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2007年7月

2007年7月31日 (火)

徒歩出勤

あすから更にガソリンが値上がりになる。
買ったばかりの登山靴の馴らしをしなければならない。
そんな訳で、今日は歩いての出勤ということになった。
もちろん普段はクルマで20分(渋滞時は30分位)かかる。たまに自転車で行くのだが、自転車は渋滞があろうが無かろうが25分位だ。実は職場は有度山の中腹なので、自転車の場合最後の登りがかなりキツイ。

職場は、わたしの自宅から真南の方向にある。しかし、問題が一つあって、その中間に谷津山という山が(高度差100m程だが)横たわっている。最短距離を取る場合、この山を横切らねばならない。クルマや自転車ではそれはできないが幸いなことに徒歩ならそれが可能である。ということでとにかくまっすぐ南に向かって歩き出した。

汗をかかぬように気をつけながらゆっくり歩いたのだが(汗だくで職場に着くと1時間仕事にならない)、低山とはいえ山道はきつい。途中でタオルを取り出し、汗を拭きながら歩く。山を降りさらに舗装路を進むと、熱中症の心配が出てきたのでコンビニでスポーツ飲料水を買い、飲みながら歩く。

道々考える。山では何時間歩いてもこんなに疲れない。先日も6時間歩いてきたばかりである。何故こんなに疲れるんだろう?
考えられるのは[舗装路の照り返しによる暑さ]と[舗装路による靴裏に与える衝撃]の2つである。しかし、舗装路は確かに熱いが、山の登り道での暑さはこんなモノではない。舗装路の衝撃の吸収は確かに歩きにくいが、山での岩場でのそれの比ではない。
とすると最後に考えられるのは、平地を歩くために歩くスピードがわたしの山歩きのペースよりも速いからか?

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2007年7月28日 (土)

久しぶりの都会

今乗っているChallengerの車検が9月に切れるので、定年退職後の道楽にキャンプのできるクルマと思って、ハイエースを考えていた。ただ、残念かな中越沖地震の影響で今注文しても9月の車検には間に合わなくなってしまったので、Challengerの車検は取るにしても、1年かけて日本中旅行する夢は消えていない。
そんな中、今朝急に思い立って、お台場の東京ビッグサイトで[STYLE WAGON Festival]に行ってこようと思い立ち、ノコノコ出かけてきた。

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1413会場にはワンボックスのバン・ワゴンがいっぱい並び、HiAce のコーナーもあった。いや、ハイエースのベットのコーナーまであった。
わたしは、モーターショウすら行ったことがなかったので、クルマの数・人の数にすっかり酔いながらどん欲に回り続けた。よくドレスアップしたすごいクルマばかりだった。

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1412寝るスペースと水さえあれば、どこでもキャンプできるし、登山のBCとすることもできる。
いつかこんな夢みたいな話しが実現するといいなぁ!帰りの新幹線でそう思いながら帰ってきた。

ところで、東京の町は、数日前6時間程八ヶ岳を歩いたが、それよりも遥かに疲れた。わたしの足は東京の人に負けている!

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2007年7月26日 (木)

大笹峰犬連れ山行(姫木平)

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_1271姫木平の稜線は隠れたニッコウキスゲの名所である。空模様が怪しかったが、どうしてもニッコウキスゲの群生が見たくて挑戦した。本来なら北の耳から南の耳辺りは一面ニッコウキスゲの群落が見事なのだが、今年は写真のように大変さみしいものだった。それでも、なかなか美しい光景であることに変わりはなかった。

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M_1288稜線で雨に降られたのでエコーバレースキー場のブル道を下ることにした。このスキー場は花が大変きれいなところである。
いまは、ヤナギランが咲き出し、シモツケもとてもきれいだった。マツムシソウも咲き出していたから、これからさらにきれいに彩られるだろう。

2日連続の登山だったが、雨で涼しかったのが幸いして、“Hana ”は大変元気だった。例年だったら“Hana ”の頭に日本手拭いを巻いて、水をかけてもまだハアハアしているところだが、今日はスキー場内を走り回っていた。

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蕎麦屋「利休庵」

大門峠から姫木平入り口のちょっと手前に「利休庵」という蕎麦屋がある。いつも混んでいるのでなかなか入る機会がなかった。今回は時間が外れていたので、ゆっくり頂くことができた(以前一度だけものすごい混雑時に入ったが食べた気がしなかった)。
注文したのは十割蕎麦と野菜サラダだ。十割蕎麦は一日20食の限定がまだ残っていた。蕎麦とサラダとは変な組み合わせだが、「利休庵」の畑で取り立ての野菜を使ったサラダだというので、喰いたくなった。
蕎麦は香りもよくとてもうまかった。汁も切れのよい濃いめのわたし好みだった。
サラダはイヤ〜!最高にうまかった。確かに蕎麦との相性は決していいとは言えないが、新鮮な野菜のうまみはそんなことを忘れてしまう程である。ドレッシングとマヨネーズの2種類の味が楽しめるのもいい。

