草大福と山葵
安陪街道での買い物も魅力的なものがいっぱいある。
先週の12日も安陪街道/平野の豆腐屋でアブラゲを買った。今日は同じ平野の山下商店でおいしいモノを見つけた。いわゆるヨモギ大福である。ところがこの緑色を見ていただきたい。こんなに沢山のヨモギを使った大福を喰うのは初めての体験である。口中によもぎの香りが広がり、驚きの大福だった。余りのうまさに帰りにはあんこの入っていない「ヨモギ餅」を買ったのだが、これもまたすごかった。大福と同じ生地だが、あんこが入っていないのでヨモギの味が苦いくらいである。が、その苦みが餅の甘みを引き出し、見事な調和を醸していた。
これは横山の「小沢芳子」というブランドのわさび漬けである。
わたしの家内の母の実家はわさび屋である。その家内が太鼓判を押すわさび漬けがこれである。山葵の茎も入っているが実もタップリ入っていることがわかる。
このわさび漬け、静岡駅でも売っているが、東京の青山の自然食品店でも見かけたことがある有名品である。
山葵発祥の地である有東木の根ワサビである。もともとは「生ものの毒消し」として発達した山葵だがいまは刺身にも蕎麦にも、なくてはならぬモノの一つである。実は殆どの人はこの山葵の最もおいしい食べ方を知らないのだが、詳しい説明は次回、実際に摺り下ろしたときにしよう!
わたしは旅行するときはマイワサビを持参する。
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