2010年3月
2010年3月29日 (月)
2010年3月24日 (水)
ちょい悪オヤジ?
これは“ちょい悪ショコラ”という多分チョコレート菓子で、白馬スキーでの土産物である。[ちょい悪オヤジ]をもじったものだろう。
わたしは送り主の1人なのだが、送られ主は「わたしにピッタリ!」ということで写真まで撮られ、土産物の能書きが写真で送られてきた。その能書きは「ちょい悪五箇条」となって箇条書きされていた。
[大人の男にしか分からない本当の味がある ちょい悪ショコラ]として
第一条、
流行に敏感で良質の素材を選び、
ジャストサイズで着こなすべし
第二条、
若者には表現できないような
色気と余裕を兼ね備えるべし
第三条、
見た目は悪でも、心は紳士
そのギャップを大切にするべし
第四条、
何事にも正面から立ち向かい
その人生経験を糧に年を刻むべし
第五条、
知らない人の悲しみに触れた時
臆面も無く泣くべし
たしかにわたしが読んでも笑えてくる。もしかしたらわたしはこの5条件に合致しているかもしれない。
ただし、合点がいかないのは「ちょい悪オヤジ」の定義に短く刈り込んだ髭はいらないのか?という点だ!
さらに付け加えるなら、わたしは「ちょい悪オヤジ」ではなく「おお悪ジジィ」ではないかという点だ!
2010年3月22日 (月)
香嵐渓のカタクリの大群落
香嵐渓のカタクリは保護してあることもあって、なかなか見事だ!
この写真のように一面がカタクリで埋まっている。
でも、11時頃まではまだカタクリはしっかり眠っていて、開いていませんでした。お豆腐料理を食べて13時頃再び登ったら見事に開いていました。
しかし、カタクリは確実に1週間遅かった!あぁ、残念!
なかでもまともな花だけを撮ってみましたが、すごい人だし急斜面なので三脚も使えないどころかしゃがんでファインダーをのぞくことも出来なかった。わたしのEOS-5Dはライブビューが付いてないので、仕方なしに35mmのレンズを付け、ファインダーをのぞかず、そのままカメラを花の正面に持っていってオートフォーカスでメクラメッポウシャッターを押して撮ったのがこれらの写真だ。何という撮り方かは知らないが結構映っているので喜んでいる。こういう撮り方をしたのは初めてだ!
2010年3月21日 (日)
コシノコバイモ、ミノコバイモ、カイコバイモ
小貝母の種類・分類がどうなっているのかはよくはわからない。図鑑でも余り詳しく載っていないからだ。
わたしの見た限りではこの3種類を確認しているが、どうやら各地にもありそうだ。
小さく、地味な花なので余程気をつけないと見落としてしまう。
しかし、よく見ると大変個性的でおもしろい花である。
コシノコバイモは越中地方の名前が付いているが、静岡でも見ることができる。
ミノコバイモとコシノコバイモを見比べると、確かに花の形や色が違いのがわかる。
ミノコバイモはわたしはまだ美濃地方でしか見たことがないが、やはり各地で咲いているのかも知れない。
わたしの知る限り、すごく大きな群生を作ったり、大きな株から何本も花を咲かせることがあるようである。1つの株の塊に10本以上の花を咲かせると見事である。
3種の中で一番早く花を付けるのが美濃コバイモだが、土地柄かも知れない。
カイコバイモも甲斐の国や駿河の国で見ることができる。
色はコシノコバイモに似ているが、花がやや小さいことと花弁の先にギザギザがあるかどうかが違いだろうか?
これらのコバイモは最近見たものであるが(美濃コバイモは1部、昨年の写真を使用)、なかなか奥深いものだある。
とある写真集では阿波小貝母(藤原岳)の写真が載っていたり、ある図鑑ではホソバコバイモなる写真が載っていたので、まだまだ沢山の種類があるのかも知れない。
まぁ、多少の違いはあるのだろうが、どれもかわいい。
犬についた山ダニ 〜これが山ダニだぁ! II 〜
このブログでは山ダニを何度か取りあげている。「山ダニ 写真」で検索してくる方が多いので、再度取りあげる。
昨夜一緒に寝ている黒ラブの“Hana”を触っていたら大きな山ダニを見つけた。
写真のようにしっかり食い付いていて、離す気配は全くない。
顔を“Hana”の体の中に食い込ませている。
これはとげ抜きで引っ張り出した山ダニである。口の周りに一緒に採れてしまった“Hana”の皮膚の一部が見える。
それを取り除いてみると、小さなダニの口が確認できる。
こいつが憎っくき山壁蝨野郎だ!
