2009年7月10日 (金)
2009年7月 8日 (水)
櫛形山のキバナアツモリソウは幻だった?
先週末からやっと暇になり、リタイヤの快感を実感しているのだが、やらねばならぬことは一杯ある。その中の1つが、昔撮ったフィルム写真のデジタル化だ。
すでにもうフィルムにカビが生えたり、変色したりしているので急がねばならないのだが、なにせこの作業は時間がかかる。フィルムスキャナの能力がひどく低いからに他ならない。
結局、この1週間8GBのコンパクトフラッシュのコピーや、1.5Tのハードディスクのコピーで苦労しているのと同じ苦労をまた強いられている。
まぁ、時間はふんだんにあるので、辛抱強くやればいいのだが、わたしにはそれが苦手なのだ!
そんなことを考えながら順番にフィルムスキャナを操作していたら、櫛形山のキバナアツモリソウの写真が出てきた。
本当は、きょうは櫛形山に登る計画を持っていた。しかし、雨の予報とアヤメもキバナアツモリソウもほぼ全滅との情報を得て、断念していたのだった。
6月末に櫛形山に行った人は「キバナアツモリソウは1本も見つからなかった」と言っていた。
とすると、この写真は平成2年6月に撮ったものだが、今や幻のキバナアツモリソウとなってしまったようだ!
当時から盗掘が叫ばれ、土日は自然観察員が神経質に巡回していたが、どうやら全てが盗掘とは限らないようだ!アヤメも含めその多くは鹿の食害らしい。アヤメなど盗掘するはずもないから、鹿害と考えるのが妥当だろう。
こんなすてきなお花畑が壊滅とは、余りに残念である。
実はこのキバナアツモリソウの中に赤いアツモリソウがアチコチに咲いていた時期がある。そんな昔の写真が見つかったら、またアップしてみようと思う。
2009年7月 5日 (日)
ウチョウラン(羽蝶蘭)
この「崇高な野生蘭“ウチョウラン”を見たくて毎年年をとっている」と言っても過言でない程の愛着を持っている。
この花も岩盤に張り付いて咲くピンク系(紫系?)の痛々しいまでにかわいげな美しい花である。
わたしはこの花を見るたび愛おしくてならない。
そんな花を手の届くところで撮影できること事態、奇蹟と言ってもいいほどの体験である。
しかもこの花、昨年に比べ確実に株を増やしていた。
それもこの花の価値を知っているものにとって、大変喜ばしい限りである。
この3枚は同じ株だが、実は昨年もこの株を撮影している。
この2枚も同じ株である。
今年はかなり株が増えていて、あっちを向いてもこっちを向いても見つけることができた。
じつはここに来る前「ことしも咲いているだろうか?」と1年間心配し通してきた。
わたしは結構執着深い方で、同じ所に何度も足を運ぶ質である。そんな時、殆どの場合直に貴重な花が姿を消してしまう体験を何度もしている。殆どが盗掘によるものだと思っていたが、最近鹿害による場合もよくあるようである。
この2枚も同じ株だが、この株は今回初めて見つけたものである。
場所も上の写真とは違う。ごく近くからの接写である。
今回は何十株も見ることができたが、その殆どは崖の上の手の届かないところである。しかし、手の届くところに10株以上もあったことは大変うれしい。
願わくば、いつまでもこのまま咲き続けてほしい。「来年も必ず会いに来るからね!」
2009年7月 4日 (土)
ナイフの“G.SAKAI”
お気に入りのサカイのナイフが、つい先日、手入れを怠ったばかりに、刃さびてボロボロになってしまった。鮎料理の隣町である関市(刃物の町)によってG.サカイを訪れた。店に入り、ポケットから取り出し「20年以上愛用のナイフです」というと喜んでくれた。すぐにキレイにして刃を付け送り返してくれるという。
上のナイフがそれで、下のナイフは新しく購入したものである。とてもしっかりした作りの、そして美しいナイフで気に入っている。
これは修理が終わった古いナイフである。
20年以上前に東京で購入し、それ以来大事に使い込んで来たものだ。特にキャンプや登山では大変重宝した。
ポケットに入れるのに大きからず重からずでちょうどいい。
こちらは新しいナイフである。ハンドル材はなんだろうか?問い合わせたところ「ハンドル材は南米産のココボロウッドです。松下さんのナイフには珍しいコブ部分があり、普通のココボロウッドにない木目出ていましたね。坂井」と返信メールが返ってきた。
また、会社名に注目。古い方は[SAKAI]とあるが新しい方は[G.SAKAI]とある。当時からガーバーとサカイは提携していたのは知っていたが、今の会社名は[ガーバー・サカイ]というらしい。
刃先の形状はこのようになっている。
方や細くデリケートで、方や重厚でどっしりしている。
アウトドアで惜しげ無く使うのは、この新品のナイフの方が良さそうだ!
