鳳来町でのB級グルメ
今回も美味しいモノを沢山食べた。おそらくわたしが最も注意しなければならない体重増加が加速したと思う。
今回の[目から鱗]は愛知県作手町で手に入れたミョウガのモヤシである。いままでもミョウガの芽(茎)を味噌をつけて喰う喰い方はわたしのお気に入りだったが、作手村のミョウガはその食える部分を長く取るためにモヤシにしてあるのだ。すると、そのほとんどを美味しい香りと歯ごたえで食うことができる。
次のグルメはワラビである。長ノ山湿原の近辺にまだりっぱなワラビが生えていた。小屋に戻って五右衛門風呂の灰であく抜きをして季節はずれのワラビをいただいた。とてもうまかった!
次は同じく作手村の刺身コンニャクと天然にがり使用の豆腐。これらもわたしのお気に入りである。
つぎは酒饅頭。それも蓬莱泉「空」で有名な関谷醸造がつくった酒饅頭である。「空」はもう目一杯注文してあるのでこれ以上の注文は出来ないが、饅頭ならいくらでも買える。しかも作手村でも販売していたので簡単に買うことが出来た。
この酒饅頭、さすがに酒屋が作っただけのことはある。とにかくものすごく酒臭いのである。これだけ酒を使った酒饅頭をわたしは知らない。2〜3個喰うと酒に弱いわたしは酔いそうである。
最後のグルメは蕎麦である。わたしたちは鳳来町に行ったときには帰りに必ず二俣のさいとうラーメンを食うことを常としている。しかし、どうしても喰ってみたい蕎麦屋があって、そこによる決心をした。
その蕎麦屋は掛川市の山奥にある「居尻」という蕎麦屋である。なんせ、日曜日にしか営業していない。しかも営業時間は11時から13時だから、予約しないと喰うことが出来ない。
それがこの蕎麦である。電話したときに「本日は山形産、開田高原(長野)産、北海道産の3種がありますが、どれにしますか?」と聞かれた。わたしはとっさに「3種類!」と答えて予約した。それがこれである。左から山形産、北海道産、開田産と列んでいる。これを次々喰い比べながら蕎麦を楽しむ。こんな遊びをしたのは初めての体験である。
わたしはいきなり開田産の蕎麦を喰ってしまって、そのうまさに驚いてしまったので、他のモノの陰が薄くなってしまったのが残念だった。次回は北海道、山形、開田の順に口に入れたいと思う。今回は2人だったので、さらに山形産と開田産を追加し、計5枚をいただいた。
なお、こういう楽しみには“薬味”は厳禁。蕎麦の味を損なう。
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コメント
こんばんは。
B級グルメとありますが…私にとっては最高のぜいたく品のような気がしています。どれも現地でなければ食べられないでしょうし、いくらいろいろなものが集まる東京でもこんなの食べられないですよね…。
投稿: タピアン | 2007年6月13日 (水) 20:29
[B級グルメ]の定義が難しいんですが、ボクの場合は
・コースや会席料理ではない、安くて美味しい料理
・地域の物産を代表するような美味しい食い物
と考えています。
蕎麦の場合、静岡では獲れませんが、なぜか安くて美味しい店がたくさんあります。ちなみに高くて美味しい店もあります。
投稿: Yopi | 2007年6月13日 (水) 21:22