2010年7月
2010年7月28日 (水)
愛知県民の森
愛知県民の森はわたしは大好きな県民の広場である。わたしは愛知県民ではないがとても環境・自然が素晴らしいのでよく訪れる。
ただし、この森は想像以上に広く全部回るのは何時間もかかってしまう(一日では回りきれないほどだ)。
そんな時大変役立つのが自転車である。レンタルサイクルがあればいいのだがそれはないので持っていくしかない。
今回はミニサイクルを持っていったのだが、これは大正解だった。3才の子どもを何時間も歩かせるのは不可能なので、この2人乗りの方法で行動範囲が随分広がったのである(道路ではないので道交法にはかからない)。
県民の森内は滝や渓流・清流がたくさんあり、水に入り遊べる。
マゴが喜んだのはもちろんだが、“Hana”も今回は随分喜んで泳いだ。
最近の“Hana”は老齢のため、以前のようには水に入らない。せいぜい入っても両足を浸ける程度で、泳ぐことはしなかったのだが、今回はあまりの暑さのためかあるいはここなら絶対安全と判断したのかはわからないが、随分長く泳いでいた。
ハイエース(レジアスエース)のシートカバー
わたしはシートカバーなるモノが好きではなく、運転席だけは付けたことがなかった。
レジアスエースのグレーのシートは通気性もよく、スベリもなく気に入っていたのだが、いつも犬を載せていると汚れがひどい。
それに生地に犬の抜け毛が静電気で張り付き、非常に汚らしくなるのだ。
それで散々悩んだあげく、結局オグショーのシートカバーを注文制作して貰うことになった。
10日ほどしてやっと出来上がったという連絡が入ったので奥三河の山小屋に避暑に行く途中で店に寄って取り付けて貰った(当初は自分で取り付ける予定だったが、あまりの暑さに断念した)。
運転席・助手席・後部座席の3点。背中に当たる部分がメッシュなので通気性はよい。シートにピッタリ着いているのでズレたりスベルことはない。色も落ち着いている。
2010年7月23日 (金)
忍野村の辛し味噌
梅雨明け以降の酷暑の中、蕎麦、うどん、ソーメン、冷やしラーメン等を食う機会がグッと増えた。いや、このようなモノしか喉を通らなくなっている。
しかし、どうしても満足出来ないのが忍野村で仕入れた「辛し味噌」が切れてしまっていることである。
それできょうは、わざわざこの辛し味噌を買うために東名御殿場から山中湖の忍野までクルマを飛ばすことになった。
箸の先にほんの少し乗せてなめるだけで目が飛び出るほど辛い。しかし、この香辛料を汁に少し混ぜるだけで全ての食い物をものすごくうまくさせる不思議な力がある。これさえあれば、わたしはこのものすごい暑さの夏を乗り越えることが出来る。
“辛し味噌”といってるが、いろいろなモノが混ざっていることは想像付く。しかし、味噌の味がしないのはあまりに辛いためか?
富士山頂のレーダードーム
忍野村に来るときはいつもポリタンクを持って「道の駅 富士吉田」に寄る。富士山からわき出るバナジウム天然水を汲むためだ。
その湧き水の横にあるのがあの懐かしい富士山頂にあった気象観測用のレーダードームなのだ。
平成13年(2001)までは富士山頂で輝いていたあのドームである。新幹線や東名からもよく見えた。静岡市にある自宅からもこのドームは見ることができた。
でもわたしは富士山に登るとこんなヘンテコな建物があることをいつも苦々しく思っていたものだ。およそ美しい富士には似合わぬモノだったからである。
しかし、無くなってみて、そしてこんなところで目の前にすると、何となくあの頃が懐かしく思い出される。年を取った証拠だろうか?
ちなみに我が登山犬“Hana”も山頂でこのドームを見ている。
2010年7月20日 (火)
想い出のヤマユリ
父が大好きだったヤマユリ!
昔は林道を走るとヤマユリがいっぱい咲いてた。わたしはそれを摘んで家に持ち帰ると、両親は大喜びして父は油絵で、母は日本画でそれを書いていた。遠い昔の想い出だ!
いま、林道を走ってもヤマユリは全く見つけられない。
父の遺言に「わたしの棺をユリの花で埋めてくれ!」とあったのだが、とんでもない難題を突きつけられ途方に暮れたものだった。仕方なくカサブランカで代用した。
ところでこの写真のヤマユリは父が逝った直後に、それを知らずに百合が大好きだった父のために持ってきてくれた人がいた。それを庭に植えたら今年も大輪の花を咲かせた。まるで父の生まれ変わりのようである。
そのユリを持ってきたのは父の教え子ではなく、わたしの最初の赴任校の最初の卒業生であるのも何かの因縁である。
2010年7月17日 (土)
スイスアルプスの花 追記
エーデルワイスは“気高い白”の意味を持つというが、その和名“薄雪草”は“気高い白”に対してなんという情感をもつのか!