今回の発見は、“Hana”の体に取り付いているときのダニの色はほとんど白だ。しかし、ティッシュペーパーの上に乗せたダニは焦げ茶色をしている。これは単なるカメラ側の問題ではなく、カメレオンのように色が変わるのかも知れないと思った!
赤いベルト
わたしはは子どもの頃から“赤”の色が大好きだった。でも、当時は“赤”は女の子の色だったから、身につけることはあり得なかった。
そんなわたしも50才の時に糸が切れ赤い文字盤の“TAG Heuer”を買ってから目覚めた。
赤い色は一度身につけたら話すことが出来なくなる魅力がある。いまだにその赤いTAGはどこに行くのも一緒である。
その次に身につけたのは赤い靴。黒いジーンズをはくようになってから赤い靴を勧められ買ったものだ。そしてやはりジーンズに幅広の赤いベルト。
さて、今日は元職の謝恩会のパーティへの出席を乞われていた。黒いスーツを着ていく予定だがネクタイをする気はない(やっとそれが許される歳になった)。
それで、急遽細めの赤いベルト(allegri)を仕入れ薄紫のYシャツに黒のスーツ、赤いベルトに赤い靴下に赤い靴を履いたジイサマ。
若い人たちにはどう映ったかしらないが、1年ぶりにおしゃれをした気分だった。
ちなみにわたしの普段の服装は「糞も味噌も一緒」という言い方があるが「山も町も同じ服装」である。
周りからは「オシャレとは縁遠い」と思われているだけに余計気分がいい。
2010年3月20日 (土)
芝川の“カタクリ”づくし
富士宮や芝川では各所でカタクリが咲いている所がある。
きょうは午後が空いたので、芝川に出かけて見た。10日前にはまだ蕾で1輪も咲いていなかったが、きょうはどこに行っても満開だった。
やはり春はカタクリの花だ!
3枚目の写真は、今年初めて見ることができたニリンソウが咲いていた。
この花のかわいらしさも格別である。
ここでは、以前から花の情報を交換していた花仲間に偶然会うことができた。こんな出来事もすばらしい。
同じ地区でも場所(土壌)が変われば色も模様も違う。
同じような写真を一杯並べたが、どれも皆かわいくて全部を載せたくなってしまう。
カタクリってそんな魅力のある花なのだ!
最後の写真はシュンラン。赤い首がかわいいのでアップで狙った!
2010年3月19日 (金)
音楽レッスン用レコーダーの決定版“LessonMaster”
音楽の練習用にとても便利なモノを見つけた。
これ一台で高音質レコーダー+クロマチックチューナー+メトロノームを内蔵しているのだ。これらの機能を一台に内蔵しているのは大変便利のはずだ!
しかし、わたしが注目しているのは高音質デジタルレコーダーでありながらスピーカーを内蔵しているので、すぐその場でしかも大変手軽に聞くことができることだ。
これは音楽練習に大変便利な機能である。
このレコーダーは残念ながらMacには対応していないのだが、マイクロSDカードをカードリーダーでMacにつなげればPCでもiPodでも聞くことができる。わたしはアンサンブルの練習帰りにはクルマの中でBOSEのANCヘッドホーンで聞いている。
SDカードは2GBが附属されている。しかし、マイクロSDは小さすぎて扱いにくいのが欠点。
2010年3月18日 (木)
2010年3月17日 (水)
2010年3月15日 (月)
今シーズン最後のスキー(?)白馬五竜スキー場
スキーは長い間ブランクがあっただけに、再開した今はとても楽しい。
今回は前の職場のゼミスキーに参加させていただいた。
若い人たちと勉強するのも楽しいけど、若い人たちと一緒に遊ぶはもっと楽しい。
今回の最高峰は最終リフトから山登りをし、地蔵の頭(1676ケルン)だ。1枚目の写真のわたしのスキー板(K2ミウラクラシック)の向こう側の稜線が唐松岳。あの稜線をMTBで下ったことがある。
その向こう側に白馬三山が見える。白馬は何度か登ったことがあるが、三山には高山植物の時期に子どもを連れて歩いたことがある。そんな昔のことを思い出しながら素晴らしい景色に感動した。
宿は昨年と同じ「白馬ホテル」だったが、これがまた素晴らしい。
この写真はわたしの部屋の窓から撮ったものだ。
食事もバイキングで、そのどれもが皆おいしい。
同行の女子学生はバイキング全種類食べることに挑戦していたが、わたしには到底出来なかった。
さらにこの旅行にはリフト券1日分が付いているので破格の価格で楽しめる。もちろん温泉付き。
2010年3月13日 (土)
2010年3月11日 (木)
カタクリはまだかな? シュンランは咲いたかな?
