ミラノ・スカラ座「ドン・カルロ」GP
オペラは大好きだが田舎に住むとなかなか聞く機会がない。
そんな時、なんと「ドン・カルロ」のゲネプロ(最終リハーサル)のチケットを頂いたのだった。スカラ座専属のオーケストラと合唱団を率いての来日である。
30数年前、ミラノのスカラ座にオペラを見に行った際、疲れていたためか最初から最後まで寝てしまった経験があるから飛びついた!しかし、4時間半にも及ぶ大作を飽きずに最後まで聞けるか、若干の不安もあった。
公開リハーサルは、本番と殆ど同じである。強いて言えばプレス席があること、合間ごとに演出家と指揮者が打ち合わせをしていること、指揮者(オケメンバーも)が私服だったことくらいである。
序曲もなくいきなり始まったヴェルディの音楽にわたしは一気に引きずられてしまった。歌手もオーケストラも指揮者(ダニエレ・ガッティ)も演出も素晴らしい。また、ヴェルディ音楽の素晴らしさが今さらながら感動に導いてくれる。
飽きるどころか感動しっぱなしの至福の時を過ごした。
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