2010年1月
2010年1月31日 (日)
2010年1月30日 (土)
太刀山/犬連れ山行
久しぶりに雪を踏みたかった。1月の下旬である。いまならどこに登っても雪はあるはずだと思って、竜ヶ岳に登ろうと思って出発したのだが、全く雪は確認されなかったのでパノラマ台に回ったがやはり雪はなかった。
最後の手段と思って太刀山に行ったのだがやはり雪はなかった。どうやら今年は大変な暖冬のようだ!
太刀山は今回も相変わらず貸し切りだった。
地図で見る限り、富士山に一番近いピークである。だからであろうか、ここまで来て富士山が見えなかったことはほんの2〜3回しかない。ほとんどこのような見事な富士山が見られる。
ここは“Hana”は21回目の山行である。
この時期、雪のない山頂は初めて!まるで春のような暖かさだった。
富士山を世界遺産に?
朝起きるとまず窓から“きょうの富士山”の様子を眺めてから一日が始まる。
わたしは富士山が大好きである。山に登っても始終、富士山の方向を意識し探しながら歩いている。
だからわたしはぜひぜひ富士山を世界遺産に登録されることを望んでいる。どうやら自然遺産は無理らしいが文化遺産でもいいから登録されることを願っている。
が、きょうはそんな気持ちもすっかり吹っ飛んでしまった。このままもし間違えて世界遺産に登録されてしまったらとんでもない赤っ恥をかくのではないかとの結論に至った。
それは篭坂峠からアザミ平まで歩いている最中の出来事だった。ものすごい騒音が後ろの方向から聞こえてくるのだった。この地の両脇は東富士演習所と北富士演習所の境にある。音の方向は多分北富士演習所の方から、大砲をドカドカ撃つ音が絶え間なく聞こえてくる。それは静寂を突き破り、音波が空気の振動として伝わり五感全てに不愉快な感じを訴える。
こんな音を世界遺産の査定委員が聞いたら、決して世界遺産などなろうはずもない騒音(いや騒音というより騒振と言った方がいい)なのである。
静岡県・山梨県の世界遺産準備室の方々はこの音を聞いたことがあるだろうか?推進している県知事さん達は聞いたことがあるのだろうか?
わたしは世界遺産を諦めろと言いたいのではない。演習所を撤去すれば済むことである。富士山に軍隊は似合わない。(本当を言えば日本に軍隊は似合わないのだが)
美しい富士に向け大砲を撃つそのセンスが疑われる!文化を持たない人たちが富士山を文化遺産にしようとするそのセンスが疑われる!
2010年1月27日 (水)
お昼はちょっと「御天」の豚骨ラーメンを食べに行って来た!
なんか大変不思議な体験をした気がする。ただちょっと行きつけの豚骨ラーメン屋にラーメンを食いに行っただけなのだが、たったそれだけなのだがそのラーメン屋は自宅から200km程離れたところにあるだけの話だ!
わたしは東京に行くとかならず「御天」のとんこつラーメンを食って帰る。それを今日のお昼に行って来ただけのことである。
ここのとんこつラーメンはとてもおいしいのだが、何よりもおいしいのはこのラーメンの上にたっぷり乗っている“辛し高菜”だ。ものすごく辛いのだが、これだけおいしい高菜は他では食えない。今日も2パック持ち帰りように包んで貰った。この辛し高菜はラーメンだけでなく、味噌汁に入れても蕎麦に入れても何にでも応用できるのが嬉しい。
ジパング倶楽部
ジパング倶楽部という会員組織がある。JRの乗り物が全て3割引になるという特典があるが、65才にならないと資格がない(女性は60才だという)。しかも3回目までは2割引で、4回目から3割引になるのだそうだ!
わたしはまだ1回しか利用していなかったから、いざという時(遠距離の旅行をするとき)困るので、その回数を稼ぐのが目的で東京まで行って来た。チケット売り場で事情を話したら「往復買わずに行き帰りで買えば2回利用になる」ことを教えられ、めでたく3回目の2割引が完了した。
次回からわたしは3割引になるのだが、果たして利用することがあるのだろうか?わたしはクルマの運転が大好きだから電車には滅多に乗らない。その上愛犬“Hana”がいるのでどうなるのかはわからないが!
