間毎年、この時期おいしい贈り物を戴きながら友のことを思い出す。
その間、静岡から3度クルマで釧路の友人を(飛行機で行ったこともあるが)訪れているが4回目は冬にしようと思いながらもなかなか実現しない。

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2010年12月15日 (水)

ハイエース HID

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Hid_1752整備士の甥っ子にHIDに換えるように頼んであったのが実現した。フォクランプまで4灯ともHID化がかなった訳だが、きょうやっと夜走る機会を得た。
おどろいた。まるで昼間走っているような明るさ!
旅行が多いので夜よく走る。特にこれからは雪道を走ることになる。こんな明るさだったら運転はうんと楽になる。

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ざる蕎麦  “三つ割り菊”

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_1750久しぶりに韮山の反射炉の裏の“三つ割り菊”に寄ることができた。いつもは開店前に素通りしてしまうので久しぶりだ!
店内はとても落ち着くたたずまい。蕎麦は「もりそば」と「田舎そば」の2種類があるが、ここの「田舎そば」は絶品!こんなにうまい田舎は他では喰ったことがない!(腹一杯にするには2枚たべたい)

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2010年12月13日 (月)

“Hana” 舌を「ベロン」

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_5863“Hana”はすっかり年老いてしまい、ときどき戸惑うことが増えてきた。
しかし、食欲だけは全く落ちないで昔のように「くれくれ」と催促する。
“Hana”はどんなものでも喜んで食べるが、食い物の味はよくわかっているとみえて、肉類がわたし達の食卓に乗るともう尋常ではいられない。しかも食う前からうまい肉とソウで無い肉の区別をしっかり付けているから不思議だ。おそらくはプーンとにおってくる肉の匂いから種類と銘柄を判断しているのだろう。
今日の我が家の晩飯は昨日富士宮の“さの萬”で切ってもらってきたヒレ肉のステーキ。“Hana”はこの匂いに最大級の反応を示した。シッポを大振りするので横の冷凍庫の扉をたたき、うるさくて叱りつけるのだが、いっこうに治まらない。
わたし達が超レアで食べたあとは、“Hana”にはほんのお裾分けではあるが超々レア=すなわち生肉を与えた。“Hana”はさの萬のヒレ肉の生肉を食った後は必ず「とうさん、おいしかったよ!」と報告に来ることを知っているわたしはカメラをかまえて待っていた。「おいしかった?」と聞くと案の定、舌をベロンと舌なめずりするのである。その瞬間を待ってシャッターを押すのだが、これがまた難しい。ピントが合うとタイミングが合わずタイミングが合うとピントが合わない。でも、これでも充分に喜んでいる“Hana”の表情が読み取れる。

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2010年12月12日 (日)

きょうの富士山

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この富士山を見たくって富士宮から御殿場に向かった。
富士山の南側を半周したが、それぞれ表情が違っておもしろい。大沢崩れはますます崩壊が広がっているように見える。何年か先に崩れが進んで富士山が真っ二つになると言われるのも頷ける。宝永火口も、なかなかダイナミックでユーモラスでいい。
雪が舞ってしまって少なく見えるのがチョッと残念!
富士山の真上が旅客機の飛行路になっているので、山頂付近でよく飛行機を見ることができる。

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Hana_5849水ヶ塚あたりの道ばたにはまだ雪が残っていた。“Hana”にとっては5月の佐渡の金北山以来である。半年前には雪を見ると喜んで戯れていたが、きょうは雪を見ても喜ばなかった。半年で随分年を取ったものだ。あと2週間で14才のお誕生日である。

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富士宮のそば処“つち也”