美味しいモノは写真を撮ってブログで紹介するのを常とするのだが、それがおいしいかどうかは喰ってみないとわからない。一旦喰ってしまうと汚らしくて写真にならない。そんな訳で今回は写真がないが、次回行ったときには撮ってこよう!

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2007年7月25日 (水)

姫木平のペンションとブルーベリー狩り

この日は翌日の大笹山に登ることを考え姫木平の「海岸物語」という変わった名前のペンションに泊まった。もちろん犬連れペンションである。有り難いことに部屋も食堂も犬連れで一緒に生活することができる。
このペンションでの特記事項は大変おいしいフランス料理である。久々においしい本格的料理を食うことができた。

_1265翌日は大笹山の予定だったが、ガスが濃く、更に雨まで降ってきたので空模様の様子を見るべく、先に近所でブルーベリー狩りを楽しむことにした。
わたしはブルーベリーの原種である「クロマメノキ」をよく見つけ、食べたり収穫したりする。しかし、それを品種改良したブルーベリーの木を間近で見るのは初めてである。クロマメノキとはその実の付き方が全く違う。
この木の熟れた実から収穫して口に運ぶ。結局ブルーベリーで腹一杯になってしまったが、なんと言ってもクロマメノキの実の方が遥かにおいしい。

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西岳(八ヶ岳)犬連れ山行

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M_1248腰痛でほぼ一ヶ月苦しんでいたが、かなりよくなったので休みを取り西岳に登ることにした。目的はあこがれのタカネバラである。このピンクの花をわたしは大変好きだ!花びらの透明感というかガラス質というか、この乾燥感が何とも言えない。しかし、残念かな日が差していなかったのでそんな風には写らなかったが!
タカネバラは想像していたよりも沢山咲いていた。

西岳は初めてだったが、さすがに八ヶ岳だけあって、大変いい山だったがハードでもあった。往復7時間程を費やしたが、腰の方は何とか持ちこたえてくれた。

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_12235mm程の小さな花はリンネソウである。トムラウシで見て以来である。
とても小さいが、よく見るとピンクがとてもカワイイ。大きな群生がアチコチで見られた。

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Hana_1387まだ梅雨が明けていないことが幸いして、曇り空だったので、わが家の登山犬“Hana ”は、予想以上に元気に登っていた。
しかし、山頂のタカネバラを見る頃にはさすがに疲れていたようだ。
わたしたちがお弁当を食べている間、山頂の岩場にへたり込み、ゾウキンのように横たわっていた。

途中の[不動清水]の水は大変おいしい。“Hana ”は大喜びで飲んだり浸かったりしていた。
わたしはありったけのペットボトルを空け、この清水を汲んで家に持ち帰り、翌日のコーヒーの水に使った。大変おいしいコーヒーが立(点てる)った。

M_1229_3 _1227登山道途中のオトギリソウ。黄色の中に小さな赤。なんておしゃれなんだろう。 イブキジャコウソウの香り。なんてステキなんだろう。

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2007年7月21日 (土)

VICTORINOX クラシック ハンマー

毎週週末になるとお天気が崩れる。そんな時には何かうまいモノを喰うか、コレクションを小出しにして楽しむしかない。

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Victorinoxm_3237VICTORINOXのアーミーナイフはあまりにも有名である。しかし、これはクラシックというモデルで地味だが、わたしが最も大事にするナイフの1本である。
これはいわゆる5徳ナイフというものだ。小刃・マイナスドライバー・キーリング・はさみ・つめやすりが付いていて折りたためば58mmの小さなものである。
しかし、このハンドル部は純銀製の“タタキ出し”なのだ。ブレード自体は他のアーミーナイフと同じく機械製だろうがこの部分は手でハンマーをたたいているのだろう。通称“ハンマー”と呼ばれる所以である。
波の打ち方がみな違う。この波がとても優しく、暖かい。
また、赤いマークがとてもおしゃれで美しいナイフだ!