YAHOO!ショッピングの人気グルメスイーツお取り寄せ市
わたしはデパートの催事場で行われる各地のおいしいもの展が大好きで、その度に出かけては仕入れて帰る。
今回は少し毛色が変わっていて[YAHOO!ショッピングの人気グルメお取り寄せ市]が西武デパートで催おされているということをニュースで知り、大変興味を持って出かけて見た。これが今回の東京行きの3つ目の理由である(もしかしたら1番の理由かも知れないが)。
朝10時半前に池袋西部の催事場に着いたら、ものすごい人だかりで、もう粗方の有名品は売り切れていたのが現状だ!なんと言うことだ!
今日は催しの最終日と言うこともあるのかも知れないが、ものすごい人並みと30分待たねばならない行列の渦とおいしそうな品物でごった返していた。
わたしは人混み酔いしてしまい帰りたくなったが、それでもせっかくここまで来たので、2つほど行列に並んで買ってきた。
写真の[京都 伊藤久衛門/宇治抹茶ロールケーキ]はなかなかおいしかった!
2010年1月25日 (月)
JBL LANCER 44 と B&W CM9 をLUXMAN SQ-38sでレコードを鳴らす
きょうはCDとレコードの聞き比べをして遊んでいた。
レコードは滅多に聴くことがないので、音が出るまでにだいぶ時間がかかってしまったが、いざ出してみると、やはり実に素晴らしい。モーターもアームもトランスも何10年も前のものなので調整に手間取るが温かくて素直な音色がたまらない。
きょうは弦楽器の音の聞き比べをしたのだが、いい比喩を思いついた。「CDは弓にたっぷり松ヤニをすり込んで弾いたような音で、レコードは一旦すり込んだ松ヤニをはたき落としてから弾いた様な音がする」。「CDは立ち上がりが強く倍音がよく鳴って明るい感じがするが、レコードは弓の弾力加減が感じられるような深みのある音がする」
いまは石のアンプは持っていないでLUXMAN SQ38sだけである。この真空管のプレートの火を見ているだけで実に癒される。これは五右衛門風呂の釜に薪をくべながら癒されているのと同じである。(ケースを外すのが大変だったので埃を落とせなかった)
さて、本題はスピーカーの聞き比べだった。
昨年、B&W CM9を買ったばかりで大変気に入っている(11/10記事)。
いまは物置台にしかなっていない1970年購入のJBL LANCER 44に切り替えてみて驚いた。コーン紙にキズがありエッジはヒビ割れている(LE-8T 8/24記事)のだが、なんと見事に歌い出したのだ!B&W CM9に引けを取らないどころか、それ以上に大変深みのある見事な音作りである。
半ば諦めていたスピーカーだけに、これではなんとしてもコーンとエッジを交換したいと思うようになった。
2010年1月23日 (土)
いま話題の“谷津山”
静岡市の真ん中にある谷津山はいま何かと話題を呼んでいる。
昨日もTVでやっていたが、谷津山は“八つ山”でピークが8つあるだとか、「里山」ではなく町の真ん中にあるから「街山」だとか言われていた。
わたしもこの小山が好きで何度も登ってる。我が登山犬“Hana”も100回くらいは登っているのではないだろうか?わたしの家から山頂に登って家に帰るまでちょうど60分のとてもよいお散歩コースだからである。さらに谷津山を縦走してくると120分かかる。
また麓に義理父母の墓があり、山を挟んで向こう側に“Hana”のカアサンの実家があるからどうしても山越えする必要が出てくるからである。
谷津山には無数のルートがあり、きょうはお正月に目を付けておいたこの写真の新ルート(踏み跡)を取ってみた。
しばらく歩いて一旦踏み跡は消えたが、じきに復活し無事に反対側に降りることが出来た。
実家に寄って家に帰るには再び山に登らねばならないので、同じルートを取りたくなかったからである。
また、この山の魅力は巨木が多いことである。
竹林が荒れ果て、見るに忍びない部分もあるのだが、このような巨木がかなり残っている。おそらく何百年間もこの街の中の歴史を見続けてきたのだろう。徳川家康にも会っているのかもしれない。そう思うだけでワクワクさせるすてきな里山である。(街山と言う言葉は好きでない)
2010年1月22日 (金)
2010年1月17日 (日)
あららぎ高原スキー場(南信/阿智村)
ワサビ田小屋から40分ほどで茶臼山高原スキー場の入り口、80分ほどで治部坂高原スキー場、90分ほどであららぎ高原スキー場に行くことが出来る。今回は治部坂で滑るつもりでいたのだが、途中の道路標示で気温が−15度と出ていたので南向きの「あららぎ高原スキー場」まで足を伸ばした。初めてのスキー場である。着いて驚いたのは駐車場はボードの若者ばかりで「しまった!」と思ったもののすでに駐車代金を払ってしまったので、やむなくここで滑ることにした。
幸い午前中券があったのでこれを買い滑ったらなんと最高の雪質。日が当たっているのにこんなに雪がいいとはかなり外気温が低いのか!