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富士宮においしい蕎麦屋があるという話は聞いていた。今日は富士山がきれいに出ていたので「それだけでもいいや!」という気持ちで出かけて見た。
かなり富士山に近づいていくとベンツやアウディが駐まっているたたずまいの駐車場が見つかった。
わたしは「しぼりそば」を注文した。普通の盛りそばに辛味大根の絞り汁が追加されていた。
今までなめた辛味大根でも最上級の辛さ!ものすごいからさ!イロイロ研究した結果、このしぼり汁に1:1の割合で盛り汁をミックスさせたモノが一番おいしく頂けた。
しぼり汁は薄いピンクできれいだった。盛り汁もかなり奥の深い味がしておいしい!もちろん蕎麦もうまい。またおいしい蕎麦屋を見つけてしまった。
店内は薪ストーブが柔らかな暖かさを醸してくれていた。

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竹細工/バランストンボ

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_1727蕎麦屋“つち也”の店内の、わたしが座った目の前にこの“竹とんぼ”が止まっていた。
富士宮の芝川に竹細工で有名な方がいるという話は聞いていたが、これがその方の作品かどうかはわからない。
驚くのはトンボの小さな口ただ1点でトンボ本体を支え、見事なバランスを持って揺することが出来ることである。
店内は混んでいてかなりの時間待たされたが、このトンボのおかげで退屈しなかった。

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2010年12月10日 (金)

白旗史郎「南アルプス」カレンダー2011/東海フォレスト

Photoやっと「南アルプス」のカレンダーが届いた。わたしの叔父が東海パルプに在職中、社有林を統括していた頃からだから、もう何十年愛用しているカレンダーだろうか。
南アルプスといえば「赤石岳自転車山行」を2回も成し遂げ、大いに自慢したものだった。実はそれよりもずっと前、まだ畑薙ダムにゲートがなかった時代、何度も何度もバイクや四駆や自転車でアプローチを稼ぎ山に登ったものだった。広河原までの林道が健在だった頃である。30年以上前の話である。
このカレンダーはついついそんな事を思い出させてくれる。わたしにとって無くては年を越せないカレンダーとして、石橋三夫「花の山旅」同様、来年一年間楽しませてくれる必需品である。
そういえば今朝、仕事に向かう途中、富士山もきれいだったが南アルプス(赤石岳〜聖岳)が雪で真っ白に光り、それはそれは見事な光景を見ることができた。

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我が家の“松の木”も正月支度

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_5825_2我が家の玄関先には家庭用としては「巨大な」といえる大きな松の木がある。昔は玄関先に松の木を植えたものである。でも、こんなに大きいのは珍しい。
父がこの家を建てたのは1954年である。新築直後大きな松の木を戴いてきて植えたものである。1kmも無いところからの移動であったが、こんな巨木を運ぶトレーラーなどあるはずもない。なんといっても当時の乗り合いバスは薪を焚いて走っていた時代である。
しかし、方法はあった。馬車を使って運んでくるのを小学生のわたしは目を輝かせて見ていたものだ。大きな穴を掘ってなぜかスルメを入れてその上に縄でまかれた大きな根を埋めた。そして土の上から一升瓶の酒をしみこませた。肥料というより「枯れないでシッカリ根付いてくれ」というおまじないなのではないかと思った。
それ以来毎年盆暮れには松の剪定に植木屋さんが入ってくれている。50年以上ずっと続いている我が家の年中行事である。この松を植えてくれた先代はすでに引退し、写真の2代目が跡を継いでいる。
先端は50年前から2階の屋根より低く切ってあるので、幹は年々太くなっている。先ほど計ったら幹回り129cmだった。
2枚目の写真はすでに剪定作業が終わって正月支度が終わったテッペン部分である。
子どもの頃わたしはこのてっぺんまで登り、辺りを見回したものだ。マゴ達はまだここまでは登れない。
この松の手入れをするのに職人が4日かかる。2人で行うと2日で済む。これを年に2回行うと莫大な金がかかる。よくここまでやってこられたものである。父が亡くなってからは年に1回にしたが、母が元気なうちはまだ切り倒すことは出来ない。この木があれば1年分くらいの五右衛門風呂の燃料が出来そうだが、そういうわけにはいかない。

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2010年12月 9日 (木)

