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2007年6月18日 (月)

五右衛門風呂の怪 III

_3148写真は男の居場所、五右衛門風呂のかまどである。

五右衛門風呂の怪として2007年1月6日のブログでも書いているが、いくつか解ってきた事実があるので報告する。まずは本ブログの右側にある五右衛門風呂カテゴリーから1月の[五右衛門風呂の怪]ブログを先に読んでいただきたい。
また、[五右衛門風呂]で検索してわたしのブログに来られる方も多いので、[怪]としてまとめてみる。
1,霧氷(樹氷、スノーモンスター)の謎
①五右衛門風呂での霧氷状態は、気温がかなり下がって外気との温度差が大きく影響しているのではないかとの仮説を立てていたのだが、見事に覆された。当時以降、相変わらず月に1or2度はワサビ田を訪れ、五右衛門風呂を沸かしているのだが、今現在(6月17日)も確かな霧氷状態が確認されるのである。ただし、霧氷状態になるまでの時間が冬程早くない。同じ状態になるまでに3倍程の時間がかかる。したがって外気温との温度差が全く影響しないと言い切ることは出来ない。若干は影響しているのであろう。
ただし、自宅のガス釜風呂では、新しいお湯であろうが、夏であろうが冬であろうが、このような現象は発生しない。
②あたらしい発見だが、風呂のお湯を替えずに2度焚きすると、霧氷現象は現れない。これは、明らかに温度差と言うよりは、水の中に含まれる酸素(空気?)が水中(ふろの温水の中)で霧状(細かい泡沫状態)となり、付着するものの証明とならないか?
これは自然界に於ける本物の霧氷のちょうど180度逆の現象ではないかと考える。すなわち、空気中の水分が凍り、木々の枝に付着する現象に酷似している。
2,冬と夏の薪の量が違う
考えれば当たり前のことであるが、真冬と真夏では薪の量と沸くに要する時間は3倍程違う。したがって、夏場は沸かしすぎに要注意。
3,湯は上がぬるくて下が熱い
これは普通の釜風呂とは全く逆である。熱くてうめたら下は水だった!なんて不愉快な思いは全くする必要がない。

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