今日のわたしのファッションは完全防寒具。Eddie Bauerの羽毛コートにmont-bellのシンサレート入りゴアテックスのオーバーズボン。これなら寒さ対策は完璧!
スキー板は数年前からはいている「K2 ミウラ・クラシック」。これはいい!老人にはこれ以上のスキー板はないかもしれない。
ワカカリシ頃は朝8:30にリフトが動き出す時間にはすでにゲレンデで準備運動をし、それから延々21時のナイター終了まで滑っていたわたくしは、今は一日に2時間も滑ればもう十分です。
リフト最上段からの景色は素晴らしいものだった。普段はちょうどこの反対側から見ているので山座同定(山の確認)が難しいのだが北岳から白根三山までが写っている。こういう景色を見ると嬉しくなる。
この写真は南アルプスの一部で、実際には仙丈岳から(甲斐駒は仙丈に隠れて見えない)光岳まで見事に見えていた。
そば処 おにひら
またまたおいしい蕎麦屋さんを見つけてしまった。R153上にあるいつも込んでいる蕎麦屋なので、前々から目を付けていたのだが、あららぎ高原スキー場から少し北上した阿智村にある「そば処 おにひら」である。
この蕎麦は“おにひら”と注文するのだがどうやら普通のモリの3人分あるようだ。ずいぶん大きいザルだが水切りはとてもよい。蕎麦は粗挽きらしくかおりもいい大変うまい蕎麦だ!
天ぷらは初めて食った「稚鮎の天ぷら」。ワタの苦さが強くとてもおいしい。滅多に食えない絶品である。
薬味はネギと山葵が付いてくるが、別に辛し大根を注文し蕎麦汁に混ぜて食ってみると、蕎麦の味がガラリと変わってこれまたうまい。辛し大根はこのあたりの特産らしくて、店の軒先で沢山売っていた。
2010年1月16日 (土)
2010年1月15日 (金)
2010年1月13日 (水)
2010年1月11日 (月)
竜爪山(1051)犬連れ山行
登山犬“Hana”は竜爪山に登るのは現在までの599回中22回という最多の山行である。しかし、寄る年波には勝てず(13才)、今回は階段の多い一般的なルートは回避し、富士見峠経由で山頂をめざした。距離は4倍、時間は2倍程かかるが労力は1/2程で済むからである。ルートは多少荒れてはいるものの、誰も通らない道なのでリードは離したまま歩けたのはよかった。
途中、山道を倒木がふさいでいて“Hana”は立ち往生してしまった。今日唯一“Hana”が救いを求めたセクションである。若い頃の“Hana”ならこんな倒木は飛び越えるのだが、木の肌が剥がれた濡れた倒木はツルッと滑ることを知っている“Hana”は倒木の下を潜る方法を取った。が、デブッている“Hana”には、ほふく前進は余りにもキツすぎ途中で詰まってしまった。
写真を撮った後、お尻を押してやって無事クリアすることができた。
今日の登山犬“Hana”は、寒かったせいかとても元気で、この箇所以外はルンルンで歩いていたのが印象的だった。
2010年1月10日 (日)
サザエの佃煮
昨日、松崎でサザエを買ってきた。それも出来るだけ小さいヤツを20個ほど買ってきた。そんな客はあまりいないから売る方も喜んだのではないかと思う。
サザエの料理は普通は壺焼きである。これは確かにうまい。また大きいほど価値がある。
しかし、サザエは小さいほどやわらかくておいしいのだ。従ってわたしは出来るだけ小さいサザエを買ってきて佃煮を造る。まずサザエをゆでてからをはぎ取り、酒と味醂と醤油で煮るのだ。
わたしが思うにこのサザエの食い方が一番おいしいと思う。しかし、料亭や旅館では殆ど喰うことが出来ない。あくまでも家庭料理である。
また、伊豆の人たちは壺焼きも佃煮もワタを喰わないのが普通である。おそらく何らかの問題があったのであろうが、これこそサザエの醍醐味!これを喰わずしてサザエではないと、わたしは思う!
