2010年10月
2010年10月31日 (日)
2010年10月29日 (金)
松崎の“鮎の茶屋”
「下田に行く」=「鮎の茶屋に行く」という図式になっている。ここを外して伊豆に行く意味はない!と思うほど満足させてくれる料理である。
まずは“子持ち鮎の塩焼き”バタバタ大暴れしている鮎を炭火にかける。お腹には卵が一杯詰まっている。おいしいんだよな!しっとりしたおいしさ!食べ終わったあとは頭をもう一度焼き、骨ごと戴く。
2枚目は鮎ご飯。アユの炊き込みご飯だ。きょうは3匹の鮎が炊き込まれていた。これは予め時間を予約しておいて炊きあげて貰い、ジックリ蒸すと更においしくなる。
3枚目が“猪のホルモン焼き”このおいしさは見事としか言いようがない!味噌だれが素晴らしくおいしい!これだけはよそでは食えない。わたしの知る限りここでしか食えない。
4枚目は“もくずガニ”。いつもは小さな蟹だけしかなく、しかたなく“がに汁”しかなかったのだが、きょうは大きいモクズガニがあったのでゆでて貰った。ミソがギッシリ詰まって大変おいしい!
長八桜餅 と 八起の小鰺寿司
松崎・宇久須経由で土肥のフェリー乗り場に行くには寄らねばならないところがある。が、お昼はお腹いっぱい食べてしまったので、自宅に持ち帰って後から食べるしかない。
秋になって桜餅とはやや季節感を壊すが、松崎の塩漬け桜葉は年間を通しての人気商品である。この長八の桜餅は人気の松崎桜葉を2枚も使ったものでる。あんこ持ちの甘さと塩漬け桜葉のハーモニーは見事。また、桜葉のかおりもすばらしい!
宇久須の八起の小鰺寿司は鰺が魚であることを忘れさせるおいしさである。だから生ものが嫌いな人でも喜んで戴くことが出来る。大きな由比の根付き鰺の寿司もおいしいが、この小さな小鰺の寿司も大変おいしい。92才の母はこの小鰺寿司が大好きで、いつも土産に買って帰る。
2010年10月24日 (日)
ムラサキセンブリ(忍野-1)
サクラスミレさんから「かわいらしく、青い星が落ちているようでした」のコメントを頂いて、居ても立ってもいられなくなり、風邪をひいているにもかかわらずムラサキセンブリを見に行ってきました。
残念ながらやや新鮮さを失いかけてはいますが、今年初めての対面です。
まさにアチコチに青いお星様が散らばっていました。
すいぶん沢山のムラサキセンブリが咲いていました。何十もの花を持った株も沢山ありました。
でも、わたしの興味をそそったのは、1・2輪の花を密やかに咲かせている小株でした。
わたしは野の花は背丈が低いほどステキだと思っています。いかにも野に咲く花らしくかわいらしいからです。
わたしはこの小さな花の前でひざまずき、カメラのレンズを通してお話しするんです。「かわいいよぅ!すてきだよぅ!来年もまた来るからね!」………と!
高座山/犬連れ山行
この夏は記録的なものすごい酷暑だったし、登山犬“Hana”の高齢化もあって、犬連れ登山はかなり少なくなっていた。その上ごく軽登山に限られていた。
しかし、そんな障害はあっても“Hana”は一旦山に入ると野生が甦るというか、とても元気になって喜ぶことを知っていた。と同時に、その日は家に帰るとグッタリして何も出来なくなるのだった。
“Hana”はシーズンに入り半月経つ。毎日パンツをはかされかわいそうだったので、1時間ほどで登れる高座山(たかざすやま)に連れて行った。今日で618山目の犬連れ登山である。
案の定“Hana”は大喜びで、あの急坂もさっさと登ってしまった。しかし、急な下りはかなり注意深く下っているのがおもしろかった。
富士山の初冠雪は10日以上前の話だが、わたしは今シーズン初めて雪の積もった富士山を見た。やはり富士山は雪を抱いてないといけない!
2010年10月22日 (金)
2010年10月20日 (水)
日本平動物園 猛獣館299(肉球)
動物園 その他
動物園の中の池の鯉だ!
