ウチョウラン(羽蝶蘭)
この「崇高な野生蘭“ウチョウラン”を見たくて毎年年をとっている」と言っても過言でない程の愛着を持っている。
この花も岩盤に張り付いて咲くピンク系(紫系?)の痛々しいまでにかわいげな美しい花である。
わたしはこの花を見るたび愛おしくてならない。
そんな花を手の届くところで撮影できること事態、奇蹟と言ってもいいほどの体験である。
しかもこの花、昨年に比べ確実に株を増やしていた。
それもこの花の価値を知っているものにとって、大変喜ばしい限りである。
この3枚は同じ株だが、実は昨年もこの株を撮影している。
この2枚も同じ株である。
今年はかなり株が増えていて、あっちを向いてもこっちを向いても見つけることができた。
じつはここに来る前「ことしも咲いているだろうか?」と1年間心配し通してきた。
わたしは結構執着深い方で、同じ所に何度も足を運ぶ質である。そんな時、殆どの場合直に貴重な花が姿を消してしまう体験を何度もしている。殆どが盗掘によるものだと思っていたが、最近鹿害による場合もよくあるようである。
この2枚も同じ株だが、この株は今回初めて見つけたものである。
場所も上の写真とは違う。ごく近くからの接写である。
今回は何十株も見ることができたが、その殆どは崖の上の手の届かないところである。しかし、手の届くところに10株以上もあったことは大変うれしい。
願わくば、いつまでもこのまま咲き続けてほしい。「来年も必ず会いに来るからね!」
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