徒歩出勤
あすから更にガソリンが値上がりになる。
買ったばかりの登山靴の馴らしをしなければならない。
そんな訳で、今日は歩いての出勤ということになった。
もちろん普段はクルマで20分(渋滞時は30分位)かかる。たまに自転車で行くのだが、自転車は渋滞があろうが無かろうが25分位だ。実は職場は有度山の中腹なので、自転車の場合最後の登りがかなりキツイ。
職場は、わたしの自宅から真南の方向にある。しかし、問題が一つあって、その中間に谷津山という山が(高度差100m程だが)横たわっている。最短距離を取る場合、この山を横切らねばならない。クルマや自転車ではそれはできないが幸いなことに徒歩ならそれが可能である。ということでとにかくまっすぐ南に向かって歩き出した。
汗をかかぬように気をつけながらゆっくり歩いたのだが(汗だくで職場に着くと1時間仕事にならない)、低山とはいえ山道はきつい。途中でタオルを取り出し、汗を拭きながら歩く。山を降りさらに舗装路を進むと、熱中症の心配が出てきたのでコンビニでスポーツ飲料水を買い、飲みながら歩く。
道々考える。山では何時間歩いてもこんなに疲れない。先日も6時間歩いてきたばかりである。何故こんなに疲れるんだろう?
考えられるのは[舗装路の照り返しによる暑さ]と[舗装路による靴裏に与える衝撃]の2つである。しかし、舗装路は確かに熱いが、山の登り道での暑さはこんなモノではない。舗装路の衝撃の吸収は確かに歩きにくいが、山での岩場でのそれの比ではない。
とすると最後に考えられるのは、平地を歩くために歩くスピードがわたしの山歩きのペースよりも速いからか?