マゴが鯉の餌を与えるものだから、池中の鯉たちが集まってしまった。
それにしてもよく集まったものだ。
皆がそろえて口を開けている様子は,なんか気持ち悪くなる。
1枚目は夜行性動物館のコノハズク。
ISO6400で撮ったものだ。
これぞわたしがよく行く愛知県新城市の鳳来寺山で有名な仏法僧である。
わたしはまだ聞いたことがない。
ときどき「ただいまドコドコで確認」なんていう情報が入るが、なかなか見る機会も聞く機会もできない。
次の写真は30数年前、娘が3才の頃よくこの動物園に来たのだが、今日マゴの写真を撮ったらなんと娘の3才の頃に余りにも似ていて大笑いしてしまった。ここに写真を載せたら怒るだろうか?
2010年10月17日 (日)
栗粉餅を作って食べる会
岐阜で催された「栗粉餅を作って食べる会」に昨年に続き、今年も招待された。といっても招待されたのはわたし達夫婦と“Hana”である。主催者は元わたしの大学の卒業生とその母上。
わたしはこの栗粉餅が大好きで,毎年中津川に買い出しに出かけていたモノだった。
しかし、栗粉餅は時間勝負で、生鮮食品の比ではない。賞味期限は時間を追うごとに落ちてくる。そこで、最もうまい喰い方をこの親子から提案頂いたのが“作りながら喰う”という荒技。そう、いわゆる「つまみぐい」なのである。
わたしたちはプロの指導を受けながら栗をスリコギで擂ったり、力一杯裏ごししたり、あるいは餅に栗粉をまぶしたり、お手伝いをしながらも手を休めながら口に方張る。
この感動はたまらない!まさにできたての栗粉餅。口の中に栗のかおりがパット広がり、そしてシュワッと栗の粉が溶けるその快感。
この感動は大変貴重なもので幸せの時間だった。
散々食べた上にこんなにも沢山のお土産を頂いた。わたしのマゴたちや弟たちに配りながら家に帰り、そして晩飯代わりに本日中に最後の栗粉餅を食べ尽くした。
わたしの母(92才)には餅が喉につかえては大変と思って小さく切って少しだけあげたのだが「こんなお菓子を食べたい」と催促されたがもう残っていない!
2010年10月16日 (土)
エンシュウハグマ
新城市のエンシュウハグマ(10月16日)
エンシュウハグマは大好きな花だ!花の形もおもしろいし、淡いピンクの色合いがステキだ。
新城市のエンシュウハグマはツボミは見事な紅紫色だが、花は殆ど白に近い。
エンシュウハグマは日陰に咲く個体ほど色が濃いと思う。この3点は薄暗い日陰に咲く、最も色の濃いモノを選んで撮ったものだ。
岡崎市のエンシュウハグマ(10月16日)
同じ日に岡崎市に移動してエンシュウハグマを観察した。
こちらのエンシュウハグマは赤紫色が大変濃いので、とても派手な花に見える。
全てが薄暗い日陰で咲いている(終わりかけも多い)からか、どれも色が濃くてステキだ!
岩井昭夫著「大井川の植物」に「時に濃紅紫色、赤色のものをムラサキエンシュウハグマと呼ぶ」との」記述があるが、もしかしたらこれがそれに当たるかもしれないと思った。
藤枝市のエンシュウハグマ(10月2日)
10/2に藤枝市で見たエンシュウハグマを載せてみる。
ここの花が一番大きかった気がする。
色合いはピンクに近い。かわいらしい感じがする。薄日の差す樹林帯である。
わたしは野草といえども派手好みなので、色合いは濃い方が好みだ。花の色合いは気候や地質によって決まってくるのだろう。
ただし、一抹の不安が残る。もしかしての話だが、この花は「老化すると色が濃く派手になるのではないか」というものである。
毎日観察に行ければ解決する疑問なのだが、それが出来ないのがもどかしい。
一つ書き加えておくことは、エンシュウハグマはかおりがいい。ぜひ鼻を近づけて戴きたい。
2010年10月14日 (木)
ナイフの故障
これは8/18に購入した武田松水・松野寛生のコラボで創られたフォールディングナイフである。
ライナーロック方式のフォールディングナイフは初めてだったので大層気に入っている。
ロックバック式のナイフのように「カチッ!」という音がしないのがやや不満ではあるが(実はこの音がロックの安心感を生む)、その他の面では全く満足している。
特にラーナーロックとセットで“サムスタッド”という突起物がブレードに付いていて、ナイフを瞬間的に片手で開くことが出来る。
この突起物がサムスタッドである。
これが嬉しくて毎日、早開きの練習をしていたら、このサムスタッドが取れて無くなってしまったのだ。
それは岐阜に鮎を食いに行く日だった。松水氏に送るよりも、関市にいる松野氏に修理して貰った方がいいのでインターネットで松野氏を捜したのだが住所や電話は公表してない。そこで関市にある世界のナイフを扱っている「山秀」に寄って相談してみたら、快く松野氏と連絡を付け修理して頂けることになった。そして、きょうそれが治って送られてきたのである。
やっと手元に戻ったお気に入りのナイフ。大事に大事に扱いたい!