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2007年7月20日 (金)

花峰庵 たかやま

Photo_28掛川の「あすなろ」に出張だったので、久しぶりに[花峰庵 たかやま]でお昼を食べることにした。
いつも駐車場が一杯で寄るのを躊躇する程だったのだが、きょうはすんなり入ることができた。和定食屋さんだが、上品で安く美味しいので、客が多いのだろう。
今日は日替わりの重箱会席弁当を注文した。白身の煮魚がとてもおいしかった。お刺身もいろいろな種類の刺身があり、とてもおいしかった。

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下村の穴子

_1211家に帰ると[下村のあなご]の白焼きが届いていた。今晩は穴子の蒲焼きである。
穴子はウナギとよく似ているが、味は全く違う。ウナギに比べ脂がないからさっぱりしていてくどくない。
わたしは神戸の[下村]で穴子料理を食って以来、大フアンになってしまった。
そういえば吉田の藪蕎麦「宮本」の穴子の天ぷらも最高においしかった。ウナギも穴子も最高である。

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2007年7月18日 (水)

幻想的な花「カラスウリ」

M223子どもの頃、カラスウリの真っ赤な実を潰してフクラハギに塗ると、走るのが速くなるという話しを信じて、運動会シーズンよく採ってきたものだった。
この写真はそのカラスウリの花である。この花は夜にしか咲かないので、その存在すらも知らない人もいるが、このような見事な花を咲かせる。

“Hana ”の夜のお散歩に出たときに見つけたのだが、ストロボのないカメラでこの写真を撮るにはかなりの苦労が強いられたが、その甲斐があった。

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2007年7月16日 (月)

“池とん”のトンカツ

Photo_26楽しみにしていた3連休だったが、①台風 ②腰痛 ③介護 のために何もしないで終わってしまった。
せめてうまいモノでも喰いたいと思って、盆の送り火の後、近所の(静岡市葵区)トンカツ屋“池とん”に行ってきた。普段はメタポリック症候群を気にして「ヒレカツ定食」しか喰わないのだが、これはやはり物足りない。そこで何年ぶりかで「トンカツ定食」を喰った。もう涙が出る程うまかった!
写真は最も重要なトンカツが奥で小さく写ってしまったが、決して小さい訳ではない。ケータイの付録カメラだからである。

Photo_27池とんは肉もいいし揚げ方もいいし、キャベツも食い放題だし、最高においしいのだがその中でもこの壺に入った自家製の辛口のソースがおいしい。このソースをなめるだけでもこの店に来る価値がある。

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2007年7月13日 (金)

お気に入り“ナイフ”

_0242山に入ったときとかキャンプなどのアウトドアを楽しむときには、ポケットにナイフが1本入っていると大変役立つ。
このナイフは20年以上前にアメ横で一目惚れして買ったものだが、以来こればかり使っている。

_0243このナイフ“SAKAI”の「HORN SPECIAL」というナイフだが、よく見ると【HANDMADE】と書いてあるではないか!カスタムナイフとハンドメイドの違いすらわからないが、そんなに悪いモノでもないらしい。
大事に使っていきたいお気に入りのナイフである。

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2007年7月 8日 (日)

夏野菜

1376いま、夏野菜の収穫が真っ盛りである。ナス、キュウリ、トマトが豊作だ!その他玉ねぎやジャガイモも保存してあるので、毎日おいしい野菜が食卓に上る。


Hana_1373ほんとうは今日畑に行ったのは、キュウリをくわえながらウロウロする“Hana ”の写真を撮りたかったからだ!
“Hana ”は野菜が大好きで、キャベツでも大根でもトマトでもみんな食ってしまう(茄子を食うのは見たこと無いが)。そこで、“Hana ”がキュウリをくわえて喜んで走り回る写真を撮りたいとチャンスを狙っていたのだが、残念ながら撮らせてくれなかった。
それでも手で持っていってあげると。あっという間に1本のキュウリをムシャムシャと食ってしまった。実はその写真すらまともに取らせてもらえず、ピンぼけとなってしまったが、喰っている様子が何とか確認できるだろうか?

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失笑

わたしはTVを見たり新聞を読んで、面白いからと言って声を出して笑うことはほとんど無いと言っていいだろう。
もっともTVはニュース番組しか見ないし、新聞は3面と1面しか読まないから、当然と言えば当然だろうが(たまにTVで水戸黄門を見て涙することがある)。
今朝は日曜日にもかかわらず腰痛のために家でおとなしく新聞を読んでいて、あまりの面白さについつい声を出して笑ってしまった。
見出しは【ミツバチ 謎の『群れ崩壊』】
何のことかと思って読んでみたら「ミツバチが集団失踪する謎の現象」が報告されていた。わたしはとっさに「これは大変だ!蜂蜜が高くなる!」と思ったのだが、問題はさらに深刻で、「ミツバチに受粉をさせるために農作物に影響が出る」ことにあるという。ここまで読んで「なるほどな〜!」と感心してしまった。さらに読み進めると原因はどうやら「働き過ぎ」らしい。そこで「ん?働き蜂だよなぁ?」と思ったところで思わず失笑してしまった。どうやら「働き蜂が働き過ぎたことによってストレスがたまった結果、集団失踪」したとの解釈が正しいらしい!
わたしはフッと『女王蜂は何してるんだろう』と思った!

