犬連れ登山“日向山”
日向山は“Hana ”は4回目だが、わたしはMTBをかついでよく登ったから10回目位だろうか?
ただし、実に9年ぶりの山行だった。ルートはいままで全て錦滝からのルートなので、今回も同じとした。
錦滝の大岩に張り付いているサクラソウだ(少し遅かった)。以前はビッシリ生えていたが、激減していた。
これを見るのが非常にハードなこちらからのコースの最大の魅力である。
滝の水を身体やカメラに浴びながら、ずぶ濡れになって撮った写真である。
錦滝からのコースは、本当にハードだ。9年ぶりに登ったが、当時よりもさらに荒れていた。
かってはこのルートで山梨国体の登山競技が行われたから、かなり整備されていたのだ。
さて、この階段(というかハシゴというか)、当時から“Hana ”は苦手であった。しかし、殆ど垂直に見えるこの階段はとてもオンブやダッコでクリアできるシロモノではない。
なんとしても本人(犬)に頑張ってもらわねばならない。
こんなとき、“Hana ”とわたしをリードでつなぐと、“Hana ”は思わぬ力を発揮するものだ!
約10mの階段を自力で無事登り切った。えらいぞ“Hana ”!
階段の後も何カ所かのセクションをクリアし、なんとか雁ヶ原に着いた。
(途中、登山者が崖から落ちて負傷している場面に出会った)
いきなり海岸の砂丘のような所に出る。雁ヶ原の端っこである。
本来なら素晴らしい眺望と山並みが望まれるのだが、残念ながらそこまでのお天気にはならなかった。
せめて青空だけでも期待したかったのだが、雨が降らなかっただけでも有り難いと思わなければいけない。
今回の一番の目的は、久しぶりにオキナグサを見ることだった。
昔は雁ヶ原の一角にはオキナグサの大群生が見られた。
しかし、9年ぶりの今回は激減していた。
少し遅すぎたが何本かあったからよかったが!
でも、もっと昔はここにウチョウランが沢山咲いていたのも事実だ。
また、スズランやカモメランやイチヤクソウが咲いていたが、これらもなくなって久しい。
下りのルートはMTBには最高だった。
20分もあれば登山口までカッとんだものだ!
これが楽しくて、つらい錦滝ルートを担ぎ上げたものだった。
しかし、久しぶりにこのルートを歩いて驚いた。土砂の流れ留めに丸太を登山道に埋め込んであるので、これではMTBは快適に走れないではないか!
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コメント
はなちゃん、凄いところまで登れるんですねぇ。
ホントに偉いぞって感じです。
35mmレンズが早速大活躍していますね。パースがつき過ぎず、
自然な描写なので、臨場感があってとっても良い感じです。
投稿: volvo13 | 2008年6月 9日 (月) 00:21
volvo13さん、ありがとうございます。
獣の潜在能力にはよく驚かされます。
でも、このルートも、“Hana ”にはもうカワイソウですね!
レンズはなかなかいいです。気に入っています。
ほんとうは花の群生を撮りたいのに、なかなかその場面に会えません。
投稿: yopi | 2008年6月 9日 (月) 11:41