今年は2月の中旬が暖かかったのでかなり春は早くやってくるのではないかと考え、芝川に出かけて見た。
春蘭は初々しい姿で美しく咲いていた。しかし、この山もなぜか年々株が小さくなってしまう。
3枚目と4枚目の写真は同じ被写体だが、赤い茎が可愛かったのでピントを茎に合わせてみた。
カタクリの開花にはさすがにまだ早かった!もしかしたら“あわてんぼう”の片栗がいるのではないかと探したが、やはり発見できなかった。
でも、この蕾は今にも「ポッ!」とかわいい音を立てて蕾が割れ、中からピンクの花が顔をのぞかせるのではないかとしばらく見つめていたが、何の気配もない。そこで暖かいわたしの息をそっと吹きかけてみたがやはり返事はなかった。
今年はまだピンクの花を見ていない。まぁ、春蘭が見られたからいいとするか!
自家菜園のレストラン“ビオス” BIO-S
今日は真の目的はカタクリだったのかフランス料理だったのかがはっきりしない。
芝川の野菜畑の中に最近出来たフランス料理店“ビオス”でランチを楽しんできた。
富士山が目の前に見える田舎の有機農場主がレストラン経営に乗り出したようだ。それが実にセンスよくおいしい野菜を上手に料理している。メインは魚か鶏肉を選べるランチメニューだったが野菜とのハーモニーが素晴らしい。
店内は木曜日の昼だというのに満席。クルマの中に“Hana”を残留させていたのを見ていた店員が「ワンちゃんもどうぞ!」と言ってくれた。どうやらオーナーが犬好きのようだ。
わたしの横に“Hana”が顔を出しているのだが、黒くて目が見えないかも知れない。
“Hana”は床暖房が気に入ったのか、この体勢を崩さず皆から失笑されていた。
子牛の誕生
“レストラン ビオス”を大満足で出ると、目の前に牛舎があった。「おやっ!」と思ってのぞき込むとちいさなちいさな牛の赤ちゃんをお母さん牛がペロペロなめ回していた。「ん?子牛にはまだへその緒が付いてるぞ!」、「あれ!お母さん牛には胎盤がブラ下がっている!」どうやら大変なモノを見てしまったようだ。
そのうち近所の娘さんが見に来た。「朝見たら足がブル下がってるのが見えたんです」だって!「ではみんなで引っ張り出したの?」と聞いたら「ここはいつも自然分娩なので引っ張らないんですよ!」とのこと。「いまから1時間前に生まれたばかりです」と教えてくれた。
赤ちゃんはまだしっかり立てなかった。お母さんはペロペロとやさしそうになめていた。
2010年3月 8日 (月)
藤原岳の福寿草
ついに久しぶりに太陽は出だした。しかし、開花は昼頃である。ゆっくりクルマの中から起き出し、ゆっくり朝飯を食べ、ゆっくり登山の準備をし、ゆっくり歩いて(カメラ、レンズ2本、大きな三脚/ジッツオのエクスプローラーを背負って)ポイントに着いた。
太陽を浴びた福寿草は徐々に開花している最中だった。11時半である。
金色に輝くこの光景があまりにも神々しいところから“福寿草”と名付けられたのかも知れないと思った。ところが急斜面と岩場でせっかく担ぎ上げた三脚は等々一度も使わず全部手持ち撮影。数日前に買った手ブレ補正機能付きレンズが大変役立った。
節分草も咲いていたが昨日の印象が強かったので写真は撮っていない。
スハマソウは咲き出したばかりでとても優しかった。伊吹山にも沢山あるはずだったが昨日はまだ1本も出ていなかったから、ここで会えて嬉しかった。
セリバオーレンは数が減っていたが見つけられた。ジベの芯が微かにピンクなのがとても可愛い。
ナニワズは木本。いい花だ!そういえば、コショウノ木も見たな!