河原町の「泉屋」のアユ
「泉屋のアユを食わずして死んではいけない」と言われるほど有名な岐阜の鮎料理の店である。
いまは、ネットで電話番号を調べ、カーナビにそれを打ち込めば、あとは黙っていても店の前まで案内してくれる。すごい世の中になったものだ。それも、時間を予約してあるので、カーナビの所要時間を見ながらピッタシの時間に到着することができるのもすごい。その上ETC割引で1,000円である。
店に入ると特等席に案内してくれた。
カウンター席で、その目の前で鮎を焼いているのだった。
炭火で30分の時間をかけ、骨までじっくり焼いてくれる。この焼く姿を見るだけで、この店の鮎の味が想像できる。店の店主はこの塩焼きに付きっきりで黙々と何十匹もの鮎を焼き続け、その合間に盛りつけを行っている。
塩焼きは長良川産と飛騨川産を同時に喰うことが出来た。同じ鮎でも捕れる川によってこんなにも味が違うとは!
飛騨川産は口に入れた一瞬「淡泊だなぁ!」と思ったのもつかの間、鮎の腸(ワタ)のかおりが口中に広がり一気に幸せ感に包み込む。貴重な体験をした。
最も驚いたのはこの写真の“熟(な)れ寿し”だった。
「熟れ寿司(雄と子持の2種)。これが噂の熟れ寿司かぁ!」確かに絶品。熟成させた鮎で、乳酸発酵したご飯にくるまれている。こんなものは喰ったことがない。特に左の雌の(当たり前だが)子持鮎の熟れ寿司は絶品中の絶品。これ喰わずして鮎の話は出来ないと言われるのもよくわかる。ただしかなり塩辛いので、ビール無くして多くは喰えない。
料理はコースで頼んだので、次々と鮎料理が出てくる。最初の写真は鮎を塩焼きした上に、うるかをみりんで煮込んだ汁をかけた味噌田楽(味噌は使ってない)。これも絶品。
そのほか鮎の天ぷらや焼き鮎の笹巻き寿司、鮎雑炊など鮎づくしの幸せな食事だった。
2009年7月 3日 (金)
天然“ホタル”の乱舞
「天然ホタル」という言葉があるかどうか知らない。
しかし、わたしの知る限り、現在ホタルで有名なところの殆どは養殖ホタル(こんな言葉があるかどうか知らないが、少なくとも幼虫を養殖している)なのではないだろうか?
