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2006年8月

2006年8月28日 (月)

花の根子岳犬連れ山行

ペンション・チロルのある峰の原からのルートは、根子岳までの最短ルートで、ヘリスキーのゲレンデにもなっているので、一面の花畑ではあるが、木陰がないので暑さには閉口する。途中に水場はないので夏の犬連れは対策を考えねばならない。タイムは夏場、花の写真を撮りながらでも2時間半。冬場、シールを履いて登っても同じくらいで登れる。
Mg_8935_1咲いている花は前日の車山湿原とほぼ同じである。松虫草がとても涼しげだった。


M_8909リンドウは咲き出したばかりである。冬場はこの辺りがヘリスキーや山スキーのゲレンデとなる。


G_8925大好きなウメバチソウも咲き出したところだった。

_8912タムラソウも群生するときれいだ。ススキはまだほうけていない。

根子岳で会えたお花:松虫草、キキョウ、鋸草、りんどう、タムラソウ、四つ葉ヒヨドリ、梅鉢草、ゴマナ、キオン、ハンゴンソウ、

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木の実 4種

28日の根子岳登山ではもう秋の味覚というか、木の実がたくさん見られた。
ここでは4種を紹介する。大きさはほぼどれも同じである。

Mg_8963これは白玉の木という実である。つぶすと商標名で恐縮だが、サロメチールとかサロンパスの匂いがする。だからとても喰う気にはならないが美しい木の実である。


_8923この赤くてかわいらし実はコケモモである。花も実もかわいい。喰うと酢いリンゴのような味だから喰えないことはないが、やはりコケモモといえばジャムか苔桃酒だろう。どちらも大変おいしいし貴重である。

G_8941_1この木の実はガンコウランという。大変甘みが強いが酸味も強い。だから沢山食べたいとは思わないが、山歩きの最中はちょっと口に入れると元気が出る。


_8938これは黒豆の木という名前の実である。甘みも酸味もほどよく、登山中に発見すると[神の恵み]を思わせる。
昔、北海道の山を登山中に黒豆の木を見つけ、実を摘んで友だちの家でジャムを作ったことを思い出す。

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登山犬“Hana”の暑さ対策

_8932松虫草の群落の中での“Hana”。素敵な光景も“Hana”にとっては何の足しにもならないのだろうか?

Gm_8934_1木陰がないのでせめて草影で涼を取る“Hana”。


M_8953こんなところに「ゴミを捨てた奴がいる」と一瞬思ったが、それは“Hana”そのものだった。とうとううつぶせてしまった。“Hana”が「もうダメ!」と言ってるようである。
よく見ると黒豆の木(まだ実は青いのが多い)の上だった。

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2006年8月27日 (日)

犬連れ登山旅行8/27、28

この夏初めての旅行である。毎年長野県の根子岳を訪れているのだが、今年はお天気と休暇と花期がうまくかみ合わず、延び延びになって今シーズンの最後の挑戦となった。
この山はわたしの憧れの山で、スキーをかついで、MTBをかついで、カメラをかついで、なんども登っている。
Hana_1写真は2000,3,6にスキー登山をしたときのものだ。頂上付近の大きな樹氷(スノーモンスター)の前で撮ったものである。年に何回か訪れているが、宿はわたしが最も落ち着く「ペンション・チロル」である。

7月は「花の百名山」に選ばれているだけあって、とても美しい。しかし、花期が終わってもまだこの計画を立てたのには実は大きな目的があるのだが、それは公言できない事情が発生したので、ここでは控える。

予定は1日目は車山湿原の散策。そして2日目に根子岳登山というものである。メンバーは3人と1頭。
_8901この写真はペンションチロルの夕食後の様子である。この日は日曜日の夜だったが、客はかなり多かった。客よりも“wan”の宿泊客が“Hana”を入れて11頭だった。このように11頭が仲良く交流する様は、親としても大変うれしい。

_8906この写真は翌朝のチロルのドックラン側からの全景である。窓の開いている部屋がわたしたちの部屋である。
今回も大変幸せな時間を過ごせた。

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車山湿原

車山肩の小屋からの湿原散策は、およそ1時間ほどのコースだが、花の写真を撮りながらゆっくり歩くと2時間くらいかかる。ここで見た花は予想よりも多く驚いた。「ウメバチソウ、松虫草、アキノキリンソウ、四葉ヒヨドリ、オミナエシ、トリカブト、タムラソウ、ルリトラノオ、シモツケソウ、サワギキョウ、アケボノ草、サラシナショウマ、ゴマナ、ハンゴンソウ」
G_8851松虫草は今を盛りに咲いていた。そんな中で白花を発見。ふつうは白花は本来のうす紫色の花にいじめられて、余り大きな株を作らないのだが、ここの白花はかなり大きな株だった。薄紫色の中の純白の松虫草はとても美しい。


M_8873わたしの好きなアケボノソウにややくたばったサワギキョウが寄り添っていた。

Mg_8882日を遮るものがない湿原では“Hana”は暑くてたまらない。「もういやだよぅ!」と言っているようである。

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2006年8月24日 (木)

