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2006年3月

2006年3月28日 (火)

仙人小屋

Photo小淵沢を通るときには、いや多少遠回りしてでも寄らねばならないところがある。仙人小屋である。そこで仙人料理を食うのが大きな楽しみの一つである。今日も山野草のおひたしセットを作ってもらった。
まな板の上は右から春蘭、ニワトコ、ハコベ、カラスのえんどう、下段がポポカ(日本タンポポの花先)、ノビル、タネツケバナ、日本タンポポ。まな板外は上からカンゾウ、ヤマウド、菜の花、ワラビとタネツケバナ、菜の花の辛子和え。それに汁とご飯である。
血も胃も腸もきれいになった気がする。

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2006年3月27日 (月)

新潟のカタクリ

G_0064最近はカタクリの花をほぼ毎日見ているような気がする。でも、何度見てみてもかわいいヤツだ!
新潟のカタクリは、東海地方に比べ色が濃く、型が小さいのが特徴である。
残念だが、カタクリが咲き出すと、雪割草は終わりである。

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雪割草の怪

G_0093見事に咲いた雪割草だが、実は今回大変戸惑ったことがある。
例年は10時には現地について写真を撮り出すのだが、今回に限って10時にはまだだれも開花していなかったのである。仕方なしに待つこと2時間。12時になってやっと皆が咲き出した。
なぜ今年は開花時間が遅れたのだろう。気温も日照時間も例年と同じである。ただ1つ違う条件は、新潟地方は昨夜半かなりの雨が降り、今朝はカラリと晴れ上がったことだけである。
他には原因は全く見あたらない。

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2006年3月26日 (日)

犬連れ旅行

Dscf0293わたしたちには何処に行くにも“wan”を連れて行かねばならない事情があって、いつも一緒である(山小屋に泊まる場合は預けていく)。
かっては新潟も佐渡も登山道の脇にクルマを止めて寝たのだが、最近は年を取ったのでそれもなかなかできない。今回は2泊した訳だが、新潟には「犬と泊まれる宿」は都合の良いところにはほとんど無い。1軒のみ寺泊の「寺泊観光センター」が見つかって、ここ数年はそこを利用している。
2泊目は帰り道の途中に峰の原の「ペンション・チロル」にとまった。ここはわたしは日本中でも最も好きなペンションである。最低年に2回は訪れる。写真はチロルの前のグランドで登山犬“Hana ”が首に雪をなすりつけている得意なポーズである。

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雪割草を訪ねて

Gm_7805わたしは雪割草が大好きだ!こんなに美しく、不思議な花は他には見あたらない。
そんなわけで10年近く前から、毎年佐渡と新潟に雪割草を見に行くことになってしまった。今回は新潟の国上山、角田山、樋曾山の雪割草レポートです。
なお今回はその他に、カタクリ、コシノコバイモ、フキノトウ、カンアオイ、シュンラン、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ(青・白)、セリバオーレンなどを見ました。

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2006年3月21日 (火)

かたくり Day

_7703春だから、毎年行う行事の一つが《カタクリを訪ねて》の旅である。ことしは20.21しか取れなかったので、多少早いとは思ったが実行した。

まずは豊橋の西川城址だ。昨年は3/29に満開をやや過ぎていた。満開を迎えた花々は、近づくとすでに花びらやシベが傷んでいてアップに耐えられない。だからどうしても満開前に会わねばならなかった。花は五分咲といったところか!新鮮で美しかったが、やはり咲きそろった迫力は見られない。

その後は香嵐渓のカタクリ山に行ってみた。こちらは更に遅く3分咲。西川城址も香嵐渓もかなり人の手が入っているので、その群生のあり方は自然ではない。しかし、咲きそろった姿を一度見てしまうと、それはそれですばらしいものがある。

翌21日は静岡県渋川の枯山(546m)に行ってみた。岐阜蝶の生息地なので、必ずカタクリは咲いているはずである。案の定、かわいいカタクリを見つけた。決して群生しているわけではないが、点々と咲いている。色も薄いピンクでかわいい。

そして最後の締めくくりは静岡県二俣のカタクリである。まさに今満開になったばかりのカタクリがわたし達を迎えてくれた。カタクリ三昧の2日間だった。(写真は二俣のカタクリ)

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高土山のショウジョウバカマ

hana_7678ワサビ田小屋の裏に高土山という山がある。そこにショウジョウバカマの群生地があるのだ。その様子を知りたくて登りだした。途中、節分草で有名な石雲寺がある。その辺りで驚いたのだが、周り一面梅の花で覆われていた。それはどんな梅園よりも見事であった。しかも満開。そんな素敵な香りの中で“Hana”にモデルになって貰った。メインが梅の花なので“Hana”はあまり気が進まないようだった。

ショウジョウバカマはやさしげに咲いていた。しかし、なぜか年々群落が小さくなっているような気がする。先日のダイラボウの群落が年々大きくなっているのに、どうしたことだろう?