この日、鳳来町のワサビ田小屋に行く予定が遅くなったが、いつものルートである浜松市天竜区の二俣から熊(くんま)経由で愛知県の東栄町をめざしていた。県境付近でコーヒーのための水を汲むのを常としているから、この日も沢水を汲んでいると、なにやら光っているものが見える。クルマのライトを消すとホタルの乱舞だった。
こんな山奥のこんな細い沢でのホタルの大群。こんなところにホタルの幼虫を放流するはずもないところ。
思わぬホタルの歓迎に大感激であった。
ところがこれにとどまらなかった。沢のある場所で泊まると、殆どの場所でホタルが飛び交っているではないか!これはまさに「天然ホタルの大乱舞」と呼ぶにふさわしい。
ただし、車のライトを消すと真っ暗で、道路と沢の境も見ることができない。ただジ〜ッとしながら蛍の飛ぶのを眺めるしかないのが欠点と言えば欠点である。
2009年7月 1日 (水)
静岡県知事選
いま、静岡県は全国から注目されている。静岡県民がどの知事を選ぶかによって国政が大きく方向を変えるかも知れないからである。「さすが静岡だ!」と言われるか「静岡のヤツはバカだな!」と言われるかの瀬戸際でもある。
そんなわけで、いままで全く選挙に無関心のわたしは、投票日は遊びに行きたいから事前投票(今は不在者投票とか期日前投票というのか?)に行ってきた。
もともと選挙なんて誰を選んでも変わらないし誰がやっても同じだから、興味など起きようはずもないから今までは殆ど棄権している。
ただ、わたしは保守的な体質だから相手には革新的な人を選ぶ傾向にある。しかし、そのように行動するとこの静岡では、わたしが投票する人は落選者ばかりだった。
もっとも、考えてみれば音楽コンクールの審査をやっても、わたしの推挙する人は他の審査員と違うことが多いから選挙に限ったことでもなさそうだ。
まぁ、そんなわけだが、今回は事前投票をしてきた。投票日には静岡県内にいる予定はないが、全国ニュースを聞いてみようか!
2009年6月30日 (火)
ハードディスク 1.5T
写真のデータは3年ほど前にかなり無理して買った500GBのハードディスクにぶち込んである。昔のフィルム時代の写真もフィルムスキャナでデジタル化してぶち込んでいる。バックアップは面倒なので取っていない。
しかし、そのHDも415GBにもたまってしまい、空き容量が心もとなくなってきた。さらにバックアップも心配度を増してきたので、大きなHDを買わねばと思っていたときに、新聞広告で「1.5T/15,000円」のハードディスクを見つけたのですぐに買いに行って来た。
写真の右が500GBで、左の小さいのが1.5TBなのだ。
ところで大問題が起きている。新しいハードディスクには[FireWire(IEE13949)]が付いていない。新しいMacBookにも付いていないのは最近の傾向か?
ということで415GのデータをUSBでコピーするのには130時間を要するとのことだ!こんなのってあり?5日以上かかるってことだよ!
昨日のCFしかり!いままでは信頼のおける高いものばかりを買ってきたが、リタイヤしたいまは、そんなこと言ってはいられない。幸い時間はあることだし、のんびりスローライフに付き合うとするか!
p.s.結局、コピーに要した日数は足かけ7日、延べ6日と10時間を費やした。これってアリ?
EF 35mm F2 の故障?
お気に入りのEOS-EF 35mm F2 がこんなことになってしまった!
レンズのネームを書いてあるプラスティックのリングの部分が取れてしまったのである。おそらく撮影には何ら支障はないだろうが、気分は悪い!取れた跡には金属の部分が剥き出しになっている。
自分で工夫して取り付けしようにも、なんともならない!
3枚目の写真に微かなヒントがありそうだが、結局解らずにキ○ムラに持っていった。ここでも「こんな例は見たことがない!」と言われた。
このレンズ、2/24にも大修理をしている。購入してからは1年と2ヶ月ほど過ぎているが、大修理からは4ヶ月ほどしか経っていない。無料の修理でやってもらいたいものだ!
