ホテイアツモリソウ 某月某日某所にてーその2
ホテイアツモリソウも本当に久々に偶然出会うことが出来た。この花の紹介も「するべきかせざるべきか?」で随分悩んでいるうちに数ヶ月が過ぎてしまった。
残念ながら花期は過ぎている。1週間早かったらどんなに素晴らしかっただろう!
しかし、もう山野では会うことができないだろうと諦めていただけに、喜びは大きかった!
昔は三ツ峠や櫛形山の各所にアツモリソウやホテイアツモリが咲いていたのを知っている。お弁当を食べようと、腰を下ろしたその場に咲いていて危うく踏みつぶすところだった経験もある。
この3枚の写真は2003年某所で撮ったものである。
このように野球のボールほどの見事なホテイアツモリが、山の斜面のアチコチに咲いていた。
こんな光景はもう見れない。それどころかすでに「絶滅したかも知れない」と思っていただけに、今回の発見は大変嬉しいものだった。
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コメント
はじめまして!
時々見させて頂いていました。
自然の中に咲く花を求めて積極的に行動されていて、感心していました。
私も同じように花を求めて歩いていますが..及びません。アツモリソウ素晴らしいですね!盗掘の対象になってしまった絶滅危惧種。偶然にも出逢ったなんて幸運でしたね。山の斜面に沢山咲いていた光景も目にした事があったなんて羨ましいです。
なぜに日本人は野山のものを自分の庭のように勝手に持ち去るのか..理解できません。
山野草がビジネスになってからなのでしょうね。
もう危機的状況になったからには、犯罪として扱って欲しいと願います。これからも素敵な花々を見せて下さい。楽しみにしています!
投稿: ひなあられ | 2009年10月28日 (水) 09:45
ひなあられさん、こんばんは!
心のこもったコメント有難うございます。
わたしも全く同感です。
美しいものやカワイイものを自分のものにしたくなる気持ちは理解できます。でも、一番美しいのはその地に咲く姿だと思います。
ましてや、努力もせず金を出して手に入れるなど許せませんね!
ただ、盗掘だけでなく、温暖化の影響や鹿害によるものも少なくないのではと感じています。でも、このどちらも人間が作った災害です。
きょうはやはり絶滅危惧種のソナレセンブリを見てきました。咲いているのを見てホッとしました。
今後ともよろしくお願い致します。
投稿: yopi | 2009年10月28日 (水) 21:56