布引観音
山岳信仰には独特の歴史と文化が存在し、それに触れるのは大変有意義である。
今回は信州の2つの神社仏閣を訪れた。どちらも登りに1時間もかからないから簡単にお参りできる所である。
写真は小諸の布引山の中腹にある布引観音である。
険しい渓谷をハアハアいいながら登ってくると、ものすごいところにこの観音様は鎮座しているこれだけでもう御利益は充分に期待できるものである。
さて、このお堂の横の真っ暗い中に階段があって、山頂につながるのだが、実はここからが急坂で、登山犬“Hana ”も躊躇する程である。
この写真は山頂直下から浅間山を望んだものである。先ほどまでものすごい雨が降っていたのだが、布引山に登りだしてから雨はすっかりやんだ。観音様の御利益だったかもしれない。
山頂を過ぎると一面のカタクリの群生地(実はここが目的だった)なのだが、残念ながら花はもうほとんど終わっていた。
かわりにイカリソウやヒトリシズカがかわいらしく咲いていた。
一回りして観音堂に降りてくると、そこは見事な「春の里」であった。コブシ、シデコブシ、モクレン、レンギョ等が咲き乱れていた。
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