2009年6月29日 (月)
デジカメ用/コンパクトフラッシュ
カメラはEOSの5Dと40Dを、あるときは目的に応じて、あるときは2台を抱えて持ち歩いている。
5DにはSanDisk/UltraIIの8GBのCFを入れているが、40Dには4GBしか入れていなかった。とうとう先日、40Gではいっぱいになってしまった事態が起こり、安売りのTransend/8GBのCFを買ってきた。この両者は1万円くらいの値段の差があるが前者の数ヶ月後に買ったTransentは、転送速度も速い表示がしてあった。よく生鮮野菜に例えられるが、その進歩は本当にすごいものだと思った。
さて、実際使っての感想。驚いたことがある。CFからPCに移すのに表示の転送速度とは裏腹に、安い方のCFはもうイライラするほどの遅さである。「安いとはこういうことだったのか!」と感心せざるを得ない。
2009年6月28日 (日)
オペラ《ポポイ》 間宮芳生
“静岡音楽館AOI”の間宮芳生委嘱作品が本日、世界初演された。
わたしの所には昨年の8月に台本が送られてきており、この計画を推進する立場ではあった。台本の内容は「生首」を飼育する話で、余り気分のいいものではなかったので、最後までは読まずに、忙しさに紛れてその存在は忘れ去られていた。
世界初演日は梅雨の真っ盛りで、もし晴れれば貴重な日曜日だったので野生蘭を探しに行き、雨が降れば初演に立ち会うつもりでいた。幸いにして本日のお天気は雨模様となり、15時の開演に駆けつけることとなった。
オペラが始まると、始めから最後まで釘付けとなる。この現実離れしたお話に間宮の音楽が付くと、それがごく自然な流れとなって溢れてくる。また西洋音楽と日本音楽の見事な調和、オーケストラ楽器と能楽師の対話など間宮らしい作品と言うことができる。
演奏も大変良かった。何よりも良かったのはあの響きすぎる“AOI静岡音楽館”が、理想的な響きになっていたことである。おそらく観客がいっぱい入ったことと、大理石の前に薄い布を張ったことが良い影響をもたらしたのであろう。
“AOI静岡音楽館”から世界に発信する「音楽」にふさわしい内容だったと思う。
2009年6月26日 (金)
手作り耳掻き
少し前の話になる。
先日、日光に行った時のことである。
日光東照宮は雨の中を取り敢えず見て回ったが、華厳の滝は雨とガスで全く見れなかった。
日光の名物はユバとカステラのようだが、まぁ、たいしたものではなかった。もちろんクリンソウを見て大感激し、満足はしていたが、もう一つなんか記念がほしいと思って立ち寄ったのが、手作りの“耳かき”屋さんだった。
店に入ると、愛想のいいオヤジが(ふつう職人は愛想が悪いのが相場だが)わたしの耳を見て「わかった。耳を見慣れてるからすぐ解ります」と言って5分ほどでわたしの耳にあった専用の耳かき(静岡では耳掘り)を作ってくれた。
それがこれである。職人のサインも入っている。
使ってみると確かに耳当たりがいい。竹のしなりも絶妙の感じがする。
ただし、なかなか案配がいいので始終掻いていたら、なんか無くてはならぬものになってしまって、やや依存症気味でいる。
2009年6月23日 (火)
犬連れ山行/太刀山 サンショウバラを訪ねて
富士山に最も近い山として、わたしと“Hana”の富士山展望、最高の秘密の1つである。
12才になる登山犬“Hana”は今回で20回目の山行となる。きょうも、いつもと同様誰一人会わない貸し切り山行だった。
20回の内、富士山が見えなかったのは1〜2度しかない。今日は15時を過ぎていたので当初は見えなかったが、そのうち雲が切れ、写真のように山頂が顔を出してくれた。
“Hana”も最近はクルマ残留が多かった。久しぶりの山行なので嬉しそうだった。
今年の1/17、雪が積もったこの山に来たとき、サンショウバラの実を付けた木々を見つけ「花の時期の来よう!」と計画していた。
残念ながら1週間ほど遅すぎたが、まだきれいなピンクのバラが咲いていた。
駐車場でこんなにきれいなピンクの花を見つけた。
エゴノキのようだが、エゴは白い花を咲かせる。こんなピンクの花は初めて見た。
やはりエゴノキだろうか?