2010年10月13日 (水)
2010年10月11日 (月)
老登山犬“Hana” 紅葉の富士山を楽しむ
家の中ではパンツを履かされ、階段を登るときは介護服を着せられる“Hana”は、山の中では全く見違えるように若々しく生き生きした登山犬に生まれ変わる。
たぶん“Hana”は今まで登った617山の経験から、自然の中に入ったときの快感を十二分に知り尽くしているからだろう。“Hana”にとっては(わたしと同じように)山にいることが人生の一部なのだろう!
ところで、東富士山荘の看板犬だった“Hana”と同じ黒ラブの登山犬「ルナ」、8月に亡くなったそうだ。13才だったという。
富士山に何度も登ったことのある真の登山犬だったが、今日初めて奥様から聞いた話は「ルナが初めて富士山に登ったときは肉球が痛んで3日間歩けなくなった」というものだった。
“Hana”も初めて富士山に登ったときは、下山を拒否して,仕方なくわたしがオンブして連れ戻したのを思い出した。
キノコ鍋
“Hana”の朝のお散歩をしていたら富士山が余りにも美しく見えたので、急にキノコ料理が食いたくなってクルマを走らせた。
まずは東富士山荘で腹ごしらえ。
わたしはキノコ鍋とキノコご飯を戴いた。
その後、まだ少し早かったが登山道を上って紅葉狩り!
3枚目の写真は、帰り道に摘んだキノコである。このキノコを東富士山荘のご主人、キノコ博士の米山さんに鑑定して貰って,安心して家で戴くことが出来る、
キノコと言えば、最近賑わせているニュースが「毒キノコ」である。わたしたちはキノコに関して殆ど知識がない。
唯、知っているのはおいしいことだけである。
そんな程度であるが、とにかく摘んできてキノコ博士に太鼓判を押して貰って持ち帰る。
ところで、この写真のキノコ、毒々しい色をしているがおいしいタマゴタケだと思って得意顔で下山した。ところがこれは猛毒のベニテングダケなのだそうな!あぁ、惜しいことをしたと思ったが、知ったかぶりして喰わなくてよかった。
2010年10月10日 (日)
マゴの自転車
小2のマゴには24インチの自転車をせがまれていた。
しかし、24インチはさすがに少し大きい。「あぶないから,もう少し大きくなってからね!」と言って引き延ばしていたのだが、我慢できなくなってきたらしい。
お兄ちゃんにはやはり小2のときにSchwinnのBMXを買ってやっていたから仕方なく買ってやることにした。
こんどは女の子用だから、わたしの趣味を押しつけるわけにはいかない。本人が気に入ったピンク色の自転車である。
多少サイズが大きくとも、自転車の「正しい乗り方・降り方を身につければ」と思って講習会を開いた。
しかしわたし達が子どもの頃は小2くらいで大人の男物自転車を乗り回していたものだ。もちろんサドルに座ったら足はペダルに届かないから、自転車を斜めに傾け、前△に片足を突っ込んで向こう側のペダルに足を乗せる“三角乗り”である。今思えばよくあんな難しい技術を開発したものだ!
2010年10月 9日 (土)
幼稚園/勝ち組
来年度の幼稚園の募集時期である。
先日、わたしはマゴのためにある幼稚園の応募に関して、あさ6時から列ぶ羽目に陥った。しかし、そんなのはいい方で4時から列ばねばならない幼稚園もあったやに聞く。
子どもが少なくなり、廃園になる幼稚園が続出する中で大変奇妙な現象である。また、保育園に入れたくとも枠が足りなく入れない社会現象が問題にもなっている。
わたしが列んだ幼稚園は下駄履きやどろんこ遊びをさせることで、男児の保護者には大変人気が高いとのことだった。確かに男児用保護者の列は女児用保護者の列の倍以上長かった。女の子はもっと上品な幼稚園に行かせ、男の子は逞しく育てたいと思う親心だろう。
でも、考えてみればわたしは静岡市の田舎で育ったからもちろん下駄やゴムぞうり(ジョンジョンと言った/これはそのまま川に入れて大変便利だった)履きだったし、毎日泥だらけだった。いや、自分の子どもたちもそうして育てたつもりだった。
そういえばわたしは幼稚園にも保育園にも行っていない。保育園には籍を置いたがどうやら登園拒否をしていたようだ!