日本人の感性に誇りが持てる一瞬である。
なお、薄雪草の古い写真が出てきたのでアップしておく。1枚目は礼文島の礼文薄雪草で2枚目は木曽駒の駒薄雪草。どちらも20年以上前の写真。
こうしてみると、エーデルワイスが一番華やかだろうか!
この2枚はスイスアルプスの三大名花の一つであるリンドウの仲間のゲンチアナの種類らしい。
図鑑を見てもゲンチアナの何なのかよくわからないが、すばらしい発色だ。
ぜひ見てみたいものだ。
こんな花もおもしろいのでアップしてみた。
イエローポピーと野生のシクラメン。
ポピーはこんなところで咲いているんだ!すごい景色だ。花の横を登山者が歩いている。
シクラメンも元々は高地の植物だったんだぁ!カタクリの花のようだ!
2010年7月16日 (金)
スイスアルプスの三大名花(エーデルワイス)
わたしのレポートではない。カアサンがスイスアルプスにエーデルワイス探しに行っていて、今日帰国した。
エーデルワイス(edelweiß)“気高い白”は日本では“薄雪草”という名で親しまれている。駒薄雪草と礼文薄雪草は見たことがあるが、早池峰薄雪草はまた見る機会を持たない。
かってはヨーロッパ土産にエーデルワイスの押し花やドライフラワーを戴いたものだが、いまはスイスアルプスでも滅多に見られないというエーデルワイスだ。
カーサン達は歩き回って野生地を見つけて楽しんできたようだ。
随分たくさんの花を見てきたようだが、スイスアルプスの三大名花といえば、エーデルワイスの他にリンドウのゲンチアナと、ツツジのアルペンローゼをいうのだそうな!
一時にこの3種を見たのだから、もう思い残すことはあるまい!
2010年7月13日 (火)
2010年7月10日 (土)
水浴び
①マゴが川で浮き輪に乗ってバシャバシャと遊んでいた。
②ん?あれ?バカに足が高く上がっているなぁ?
③やや?顔が沈んでる!アレは明らかにおぼれてる!
マゴが河川で溺れているのにカメラにしがみついてシャッターを押し続けたジィ!
宇蓮川右岸を散歩しているときだった。
あまりの暑さに川に入って冷やそうと、強引に川岸まで降りていった。宇蓮川は水かさが増していたがこの部分は溜まりになっていたので、マゴは喜んではしゃいでいた。
“Hana”はかっては宇蓮川の急流で遡上したりして遊んだものだが、いまではオッカナビックリで川に入る程度である。
そんなとき、わたしは足元を滑らせ川にハマってしまった。全身ずぶ濡れ!ケータイは防水機能があったからよかったが、お財布のお札もずぶ濡れ!
沢ガニとカワニナとヤゴ、そして夜の線香花火
孫を連れて山葵田にやってきた。
ワサビ田にはカニがいるので、子どもは大喜びだ!
まだ自分で掴めないのでわたしが大変だが、マゴが喜ぶ姿を見ると腰が痛くとも我慢して蟹捕りに専念する。
いつもは気付かなかったが、ヤゴとかカワニナも見つけることが出来た。そういえば先月はこのワサビ田に蛍がいっぱい飛んでいた。
じつはこの沢ガニ、山葵田では大変な厄介者なのである。猪が蟹を食べに来て山葵田の石垣を崩してしまうからである。
子どもは花火が好きだ!わたしも小さい頃は大好きだった。
今回は中国製の線香花火しか用意できなかったが、マゴは充分満足したようだ。
3才ではまだ日本製の良さはわからないかも知れない。
10年経ったら日本製の良さがわかる子になって欲しいと願うが、それだけ経てば中国製の技術も日本並みに追いつくかも知れないな!
2010年7月 6日 (火)
2010年7月 2日 (金)
犬連れ車中泊・浅草岳山行
浅草岳ネズモチ平登山口まで前日におよそ7時間掛けて辿り着いた。100台以上可能な駐車場は我がハイエース1台のみだった。
今朝、5時に起きると雨が上がり明るい空になっていた。もし、天気が悪いようだったら年老いた“Hana”はクルマに残留させる予定だったが、晴れて暑くなりそうだったので同行させることにした。
6時に出発。自然林の美しい森を気持ちよく歩けた。“Hana”もしっぽを振りながら楽しそうに歩いていた。
山頂まで誰一人会わずにまさに完全貸し切り状態。ゆっくり食事をし、ゆっくり花の写真を撮りながら過ごせた。
下山路に直登ルートを取ったのだが、これは老犬にはキツすぎた。これを登りに取っていたら登頂は不可能だったかも知れない。
初めて会った登山者は「自然観察員」の腕章をまいていた。「今日は人が誰もいず、花も満開で素晴らしかった」と話しかけたら「今日の天気予報は降雨確率90%だったからね」と応答があった。昨夕、自宅を出てから天気予報を仕入れる余裕がなかったが、90%と知っていたらとても登る気にはならなかったと思う。なお、この駐車場はケータイは[圏外]。