富士吉田の“白須うどん”
富士吉田の“白須うどん”がおいしいという話は前々から聞いていた。だからよくアプローチしていたのだが、時間が遅くて売り切れだとか、日曜日定休にはばまれ、なかなか喰う機会に恵まれなかった。
それが今回やっと実現したのだった。
メニューは写真の2つのみ。1つ目は温かいうどんで、2つ目は冷たいうどんだという。しかし、2つ目は冷えているわけではなく、温かい汁に浸して喰ういわゆる「つけ麺」である。
それぞれ歯ごたえがあって腰が強く、さらに十分な量があっておいしい。しかし、2つ喰うのはかなり大変で、1つを選ぶなら温かいうどんの方がおいしい。
どちらもキャベツのゆでたものが付いてくるが、これがまたおいしい。さらに薬味の「辛し味噌」もいい。
2009年6月20日 (土)
庚申山のコウシンソウ
これが今回の山行の目的であるコウシンソウである。
1cmほどの花だがなかなかかわいい。
今まで見たこともない珍しい花だが、たまに見ることができる虫取りスミレの仲間のようだ。
色や形に何とも言えない不思議な魅力があるのは、食虫植物だからか?
この花は「幻の花」と言われるのは、4時間ほど登山をしないと見れないからです。しかもかなりハードな4時間でした。(庚申山が主な生育地)
特別天然記念物に指定された絶滅危惧種だそうです。わたしが感動して見ていると、どこかの誰かが「うわ〜、へったなぁ〜」と大声でつぶやいておりました。
これだけ大変な山だと、もう2度と見に行く気にはなれないかも知れないけど、いつまでも咲いていてほしいものだと思う。
なお、バックに写っている紫色の花はユキワリソウである。こんなコラボもいつまで見ることができるのだろうか?
最後の写真は、コウシンソウが虫を捕らえている写真である。始めは花のあの繊毛で捕らえるのかと思ってみたが、そうではなく葉のネバネバが捕らえるようだ。
なお、コウシンソウも垂直にそびえ立つ岩肌にしか生えていない!
クリンソウ(庚申山・千手ヶ浜)
庚申山は本当に美しい原生林の森の中を歩くが、途中までは花は殆ど無かった。しかし、庚申山荘の裏手に見事なクリンソウの群生地が現れた。
今までわたしが知っていたクリンソウは橙色だけだったが、こんなピンクやエンジのクリンソウが咲き乱れていて感激した。
クリンソウは日光の町の中(華厳の滝)、どこでも見ることができたが千手ヶ浜の大群生には度肝を抜かれた。
千手ヶ浜のここまで行くのに、どれだけ大変だったことか!出発前に忙しくて下調べ無しに出かけたのが悪かった。竜頭ノ滝から中禅寺湖畔のアップダウンの山道を歩くこと90分。前日の庚申山の疲れも残りハアハアしながら歩いたものだった。しかし、この森の美しさは例えようもなくナラや栃の巨木に抱かれたすてきな時間だった。(犬禁)
その苦労の甲斐あって写真のような見事なクリンソウに会えた感動は大きい。
さらに認識を新たにしたのは、各色をちりばめた上にさらに白いクリンソウがあり、驚くべきは最後の写真のほぼ中央に3輪確認できるだろうか黄色のクリンソウがあることである。
さて、この花畑について驚いたのは観光客が大勢いたことである。なんとここまでは別ルートで低公害リムジンが送り迎えしているようだった。
わたしたちは再び歩いて帰ろうとしたが、幸いにも遊覧船(定期航路?)に乗ることができたので、帰りは遊覧気分で戻ることができた。
ハイエース/車中泊旅行 銀山平キャンプ場(栃木県)
庚申山からヘロヘロとなって下山し、登山口にある銀山平温泉で汗を流しやっと生き返った。
その隣にあるキャンプ場に寄ったら「テントも張らずにクルマの中で寝るだけなら無料でいい!」と言われたが、トイレと水場は借りたいので1,000円払って駐車場にハイエースをセットした。
写真のように大変環境の良い、大満足のキャンプ場だった。
庚申山は岩場とハシゴが多いことは知っていたので、今日の山行は“Hana”はクルマに残留させた。それだからだろうか、いまだにふて腐れているようだ!