「瀕死の白鳥」

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_1718ミハイル・フォーキン振り付けの「瀕死の白鳥」を上演した。
わたしの講義を受けている学生(長年バレーに励んできた)が踊ってくれた。観客は彼女の同級生達である。すなわちわたしの講義の中での一場面である。
学生達はバレーを見るのも初めて、チェロを聞くのも初めてなので、たいへん喜んでいた。
こんな環境だったので、彼女はバレーチュチュを着用してくれなかったが、まぁ、それも仕方ないか!
美しい音楽に素敵なバレーで学生達に大好評だった。

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2010年12月 6日 (月)

附属農場の次郎柿

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_1712ことしはおいしい柿に巡り会うこともなくシーズンを終えてしまうのかと半ばあきらめていた。
そんなとき、静大農学部の仮宿の農場(実習地?)から「柿の収穫がラストです」と電話が入った。ここではミカンや米を始め、キウイや柿や「静大育ち」という日本酒まで製造販売している。とくに“青島みかん”は大変評価が高い。
5kgで1500円という安さである。それだけでも驚くが、おいしいのなんのって!
「この夏の異常な暑さで柿の生育はスコブル悪い」と聞いていたわたしは、このうまさに驚いてしまった。
3枚目の写真は、わたしの愛用の“松水”のナイフで試し切りと試し食いをした写真である。
朝から久しぶりにナイフを入念に研いでいるときに農場から電話がかかってきたのだった。

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2010年12月 4日 (土)

小國神社の奥社/本宮山

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_168412月1日に大洞院から本宮山に登り、下山を小國神社に降りて大洞院に戻る周遊コースを歩く予定だったが、時間と“Hana”の体力を考慮して本宮山をカットしてしまった。
今日は昨夜の暴風雨あけで素晴らしいお天気に恵まれた。ほんとうなら富士山の望める山に行くのが常ではあるが、どうも喉に骨が刺さっているようで、それがどうにも気になって、中2日ではあるが本宮山のみを断行した。
さすがにあの風雨で大洞院の紅葉はもうほとんど散ってしまった。今年の紅葉はもう終わりである。
3日前に写真を撮った橘の西宮までクルマで上る。きょうは社の扉が開いていたので、しっかりお参りした後、出発!

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_1674歩き始めは林道で「なんだ!クルマでこれる!」と思ったのだが、進むにつれものすごい小径となる。
最初のうちは「軽自動車ならこれる」と思っていた。そのうち「四駆でなければ無理だな」と考えが変わり、さらに「ジムニーならなんとかなるかな」になり、とうとう「トライアル・バイクでなければ無理だ!」と思うようになった。
荒れた参道は、幸いなことに巻き道が出来ていたのでオフロードバイクなら充分楽しめる。
MTBも充分楽しめる。ただし登りの乗車率は1〜2割か?下りはセクションを楽しみながら降りることが出来る。

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_58231時間半ほど歩いてやっと山頂。南西方面の視界は良好。
浜松市のアクトタワーがこんなにくっきり見える。この辺りの山はたいがいこのアクトが見えるのでなぜかホッとする。
東側が開けていれば富士山がバッチリ見えるのだろうが、薄暗い植林。
2枚目の写真が本宮かと思ってお参りしたのだが、これは鳥居のみで、その奥の建物は物置のようだった。更に奥に進むと3枚目の写真の様な本宮が姿を現す。
本宮山と言えば全国各地にあるようである。わたしが時々行く三河の本宮山は豊川の砥鹿神社の本宮らしい。
そういえば身延山久遠寺の奥の院は山頂の思親閣で、さらに山を一つ隔てて七面山がある。神社仏閣は山登りが好きなようだ!そんなことを言ったらいけないかもしれない。山は修行の場なのであろう!
今日も老犬“Hana”はシッカリ疲れた!