カスタムナイフ

わたしは昔からコレクション癖があるので、ヘタをすると我が家は「ゴミ屋敷」となりかねない状態である。例えば“切手”の収集から始まって、国土地理院の地形図とか、富士山の写真集とか、あるいはリュックサックや帽子などである。
道楽の分野にはいると、モデルガン、ナイフの収集があげられる。が、本日モデルガンを全て段ボール箱に納め、わたしの書斎から姿を消すこととなった。書斎の棚にカメラ一式が場所を取りすぎたためである。
デジタルカメラはEOSの20Dと5Dがあり、交換レンズもあるのでもはやモデルガンの座るところはなくなってしまったのだ。

ナイフのなかではこの3本のカスタムナイフがお気に入りである。
_0856小船佑己作:なんともユーモラスなナイフで、富良野に旅行したときに衝動買いしてしまった。2.5インチ。ハンドルはシャム柿だろうか?とても美しい。ブレードはミラー仕上げとヘヤー仕上げの2重になっているのが美しい。写真が大きくなってしまったが3本の中では一番小さい。

M_0852相田義人作:3インチ。デザインのシャープさがすばらしい。鹿角のハンドルはやはり握りやすいしきれいだ。


M_0855カリフォルニアのBILL RATELLE の作:とても優しい表情を持ったナイフである。3.5インチ。ハンドル材はマイカルタ。
これは永田市郎氏がわたしのために見繕ってくれたものである。

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2006年8月18日 (金)

貸し切り犬連れ節頭ヶ岳レンゲショウマ山行

マゴ達が帰った翌日、疲れ果てて一日寝ていたかったのだが、いまレンゲショウマを見なかったら、来年までにれないことを思い出し、重い腰を上げた。
Mggg_0822根場からの直登はかなりきついルートだが、レンゲショウマに会えたとたんに疲れも吹っ飛ぶ。今年も沢山咲いてくれた。

Mgg_0820淡い紫とグラデーション。なんて美しいんだろう。うつむいて咲く姿はなんと奥ゆかしいんだろう。
わたしが知る限り、ここのレンゲショウマが一番色が濃く美しい。

M_0832シモツケソウと一緒に咲いている姿もステキだった。
山頂のお花畑にはソバナ、コウリンカ、マツムシソウ、ゴマナ、フウロウソウ、ジャコウソウ、オカトラノオ、フジバカマ、オミナエシ、シモツケソウ。

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登山犬“Hana”

Hana_08429才の“Hana”は最近めっきり体力がなくなっているが、昨日まで、マゴ達にいたぶられていたので、精神的にも落ち込んでいたから、どうしても山に連れて行きたかった。
案の定、“Hana”はずいぶんイキイキとはしゃいで登っていた。レンゲショウマの群生地ではわたしが写真を撮っている間、横たわって寝ていたがそれ以外は元気に動き回っていた。
が、山頂のお花畑は日を遮るものがないのでかなり辛そうだった。

_0843この直登コースは途中に水場がないので、この時期はかなりの飲料水を必要とする。“Hana”のために2リットルの水を運んだが、それでも足りないくらいだった。したがってシャツやタオルを濡らしてやる余裕はなかった。
先日来、ホッかぶりの話題が出ているが、これが“Hana”のスタイルである。かわいい花柄なのだが、このまま歩くとじきに脱げてしまう。
ただ、決して自分で脱ごうとしないところを見ると、“Hana”もその効果を認めているようである。
特筆すべきは、きょうも全山貸し切り状態だった。この山は毎回ほとんど貸し切りだ。これはわたしたちにも“Hana”にも何よりの朗報である。

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2006年8月16日 (水)

金魚すくい

M_0765マゴ達はそのままわたしのクルマで静岡にやってきた。
本来、この暑さでかわいそうな“Hana”のために、精々水浴びできるよう池をきれいに掃除したのだったが、その考えは少し甘かった。
金魚は皆目を回してフラフラ、“Hana”は孫を恐れて一緒に入ろうとはしなかった。
結局、マゴ達は今回4泊もして、大層満足して帰って行った。
ジジ・ババ・大ジジ・大ババは疲れ果ててしまった。

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2006年8月13日 (日)

水浴び

広場で“wan”を追いかけたりして、遊び回った。そのうち“Hana”が脱走してしまった。宇蓮川に走り降ったのだった。M_0682“Hana”があんまり気持ちよさそうに泳いでいるので、マゴ達も川に入りたくなってしまった。

Sm_0706結局頭からずぶ濡れになったのは孫も“Hana”も同じ!

その後は皆で阿寺の滝にでかけた。M_0721

イワタバコもまだ残っていた。_0718

“Hana”は滝壺に飛び込んで、相変わらず泳ぎっぱなし!
M_0737

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2006年8月 4日 (金)

初恋の山/山伏岳/ヤナギラン

山伏岳はわたしの初恋の山である。30数年前のあの時この山に登らなかったら、一生山登りの素晴らしさを味わえなかったかもしれない。だから山伏岳には20回も30回も登っているはずである。多すぎて正確に数えられない程だ!

