松崎の“鮎の茶屋”
伊豆に行くときは必ずといっていいくらい松崎経由で帰る。松崎はおいしいモノが一杯あるからである。その中の1つが“鮎の茶屋”だ。
この鮎はまだピクピクしていた。炭火にかけてしばらくしてやっとおとなしくなった。
この鮎は身を食べたあとさらに骨と頭を炭火にかけジックリ焼いてから全部を戴く。というよりこの頭を喰いたいために身を食うといった方が正しい。
頭とはそれほどおいしいモノなのだ!
が、この店に来る真のネライはこちらである。なにやらグロテスクに見えるが、これが幻の「イノシシのホルモン焼き」。これだけは滅多に食えるものではない。グルメストとしてはまさに絶品で、その味は他に例えようがないうまさなのである。
わたしは中性脂肪と尿酸値が高く、このような獣の内臓を「下品なモノだから喰わないように!」と医者から強く止められている。しかし、命をかけても喰いたい逸品であるからしょうがない!
これは昨日の静岡新聞の夕刊に載っていた、この店の名物「焼きアユ」である。
昔はこうしてアユの保存食を作ったものだ。わたしが子どもの頃(もちろん冷蔵庫などなかった)、このようにひもに吊したモノを戴いて食べた記憶がある。
炭火で一昼夜あぶり、煙で3〜4日乾燥させて作るらしい。ここに写っているアユは実はみんな雄で、雌はしっかりしまってあった。この時期の雌はタマゴを持っているので特別うまいという。雄の倍近い値段だが少し分けて戴いて持ち帰ってある。明日の夕食である。
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