昔の藤原岳の福寿草
この写真はいまから20年近く前に藤原岳の同じ時期に同じ場所で撮った写真である。
わたしはこの光景を見たときから、この場所に毎年通っている。
福寿草が自分の体温で雪を溶かして丸く穴を開け、そこから頭をもたげて花を咲かせる。「こんな自然界ってあるんだぁ!」と感動した瞬間である。
これはかっての3月10日のことなのだ!
わたし達は環境破壊だとか地球温暖化だとか、いろいろな話を聞くが、おそらくもうこのような光景は見られないのでは無かろうか?わたし自身、毎年通いながらもすでに10年近くこんな光景にはお目にかかれないからである。
おそらくだが、今ではこの地にこのくらいの積雪が残っているのは2月末だろう。しかし、2月では日照時間や平均気温からして福寿草はまだ土の中だろう。そんなふうに想像してしまうと、もはやこの写真のような光景はもう2度と見られないのかも知れない。
その手は桑名の焼き蛤
桑名を通る度に「ハマグリを食べたい!」と思っていたが、電話帳を見ても本屋によって“るるぶ”を探してもそれを果たせないでいた。その理由が今回わかった。蛤は料亭・割烹でしか喰うことが出来ないと言うことが!
今回は丁字屋という日本料理店に予約し、やっと蛤体験をすることが出来た。いやぁ、実に見事な料理を戴くことが出来た。食後静岡まで運転するので出来ることならノンアルコールの清酒をほしいと思ったほどである。
写真は特においしいモノだけだが、まずはそのうまさに驚いた“蛤の刺身”。初めての食感。甘い!2枚目が有名な“焼き蛤”。う〜ん、香ばしいかおり!3枚目蛤の治部煮。味噌味のハーモニー。4枚目は蛤の天ぷら。左上の黒いヤツが海苔にまかれて揚げられたものである。磯のかおりと蛤の舌触りがすばらしい。そして最後は究極の蛤雑炊!見た目よりも蛤が沢山入っている。生姜が利いて体がポッカポッカと温まる。この雑炊だけを丼一杯食っても満足出来そう(これは卑しい者の感性か?)。
初めて喰った蛤づくし。大満足!
2010年3月 7日 (日)
2010年3月 3日 (水)
チェロの駒/春・秋用
わたしはチェロの駒は夏用と冬用の2つ持っている。もう20年以上愛用しているコマである。冬用は夏用に比べて3mm程高い。たった3mmではあるがこの違いは大きい。
しかし、年を取ってくるとこの違いも左指にさらに負担となってくる。そこでこの両者の中間の高さを作ってもらうべく、行きつけの「ヴァイオリン工房 Cat's 」の鈴木さんのところに出かけた。要するに春と秋に用いる駒である。
普通、コマを作って戴くにはチェロを何日か入院させなくてはならないのだが、静岡から行くことを知っている鈴木さんは「朝早く持ってきなさい」と言ってくれる。10時半に工房について楽器を預け、あとは夕方になって「出来上がった」という電話を待っていればいい。
さて、再び工房を訪れ出来上がったばかりの白いコマ(古くなると茶色に変色する)の付いた楽器を試奏。大変調子いい。指に負担もかからないしパワーのある音も出る。大喜びで家に持ち帰り弾き込み作業に費やす。
ヴァイオリン工房 CATS
日吉にある“ヴァイオリン工房 CATS ”の写真が手に入りました。ご主人の了解が得られましたのでアップさせていただきました。
この工房でわたしの楽器の調整や駒の作成や弓の張り替えが行われております。わたしのお弟子さんも大勢、こちらにお世話になっております。
ご主人とは50年来のお付き合いです。大変実直で素晴らしい技術を持っている方なので全面的に頼っています。
弦楽器店というのはなかなか目に出来ない珍しい写真だと思います。ほとんどがこのような工房です。
わたしが持っているのは出来たばかりの駒が付いたStoss です。後にご主人の力作である猫を彫った譜面台がおいてあります。壁に掛かっているチェロの表板はHenri だと思います。