2009年4月
2009年4月26日 (日)
ハードな遊歩道
ここのルートは“Hana”もすでに数回登っているのだが、今回初めて逆コースである鳳来湖側から登ってみることにした。登山口には「険しい場所もありますので装備等ご注意して下さい」とある。いつもは下りにしか使用していないこのルートは想像以上に厳しかった。イヤ、“Hana”には厳しかったというのが正しい。
さて、この3枚の連続写真。
なかなかのセクションである。
わたしは“Hana”がどうして降りるのかをカメラに撮りたくて、“Hana”に「マテ!」を命じて、先に自分だけ下ってからカメラを構えて「“Hana”コイ!」と叫んだ。
“Hana”は命令を解かれたので一目散に走ってきて、一瞬のたじろぎもしないで殆ど飛び降りるように降りてしまった。シャッターすらまともに押せないくらいの早業だったのである。
あとは何食わぬ顔をしてわたしの元にやってきた!すごいぞ!“Hana”!
2009年4月25日 (土)
木曽路
山から下り、塩尻市内の温泉で汗を流した後、どこで車中泊しようか迷ったが、こちらに来たときの定宿である[奈良井の宿]の駐車場にやってきた。
金曜日の夕方の奈良井の宿は、観光客など1人もおらず、したがっていつも戴いている投じソバを食べさせてくれる「こころ音」も店を閉めていた。
端から端まで歩いたが、どこもやっていない。観光地とはこんなものなのか!
仕方ないのでクルマに戻ってカレーを作り(レトルト)、おいしく戴いた。
朝、起きてみると雨が降り出していた。クルマの中で食事を取っていると、バックドアの向こう側に素晴らしい新緑が雨に濡れていた。大変美しい光景。
木曽福島のくるまやで蕎麦を食うにはまだ少し時間が早いので、木曽駒高原のスキー場に向かった。
山桜満開のすてきな山道を登ると雲の合間になにかしら白い山が見える!
よく見たら霧氷ではないか!あぁ、木曽駒に真っ白な雪が積もっている!
珍しい桜と雪山の光景である。
その後、くるまやでモリソバを3枚戴いたのは言うまでもない。おいしかった!
ワサビ田小屋
一日中雨の中、鳳来町のねぐらであるワサビ田小屋に到着。ここで私たちを迎えてくれたのが写真のクマガイソウである。
ことしは昨年よりも増えて12輪が咲きそろっていた。
昔は各地で見られたクマガイソウも、最近では殆ど目にすることはできない。
殆どが持って行かれてしまったのだろう!
いつか、山の中でお弁当を食べようと地面に座ったら、ホテイアツモリソウを踏みつぶすところだった。これなどもウソのような話である。
ワサビ田小屋の目の前のワサビ田は相変わらず猪に痛めつけられていた。石垣を壊して沢ガニを食っているようだ。
そういえば昨日の霧訪山稜線のカタクリもずいぶんイノシシに荒らされていた。球根を食べているのだろうか?
さて、この写真は本日の天ぷらのネタである。
わたしたちは山歩きをしていると食えそうなものは摘みながら歩く。かなりのものが昨日と本日の収穫である。
木曽路に「日義道の駅」がある。ここは地場産物が大変豊富で、必ず寄るところだ。ここでも天ぷらの材料がたくさん仕入れられた。
写真には[ふきのとう、タラの芽、酒屋の娘、朝鮮人参、コゴミ、行者ニンニク、シイタケ、アスパラ、カボチャ]が写っている。この内アスパラとカボチャは自家菜園でできたものだ。
これらをテーブルの上のコンロで天ぷらを揚げながら戴いた。さいこう!
2009年4月24日 (金)
2009年4月21日 (火)
2009年4月19日 (日)
2009年4月18日 (土)
2009年4月12日 (日)
佐渡のカタクリとキクザキイチゲ
カタクリは何度見てもいい花です。まさに「春の妖精」にふさわしいネーミングです。
本来なら日本中どこにでも咲いていたこんな野草が、今ではなかなか見られなくなってしまったのが寂しいです。
佐渡のカタクリは葉に斑が入っていません。花紋(花を除くと見られる模様)も個体によって皆違います。もちろん花の色も濃いピンクから薄いピンクまで!きょうは白いカタクリには会うことができませんでしたが!
ただ、カタクリが咲くと雪割草はもう遅いんです。雪割草を見るにはカタクリが咲き出す前の新鮮な花を見たいものです。
カタクリとキクザキイチゲ(ブルー)の混生です。
こんな姿もなかなか見られません。第一ブルーのキクザキイチゲすらなかなか見られないのに、カタクリと隣り合って咲いているなんて!なんてかわいいんでしょう!
こんなに色の濃いブルーのイチゲはなかなか見られないので、もう少し写真をアップしておきます。
白と青、実に不思議な花だと思います。
2009年4月11日 (土)
佐渡グルメ 寿司、栃餅、水
今回は両津港のいしはら寿司を訪ねてみた。「佐渡産おすすめコース」(地魚の握り)はとても美しく配置されたおいしい寿司だった。
10カンでは多少たよりなく、さらににぎりを注文したのだが、実はこれは別物だった。先に食べたコースものよりも遙かにおいしい!「う〜ん、寿司とはこういうものかぁ」と唸らせる体験だった。
次の写真は田中餅店の栃餅の栃大福と栃おはぎ(おはぎは少々つぶれてしまった)。これがうまい!独特の風味がある栃餅で大福とおはぎを作ったものである。賞味期限2日なので土産にはしにくいのが難点。午前中には売り切れる。湧き水の穴の回りにカタクリがたくさん咲いているのが確認できよう。
金北山中腹の縦池の清水と呼ばれる湧き水である。実はこの水、日本有数の名水(わたしが言っているだけなのだが)なのだ。今回もあるだけのペットボトルに汲んで家に持ち帰り、コーヒーを立てて楽しんでいる。
この2枚は佐渡グルメではなく、帰りに上越の「回鮮富寿し」で感動した記録(ケータイ)だ!