例年なら今ごろは一年で一番美しい時期である。シモツケソウやクガイソウやヤマオダマキが咲き、山頂は一面ヤナギランが咲きそろう。しかし、風の噂では今年の開花は遅れているとの情報もあったが、自分の目で確かめなければ落ち着かなかった。
_0439案の定、花は少なかったが、ヤナギランも僅かだったが咲いていた。本来ならこの辺り一面ピンクに埋めつくすんだが、まだこんなものしか咲いていなかった。花芽もあまり上がっていない状態である。
これからまだ咲くのだろうか?あるいは今年はこんなものなのであろうか?

この山は沢山のルートがあるのでいつも迷うが、今日は楽なルートから3本目を選んだ。[猪ノ段]ルートである。
わたしはこのルートが大好きである。サルオガセがたなびく薄暗い巨木の原生林の中を歩くとき、なぜかとっても幸せを感ずる。

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登山犬の夏山対策

山伏岳(2013.7m)は標高があるから、涼しいのだが、真夏の炎天下では、そんなことはいっていられない。ましてや真っ黒なLabrador Retrieverにとっては、かなり大変な山である。さらに悪いことに山頂一帯はヤナギランが咲き乱れるだけあって木陰がない。
0691こんなときO-DOGのメンバーに教わったのがこのスタイルである。
1,黒ラブに白っぽいシャツを着せること
2,オーロン系の素材で出来た子供用のランニングシャツがよい
3,シャツを濡らして気化熱で体温をさます
というものである。先日来この方法を試しながら、様子をみているのであるが、改良点も浮かんできはじめている。
1,オーロン系の化繊は直ぐに蒸発してしまうので、効果が長続きしない
2,夏はただでさえヒトもイヌも水分を必要とするので、飲料水以外の水の運搬は大変である
等の理由から、乾きにくい木綿のシャツはどうだろうかと考え出している。次回一度試してみよう!
さらに、検討中なのは帽子である。これはなかなか良いものが見つからない。もしどなたか、いい方法を考案した方はぜひ教えていただきたい。

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2006年8月 3日 (木)

桃のうまい喰い方

最近、うまいモノばかり喰っている気がする。
先日は網走から毛ガニがごっそり送られてきた。涙が出るほどのおいしさだった。
きょうは、家に帰ったら岡山からモモが届いていた。自転車で帰宅した身には、このみずみずしいモモは最高のおいしさだった。
さて、最もうまい桃の食い方だが、冷蔵庫から出した桃をそのまま水道で洗って産毛様の毛を流し、皮を剥かずにそのままかぶりつく。この喰い方が一番うまい。この喰い方は誰に教わったのかは覚えていない。しかし、わたしの近辺ではこんな喰い方をすると「ギョッ」とされるほど奇異な喰い方である。しかし、桃の汁を1滴もこぼさずに食える唯一の方法であり、さらに皮と身の間の一番味の濃いところを丸食いできるから、確実に一番うまい喰い方である。

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2006年8月 2日 (水)

ガソリン値上げと自転車とトウモロコシと梅雨明け

最近気になっていることは、やっと「7/31に梅雨が明けたが盛夏にはほど遠い」ことと、「とうもろこし」を買いに行く場所」のことと、「ガソリンの極端な値上がり」とのことである。
梅雨が長引いたことによって、探花山行の予定がすっかり狂ってしまった。また、やっと空けてもほとんど青空は見れないのが現状である。かえって[梅雨の晴れ間]の方が多かった程である。
トウモロコシは買ってからゆでるまでが[時間勝負]である。すなわちもぎたてをその場でゆでて喰うのが一番オイシイ!したがって美味しいものを喰いたいなら、トウモロコシ畑に直接出向いて、収穫したものをその場でわけてもらわねばならない。しかし、わたしのカレンダーの中にはまだトウモロコシの産地と時期とのデータが不十分なので、現在そのデータの収集中といったところである。
さて、ガソリンの値上がりがすごい。わたしのクルマはハイオク仕様なので、1リットル150円を超した模様である。その上1リットル辺りの走行距離は5km程なので、これには大変ショックを受けている。そこで思いついたのが自転車通勤である。通勤に自転車を用いれば、1,所要時間はほぼかわらない。2,運動になる。3,中性脂肪を燃焼できる等の利点がある。欠点は職場が山の中腹なので汗をかくことである。しかし、これはオーロンのシャツと着替えを用意することと、ズボンの膝から下を切り離しできる仕様にすることによって、クリアできる。
さっそく今朝、愛車[Fire Bird](6/24写真掲載)を引っ張り出して整備をし、MTBで出勤した。さいわい本日も涼しく、さほど汗をかくこともなく、勤務に支障を与えることもなさそうである。
なお、[Fire Bird]とは、KLEIN社のアルミフレームで塗装が黄色と赤色に施されたもので、山岳地帯を走る姿は火の鳥を思い起こさせることから、StravinskyのFire Birdをイメージさせ、命名した。

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