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事任八幡宮

_1703ある児童文学の教授からわたしは「ショウカ インゲン」と呼ばれていた。わたしのフルネームを音読したものである。それに[将家隠絃]の漢字を当て、随筆を書くときのペンネームとしていた。30年以上前の話である。
そんなときである。国1を掛川市に入ったところで、ある看板をみて絶句してしまった。そこには[事任八幡宮]と書いてある。 不思議な八幡様だな!と思って振り仮名を読むと、[ことのまま]と書いてある。わたしはこれを読んで[頭をいきなり殴られた]というか[目から鱗が落ちた]というか、大変な共感を覚えた。「わたしのペンネームはこれしかない!」恐れ多くもそう思うようになったのにそれほどの時間はいらなかった。
 そこで、[事任]は名字としていいが、[よしひこ]の[ヨとヒ]をとって[世比]・[事任世比](ことのままよひ)あるいは[比]をピと読んで[ことのままよぴ]と命名することにした。[事任]は“about”で“fuzzy”で“Flexible”なイメージをかもし、[世比]は大層カワユイ感じがしていい。
 そこでさっそく事任八幡宮に参拝。事と次第を話し名字をもらったことを告げ、賽銭を奉納し、許しを乞うた。なお、社名の由来を問えば、「願いごとのままかなう」の意があり、「言うに任せる」が語源であるという。なわち、[事任世比]の名は「世の中は、私が願うままになる」の意味を持つ素晴らしい名前であることが判明するに至った。
バチあたりも甚だしい話で、そんな妄想はいつの間にか消えたが“yopi”としてハンドルネームにいまだナゴリが残っている。

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_1700本殿の写真。3枚目は国道を隔てた山の上にある本宮である。

どこだったか覚えていないが事任八幡宮は「鎮座約1800年、御遷座1200年」という記事を見たので、久しぶりにお参りをしてきた。心落ち着く素敵な神社である。

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2010年12月 2日 (木)

2011カレンダー「花の山旅」 Ishibasi Mitsuo

Scanこの時期、翌年のカレンダーを仕入れなければならない。
わたしはこの何年間も、かならず購入するカレンダーがある。それは白旗史朗の「南アルプス」であったり、山溪の「日本花紀行」であり、最も気に入っている石橋三夫の「花の山旅」である。
ところがその「花の山旅」を購入していた丸善が静岡店を閉鎖させてしまった。ネットで探してもどうしても見つからない。でも、どうしても欲しかったので探しまくってFAX番号を調べ上げた。そうして手に入れた来年のカレンダーがこの写真である。カタクリの表紙の素敵なカレンダーで、ブログで紹介したいと思ってスキャナで取ってみたモノの、著作権の問題を起こしたくないので取り敢えずタイトルだけをアップしておく。
石橋氏のカレンダー写真は毎日見ていても新しい発見がある素晴らしい作品集である。わたしはこれがないと年が越せない。

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2010年12月 1日 (水)

大洞院と小国神社の残り紅葉めぐり

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大洞院と小国神社の紅葉は毎年見に行っているのだが、ことしは機会を逸してしまった。
来週は「人間ドック」もあることだし、紅葉には少し遅れてしまったがこのお寺と神社を周遊して歩くことにした。
大洞院の駐車場にクルマを置きお庭に入ると、案の定数日遅すぎた感はある。でも、残り紅葉はなかなか見事だった。落ち葉が積もる本堂前には落ち葉を掃き清めるかわいいお地蔵様がいた。

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大洞院から30分ほどで西宮神社に着く。この神社の屋根の曲線の傾斜が素晴らしかったので写真に納めた。早く補強しないと朽ち落ちそうだった。
ここから本宮山に行きたかったが、時間がかかりそうなので今回は断念して小国神社に向かう。
途中でお昼を食べたが、“Hana”は食い物を見るとすこぶる元気になる。

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西宮神社から1時間程で小国神社の境内に入る。
こちらも落ち葉は積もっているモノの、とてもきれいなモミジも残っている。数日前だったら見事だっただろうと想像する。
さて、小国神社からクルマを置いてある大洞院への帰りはなかなか大変だった。時間はちょうど1時間ほどだったが、舗装した道路を歩かねばならない。普段こういう道は歩いたことがなかったので、足の甲が大変疲れた。登山犬“Hana”も舗装路はほとんど歩いたことはない。ふらついたり足を引きずったりしながら歩いていたからかわいそうだった。

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