2010年10月 8日 (金)
老登山犬“Hana”
まもなく14才になる大型犬の人間年齢換算式は確たるモノはないが、104才と推定することもあるようだ。ついこの前まではわたしと同級生だと思っていたが、いまはわたしの母よりも10才も年上になってしまった。
家の階段が登れなかったのだが、10/3に紹介した介護服を着せれば、難なくクリアできるようになった。30kgを越える“Hana”にとっては必需品となってしまった。
さて、今日の写真はその介護服とパンツを履いている写真である。こんな年ではあるが10/5からシーズンに入ってしまった。この子は10ヶ月おきにシーズンになるのでその期間は1ヶ月以上続く。“Hana”にとってもわたし達にとっても憂鬱な1ヶ月である。
2010年10月 6日 (水)
秋の大北海道展 ブルーチーズ
市内のデパートで[大北海道展 第二弾]がはじまった。
わたしはこの手の催しは見逃さないで初日に行くことにしている。今回も第一弾の初日にでかけて、しこたま買い込んできて、毎日北海道に心を馳せている。
そして今日から第二弾。第一弾と殆ど同じだったが、今回(前回もあったのかもしれないが)、北海道の“手作り ブルーチーズ”に目がとまった。ブルーチーズは本来とてもおいしいモノなのだが、そのおいしいモノになかなかありつけないのである。
今回のチーズは,空けてみると「青カビ」がビッシリ発生していてとてもおいしそうだった。しかし、食べてみるとカビのかおりはそんなに強くなく、いかにも日本人好みのナチュラルなチーズで、とても食べやすかった。ただ、かなり塩分が強く、高血圧のわたしには沢山は食べられないのが残念。
2010年10月 3日 (日)
老登山犬“Hana”
昨日、高根山の急な階段をヒョイヒョイ登ってわたしを驚かせた“Hana”は、案の定自宅の階段は登ることが出来なかった。
久しぶりに山に入った老登山犬は、我を忘れてはしゃぎすぎたためだろう。
“Hana”はまもなく14才になる。大型犬の人間年齢換算表によると100才にも相当するという。
“Hana”のために,もし歩けなくなったらと思って介護用品を用意してある。山で歩けなくなったらモンベルのドッグキャリーハーネスで、自宅だったらアイアンバロンのアシスタントバンドである。
自宅の階段を上がれなくなってしまったのでアシスタントバンドを初めて使う機会を得た。取っ手が前後2カ所あるのだが、階段を登るときに限って言えば後の取っ手を軽く持ち上げてやれば難なく登ることが出来た。今後快方に向かうのかさらに重態化するのかはわからないが、ここにも大きく介護の問題が持ち上がってきた。
2010年10月 2日 (土)
2010年10月 1日 (金)
禁煙のしかた
1980年、わたしが36才の時だった。
当時、わたしはすごいヘビースモーカーだった。ショートピースの缶を腰にブラサゲて歩いていた。月々3万円がタバコ代となり、煙と消えていった。まだタバコ公害も今ほど叫ばれていなかった時代である。でも、タバコで死ねれば本望だと考えていた。そんな私がとんでもないことを思いついた。「月々3万円の月賦でランクルが買えるなー。」
買ってしまったら、もう禁煙するしかなかった。
禁煙は想像以上に辛いものだった。毎日ポケットに入っている封を切ったシヨートピースとのにらめっこだった。万一気が狂いそうになったら、万一心臓が止まりそうになったら、いつでも禁煙を中止しようと思った。そう思ったら少し気が軽くなった。会議の時は、なるたけタバコを吸う人の横に座って深呼吸していた。タバコを吸った客が帰ると、その灰皿をなめたくなったりもした。夜中にタバコを吸っている夢を見て、「しまった」と思って飛び起きもした。
それから30年、タバコの大々的な値上げの本日を迎え「ははは!」とあざ笑うわたしがいた!