シロヤシオを見たくて/長者ヶ岳〜天子ヶ岳(アシタカツツジか?)
今年はまだシロヤシオを見ていなかったので、計画したのが富士山の西側の長者ヶ岳〜天子ヶ岳の縦走だ。クルマを2台使えたのはとてもラッキーな計画だった。
出かける直前に「今年のシロヤシオは裏年かもしれない」との情報が飛び込んではきたものの、かなり期待して出かけた。
しかし、結果はこの写真を一枚撮っただけである。シロヤシオはもうほとんど終わりだった。そのうえ花の付き方もかなり悪いように思えた。
シロヤシオは満足できるものではなかったが、美しい富士山とすてきなグリーンシャワーには感激!
これだけでも今回の価値は十分あると自分を慰めた!
最初の写真は天子ヶ岳からである。
長者ヶ岳がすごい人混みで一気に天子ヶ岳まで歩いてしまい、ここでこの富士山を見ながら貸し切り状態でお弁当を食べたのは最高!
2枚目の写真の上⅓部分の木々の枝葉の間に雪をかぶった富士山の頭だけが写っているのだが、余程よく見ないと解らない。
本当はシロヤシオの向こう側に富士山を入れて撮るのが今日の目的だったのだが!
シロヤシオは殆ど見られなかったのだが、このツツジはまだかなり花が残っていた。
何ツツジだろう?もちろんアカヤシオではないしミツバツツジでもないしヤマツツジでもない!家に帰って調べたところアシタカツツジが正解のようだ!(愛鷹山と天子ヶ岳付近にのみ自生)だとするとわたし達は大変ラッキーな出会いがあったということになる。
2枚目は卯の花だが(沢山咲いていた)、卯の花というとわたしの中では「夏は来ぬ」(佐々木信綱作詞・小山作之助作曲)である。今の若者にこの歌を聴かせても誰も知らないが、なぜかわたしは好きな曲である。昔の教科書には載っていたはずだ。今日の同行者が若いにもかかわらずこの歌を知っていたことが大変嬉しかった。
“卯の花の匂う垣根に、ホトトギス、早も来鳴きて、忍音もらす 夏は来ぬ”
卯の花(うのはな)、来鳴きて(早もき、なきて)、忍音(しのびね)、来ぬ(きぬ)
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