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2009年9月14日 (月)

千万町小学校のマリンバ・アンサンブル

岡崎市の山間の村に、全校生徒5名の小学校がある。
1年生2名、4年生1名、6年生2名という数である。来春6年生が卒業する時点でこの小学校は統廃合されるという。
そのことだけでもわたしは胸がキュンとなるが、もっと重要なのはこの全校生徒5名の「マリンバ合奏」が全国レベルの力を持っていることなのだ。
この合宿所から1時間ほどの所なので、ぜひ聞かせていただきたい旨お願いしていたら、可能となったのである。
曲目はビゼーの《アルルの女》組曲より「ファランドール」。
演奏が始まるなり目を見張った。耳の穴を大きく聞き開いた。実に見事な演奏。
わたしは音楽の演奏は、何よりもまずニュアンスの変化を重要視するのだが、この5名の子ども達はそれを見事に表現していた。
考えてみれば、5名と言っても2人は1年生だからまだマリンバを触って半年も経っていない。
わたしはこの子ども達、子ども達を支える地域、学校体制、保護者、そして指導者に敬意をはらう。

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