チェロの剥がれ
本番の3日前からチェロの響きが変わってしまった。最近梅雨のように湿度が高く、楽器を持っていてもベトベトしてくるから心配していた矢先だった。
軽く叩いてみるとこの写真の位置の響きが鈍い。おそらくパフリング(弦楽器のふちにある2本のライン)か、表板と横板の境のニカワが剥がれたのではないかと推測する。
わたしの住む県内にはこれを診察できる楽器屋さんはないので都会まで持っていかなければならない。しかし、この程度の故障はお天気次第で何もしなくとも回復することもある。それに楽器屋さんに持っていくのには貴重な1日を費やしてしまうし、万一コマを外したりしたら音が変わってしまう。
今回の結論はこのままの状態で本番を迎えることだった。
しかし、わたしにとっては精神衛生上、大変過酷な3日間だった。
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