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2007年7月 6日 (金)

ジャジャうどん

_1207最近のお気に入りがこの“ジャジャうどん˝である。東北方面の食い物らしい。朝の連続TV小節で、このジャジャ麺をうまそうに喰う「イーハトーブ」という店がよく出てくる。
この写真はうどんにピリ辛の肉味噌をのせ、後は適当に具を乗せたモノである。しかし、うどんに限らず、麺ならなんでもよいらしい。だからこの“ジャジャうどん˝の場合、“冷やしラーメン˝の麺をうどんに替え、肉みそを加えたものと考えて頂きたい。
この時期、食欲をそそる食い物として最適である。[楽天]で取り寄せたものだが、息子達に送ってやったら大喜びだった。

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2007年7月 1日 (日)

十枚山、犬連れ山行

M_1172お天気がよくないことはわかっていた。それでも山に登らねばならないことがあるのである。その1つの目的は、あすの人間ドックのために中性脂肪を燃焼させねばならなかった。そしてもう一つの目的は来週末の北岳山行のトレーニングのために十枚山(1726m)山行を実施した。
十枚山はわたしにとっては2度目の初恋の山(本当の初恋の山は先週登った山伏岳)で、共に安倍沿線の山では1級である。わたしは何度もこの山に登っているが、“Hana ”は4回目の登山である。
1つだけわたしのデータに入っていなかったのは、この山は蛭(ヒル)山だった。最近この山に登るのは紅葉時しかなかったので、ヤマビルが大発生しているなんて思っても見なかったのだ。
写真の最初の水場からずっとヤマビルの巣だった。

最近はすっかり老け込んだ老犬“Hana ”は、今日は異常にはしゃいで元気だった。雨のため気温が低かったからだろうか?
しかし、わたしにはこの高湿度はたまらない。速乾性・吸湿性では最高の素材であるダクロンのTシャツでも、その機能を上回る発汗量にシャツも悲鳴を上げているようだった。

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十枚山でオノエランに会えた!

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M_1190左から「ウメガサソウ」、「オノエラン」、「カキノハクサ」である。
とくにオノエランはこの辺りでは珍しく、わたしは初めての対面である。2株を確認できた。
ウメガサソウは、とてもカワイイ花だ!シベまでしっかりのぞき込んでしまった。
カキノハクサは葉が柿の木の葉に似ているからだろうか?
きょうは花には期待していなかったので、大変な収穫だった。満足度も大きい!

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ヤマビルにやられた!

_1196この写真は家に連れ帰ってしまったヤマビルである。なんと、5匹も家に連れ帰ってしまったのだ。
十枚山に中の段から登り、最初の沢を過ぎた辺りから、登山道に山ヒルがいっぱい確認できたので、極力立ち止まらず気をつけて歩を進めた。しかし、どうやらヒルのすみかに足を踏み入れたようで、登山靴をはい上がってくるヒルを払い落としながら歩いたが、とうとうわたしの右手に食い付いているヤツを見つけた。急いで払い落としたが2時間出血は止まらなかった。
山頂でも雨カッパや靴に付いているヒルを数匹潰した。
下山後、温泉に立ち寄りズボンを脱いだ瞬間、思わず悲鳴を上げてしまった。両足の膝下が血糊で真っ赤だったのである。その際、写真とは似ても似つかない、巨大なナメクジのように肥大したヒルを見つけた。
現在、それから5時間経っているが、未だに出血が止まっていない。ヤマビルは血液の凝固を抑制する物質と、モルヒネのような麻酔の物質を出し、人に痛みを加えずだまって静かに吸血を続けているのである。
温泉時に着替えたシャツやズボンや靴下に、まだ獲物を探しているドジなヤマビルを家に連れ帰ってしまったという訳である。
ところで愛犬“Hana ”だが、裸足で歩いていたのでさぞや一杯取り付かれただろうと、入念にチェックをしているのだが、今のところヤマビルは確認できていない。ただし、右手の指の間から出血が確認できている。本人も気にしてペロペロなめている。これがたぶんヤマビルの餌食になった痕跡だろう!

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