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オシドリの里

_7669山葵田から30分くらい(クルマ)のところにオシドリたちが集う「オシドリの里」がある。だからよくのぞきに行く。きょうは夕方だったがマガモたちと一緒にオシドリたちが大勢いた。マガモもオシドリも♂は本当にきれいだ!

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隠れ家

わたしは愛知県鳳来町に隠れ家がある。自分のものではないが気軽に借りられる環境から、月に1〜2度は訪れている。何がいいかと問われれば即座に出る答えは[五右衛門風呂]なのである。

その家は親戚の山葵田の管理棟(わたしはワサビ小屋と呼んでいる)で、風呂は薪で焚く五右衛門風呂が設置されている。

五右衛門風呂というと皆は直ぐに「石川五右衛門の釜ゆでの刑」を思い出すだろうが、決してそんなに野蛮なものではない。第一釜の格好などしていない。ホーロー製のごく普通の浴槽である。その浴槽の下に薪をくべ、どんどん燃やすのである。この風呂焚きがまたいいのだが、それはまたいつか述べよう。今日は湯船の話しをする。

蓋を取って手を入れ、温かくなったらもう一本薪を加えて裸になり、下駄を履いてはいるような野蛮なことはせずに、プラスチック製のスノコ状のものを下に敷いて入浴する。

もちろん初めはぬるいのだが、浴槽自体は温かいので寒ければ体を浴槽に押しつければいい。そのうちスノコの隙間から熱いお湯が上がってくる。

すなわち、上はぬるいが下はかなり温かいのである。したがって普通のガス風呂とは全く反対の現象が起きているのである。これがいいのだ!下からジワジワと温まり、徐々に全身が温かくなってくる。こんなに気持ちいい風呂は今まで入ったことがない。

ただし、薪には苦労する。効率の悪い風呂だから、かなりの量を消費する。かといって今ごろ薪を売っている店はない。せいぜいバーベキュー用として季節限定で売られているに過ぎない。

幸いなことにわたしには山師(林業の社長さん)の友人がいるので、ダンプカー1杯の薪を譲って貰い、この隠れ家に運び込んである。あと1〜2年は持ちそうである。

問題は、すでにこの風呂釜もかなり傷んできている。ところが修理を出来る人材がもういないことである。これが壊れてしまったらもうガス釜に替えるしかないのかも知れない。それが当面のわたしの悩みである。

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2006年3月18日 (土)

春の野生蘭

_7550今日の本命はこの春蘭でした。“春”の名前が付く貴重な野草です。でも「気の早いカタクリが咲いているかもしれないな!」というかすかな期待を持って芝川の山に入ったのですが、嬉しいことに両方に会えました。

本当はこの写真の株は10本の花を咲かせる大株なんですが、まだ4本しか咲いていませんでした。

他にヤマルリソウに会うことも出来ました。

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春の妖精“片栗”

_7568やっとカタクリに会えました。芝川です。いつもより1週間ほど早いかな?まだほとんどがツボミだけど、数本開いていました。
これで本格的な春の始まりです。これから1ヶ月以上“カタクリ”詣でのはじまりです。やはりカタクリはわたしにとって特別の花なんです。

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2006年3月11日 (土)

春な一日(ショウジョウバカマ)

_7535高草山から下りると直ぐにダイラボウに向かった。「ショウジョウバカマが咲いている」という情報を得たからである。
花は以前の場所から少し動いていたが、もうすでに満開だった。一面見事に咲いていた。
ショウジョウバカマもわたしのデータでは10日は早い。

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春な一日(コシノコバイモ)

_7516キスミレを見たあとはコシノコバイモを探す。案の定ツボミも多かったが、きれいに開花したものも何本かあった。
きょうはツボミを含めて8本見つけた。
キスミレもコバイモも例年より10日ほど早いと思う。今年は春が早いかも知れない。そういえばソメイヨシノも10日ほど早い開花予想である。

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春な一日(キスミレ)

m7508あたたかな春の一日。もう春はそこまで来ているかも知れない。できるだけ回ってみようと頑張ったが、年には勝てない。
まず最初は高草山のキスミレ。「少し早いかな?」と思って行ってみたら何と満開だった。春の日差しを受けて輝いていた。

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2006年3月 8日 (水)

しだれ梅乱舞

m_7484春の暖かさに誘われ二俣の“さいとうラーメン”を食べに行った後、豊岡梅園と龍尾神社(掛川)梅園に行って来た。龍尾神社のしだれ梅は2年ぶりだったが、相変わらず見事だった。
まさに春まっ盛り!これからは週末ごとに花の便りが聞かれる!

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