この[ホタルイカの軍艦巻き]は涙が出るほどおいしい。この味は静岡では食えない。
トロサーモンもすごくおいしい。
今回写真が撮れなかったが(食い気が先で)、甘エビも絶品!新鮮さが違う!
そういえば佐渡では甘エビのことを南蛮エビと呼んでいるのに驚いた。赤いから南蛮そっくりなのだという。
佐渡/犬連れフェリー旅行
フェリーに犬を乗せるのに不安な方も多いと思う。
おそらく犬連れには佐渡汽船は最も厳しいのではないだろうか。きっと過去に事故があっただろうと推測する。
ここでは冷暖房付きのペットルームに強制収容させる。しかし、わたしの愛犬は閉じ込められたりケージに入れられることは耐えられない性質に育ってしまった。
しかたないのでペット用の乗車券は払う(500円)(写真3番目)ものの、クルマに残留を決め込んでいる。ただし、船長に見つかるとトラブルになるのでおとなしく寝かせておかねばならない。
なお、長距離フェリー(苫小牧-新潟等)はクルマに残留しか方法はない。暑い夏はかわいそうだが、他には方法はない。ただし、船倉にはほぼ希望通り入れるので水・餌・トイレ・面会・散歩は船倉で行う。
高速道路1,000円旅行
せっかく高速道路が1,000円になったので、佐渡行きに有効に使うことを考えた。
11日の土曜日、午前1時に自宅を出発。南アルプス市から高速に乗り上越で下車。本来なら5,500円の高速料金が1,000円(写真の通り)。ところが直江津からのフェリーは欠航のため新潟港に変更せざるを得なくなり再び高速に入る。新潟中央まで同じく1,000円。
帰りは、12日(日)20時に高速道路に入り、小布施の道の駅(オアシス)で車中泊して13日(月)10時に南アルプスICを出るのに1,000円。
日をまたいでも特別割引が有効なのを確認した。
ただ、1つ大きな問題点が生じた。あまりに高速料金が安くなるために、途中下車ができなくなってしまったことである。今までだったら高速道路を途中下車して各地に寄ったものだが、特別割引は1日に1回しかできないので、それは無駄遣いになってしまう。
2009年4月 5日 (日)
2009年4月 4日 (土)
今日の“Hana”
今日の土曜日も高速道路1,000円日の第2週目で、高速道もパーキングエリアも大変混んでいた。
先週もそうだったが、岡崎付近で事故のため大渋滞が起こっているようだった。
たぶん、1,000円高速に浮かれてみな繰り出しているようだが、運転の下手な奴が増えて走りにくい。流れに乗って走れないんだよね!
たぶん、そんなことから各地で事故が続発しているのだろう。
写真は浜名湖パーキングエリアの公園の中である。
桜はまだ満開とまでは行かなかったが、桜の枝が垂れ下がっていたので、“Hana”と一緒に撮ってみた。
きょうはハルリンドウを探して山を歩いていたら道を失ってしまい、獣道を辿りながら無理矢理稜線に直登した。
この山はわたしも“Hana”も3回目だが、3回ともルートが違うから、“Hana”も面食らっているだろう。
ここが雨生山山頂だと思ったのだが、全然違っていた!
この3枚の写真は下山行程最後の落差のあるハシゴである。
“Hana”は3年前、この山にはじめて登り、ここに下ってきた。そのときは“Hana”はここのハシゴを飛び降りてしまった。
2回目の昨年、“Hana”は飛び降りることができなかった。そこでリードを繋ぎ、わたしが横にぴったりくっついて一緒に降りてあげた。
そして3回目の今日、とうとう“Hana”は降りるのを拒否した。しかし、回り道はないのでここをおろすしかなかった。写真のようになだめたりすかしたりして、最後はダッコして何とか無事降りることができた。
2009年4月 1日 (水)
キャンプでも MacBook を使いたかった!
いまやどこに行くにもPC(internet)は必需品である。
が、わたしの行き先はそれがなかなかつながらないのだ!それもそのはず。行き先は殆どが山間部だからである。鳳来町のワサビ田小屋でさえ電話はないし、PHSもつながらないし、ケータイだってDoCoMoだけなのだ。Mac OS だから問題解決は更に難しい。
そんなとき目にしたのが[b-mobile3G]という「ドコモFOMA®3Gネットワークを利用した、人口カバー率100%。出張や旅行、移動途中など、FOMA®のつながる場所ならどこでもハイスピードインターネットが思いのままです。」というやつだ!要するにFOMAがつながるところなら新幹線の中でも地下街でもクルマ移動中でも、山小屋でもキャンプ場でも、どこでもinternetがつながるのである。
わたしにとってこんなに便利なモノはない。さっそく取り寄せ、ワサビ田小屋でいい結果を出してきた。
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