古宿の節分草が咲き出した!
やっと山梨県の古宿の節分草が咲き出した。
まだ咲き出したばかりなので数は少なかったが、どれも新鮮だ!
ここの節分草は、名号の節分草に比べ、優しい表情を持っているから好きだ。
白い花びら(ガク)の部分が丸いからだろうか?藤原岳の節分草とよく似ている。
これは賑やかな節分草だ!
1輪1輪は地味でも、みんなが集まるとなかなか派手な出で立ちである。
「いいぞ!いいぞ!みんな素敵だぞぅ!」と思わず声をかけてしまう。
辺りにはまだ雪がギッシリ残っていたが、雪が溶けたところから皆一斉に顔を出し始めた。
これはピントを合わせる間もなく、シャッターを押してしまった失敗作である。
しかし、左の花に蜂がたかって蜜を吸っているのを見て頂きたい。
こんなに寒くとも、蜂たちも「今年は節分草が咲くのが遅いなぁ!」と、心待ちにしていた開花を喜んでいた。そういえば、わたしは毎年何カ所かに節分草を見に行くが、今日程蜂が多く飛んでいるのを見たのは初めてである。
節分草の花びらは通常は5枚だ。しかし、この写真のように8枚もあるのは大変珍しい。
その花の左側の、正に開花の瞬間を見て頂きたい。花はもう開きたくてたまらないのだが、節分草の葉が「まだ寒いからもう少し待っていなさい!」と言わんばかりに花を守っている姿である。もう少し日が当たれば、木の葉はサッと退いてくれて、かわいらしい花がもう一つ開花する!
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コメント
こんばんは。
この花、自然で咲く姿はやはり園芸で育てているものとは違いますね。
本当に小さな花なんだけど、そこに蜂が来て蜜を吸っていたりするなんて…「ここに咲いてるよ」「もうすぐ春だよ」と言っているように思えますよね。
蕾をもたげる姿…わが家には西洋セツブンソウがありますが本当に蕾だけ、葉は姿がありません。日本のセツブンソウは葉もいっしょに出てくるんですよね。その姿って何だかとても奥ゆかしいですよね。和服を着た美人が「あら、まぶしい」と袖でふと顔を隠す、そんな姿にも見えてしまいます。
投稿: タピアン | 2008年2月23日 (土) 22:40
わたしの近辺では(行動半径はかなり広いのですが)、福寿草よりも雪割草よりも、春一番に咲き出すのが節分草です。それだけに思い入れも大きいかな!
考えてみれば“蜂”も大変だったんだろうね。雪原の中では蜜を探すこともできない。
節分草が咲き出すのを今か今かと待ちこがれていた蜂の気持が痛い程よくわかります。
投稿: Yopi | 2008年2月24日 (日) 10:36