2010年1月 9日 (土)
2010年1月 6日 (水)
煙突掃除機
鳳来町の隠れ家を愛用しているわけだが、その最も大きな魅力は薪焚きの五右衛門風呂があることである。
が、もうかなり古いもので釜自体も痛みが激しいが、なんと言っても煙突掃除が出来ていないのである。
もちろんわたしの家も子どもの頃は竈があり風呂焚きはわたしの当番だったから、知識は持っているつもりだが、なんせ道具がない!煙突掃除は竹を細く切ったものの先にタワシ様のものを縛り付け、上から突くのだが、そんなものは今はどこにも売っていない。
フと地元のホームセンター/カーマを訪ねたらなんと売っているではないか!それは竹ではないが鋼線を3本継ぎ足せるものが代用品として「煙突掃除用具」と書かれていた。タワシ様なものは細い弾力のあるピアノ線で出来ており、タワシよりも遙かに効率的だった。両者を蝶ネジでつなげるように出来ている。
さっそく試してみたらススがおもしろいように捕れる。これで風呂炊きの苦労も多少は改善されよう!
2010年1月 5日 (火)
2010年1月 4日 (月)
2010年1月 3日 (日)
2010年1月 2日 (土)
2010年1月 1日 (金)
今日の富士山
お昼にしぞーかおでんを食べ満腹になってしまったので、護国神社に行くのに歩いて山越え(谷津山)をすることを提案したらマゴ達が飛びついてきた。
“Hana”と共に2人の孫を連れてテクテク出かけた。途中ひいお爺さんの墓参りを済ませたりしながら稜線に達すると見事な富士山が顔を出した!
稜線にはいろいろな公園もあり、遊ぶことが出来るのでマゴ達にはたいそう気に入ったようだ。久々に子どもが飛び跳ねている様子を目にした。
ちょうどフユイチゴが食べ頃だった。子ども達は最初は全く食べる習慣がなかったようだが、わたしがおいしそうに食べているのを見て初めて野生の苺を口にしたら、そのおいしさに驚きかなりの量を収穫した。パパ・ママへのお土産も採っていたが、運搬中にジャムのようになってしまった。
万年堂の干菓子
元旦の午前9時ちょうどに玄関のチャイムが鳴った。
年始回りとは珍しいなぁと思って階下に降りていったら、宅急便が届いたのだった。金曜日とは言え元旦早々の配達とは驚いたが、日時・時間指定の[お年賀]の配達だった。
中身は万年堂の素敵な干菓子だった。
実はこのお菓子、2009.3.27にも送っていただいたのであるが、春の詰め合わせとはかなり様子が違い、いかにも新春用のおめでたいものとなっている。比べてみるとおもしろい。
配達された時間は、ちょうど岡崎のマゴ家族が訪れ一息ついたところだった。この高級な干菓子を「おいしい、おいしい」といいながらパクパク食べられてしまったことには大変ショックではあるが、まぁ、「マゴが喜んでくれるんだから仕方ないかぁ!」と思いながらショックを隠した!