キャンプサイトではわたしは普段ならまずPCをインターネットにつなげてメールの整理や情報の収集に当たるのだが、なんとこの地はケータイがつながらない。結局山行時間・キャンプの間の約36時間ほどは無線による外部との接触が一切無い、孤立した生活・行動を送ることとなった。まぁ「それもたまにはいいっか〜!」おかげで12時間ほどゆっくり寝ることができた。
ハイエース車中泊には最高の中央道/談合坂サービスエリア上り線
天気予報を見ながら「庚申山に登るには金曜日の夜出発するしかない」との結論に達し、19日の20:30に自宅を出発した。翌20日(土)に高速道路を出れば1,000円で行けるからである。
中央高速に入り、談合坂S.Aで休憩に寄ったらなんとここの駐車場はオートキャンプ場を思わせるように周りを木々に囲まれ、トラックとは完全に遮蔽された見事な駐車場だった。まだ自宅を出て2時間しか経っていなかったが、今日の宿泊地はこのS.Aに決定。5時間ゆっくり熟睡して翌朝3時に出発。
実は帰りもこのS.Aで寝る計画を立てていたのだが、なんと下りのS.Aは登りと全く様子が違い、全く普通の駐車場だったので、寝るのをやめそのまま走り続け、自宅に辿り着いた。
2009年6月18日 (木)
おくりびと
6/15、義理の父が亡くなった。全ての段取りをわたしがせざるを得ずかなり大変だったが、何とか大役をこなしすことができた。
今回、初めて湯灌に立ち会う機会がありその厳粛な儀式を目の当たりにした。
そこで、アカデミー賞をとった日本映画「おくりびと」の納棺師の美しい伝統儀式が再現され、わたしの頭の中をずっとその主題歌のメロディーが流れていた。
こうなったら告別式にチェロで“おくりびと”を演奏するしかないと心に決め、最後の「遺族代表の挨拶」の中に組み込んだ。随分大胆なことをしたが、父も喜んでくれたと思うし参列していただいた皆様からも喜んでいただけたように思う。
いままでにも、告別式でチェロを弾く依頼は何度か受けたことがある。その殆どはパブロ・カザルスの「鳥の歌」を指定される。平和を願うこの曲はどんな場面でも演奏される名曲である。
しかし、今回使った“おくりびと”もなかなか美しい曲で、特に告別式にはふさわしい曲だと思った。
おそらく「生」の“おくりびと”で送られた人は、日本広しとはいえそうはいまい!
2009年6月15日 (月)
あわてんぼうのキンセイラン
ことしは山野草の開花時期が1週間から10日前後早い。だから「そろそろ咲き出すキンセイランがいてもおかしくないはず」と思いながら出かけてみた。
昨年咲いていたところをシラミツブシに探し歩いたが、見つけることはできなかった。
どうやらキンセイランは気温に反応するのではなく、日照時間に反応するために地球が温暖化してもさしたる影響はなく、通常の時季を待っているのかもしれなかった。
しかし、山の斜面を何度か往復するうちにとうとうアワテンボウを発見することができた。6つの花芽のうち、1輪は完全に開花していた。執念の出会いである。
その後、不思議なことに[目が慣れた]とでもいおうか、次々と花芽を持ったキンセイランを発見できた。しかし、開花したのはこの写真の1輪だけだった。
あたりはすでに峠を越したカキノハグサが何本も咲いていた。
また、この地は5/5、5/25にも訪れ、コアツモリソウに会いに来ている。それから数えても1ヶ月半もたつ今日でもコアツモリソウが咲いていた。
もちろん次から次へと咲き出しているであろうが、花期が1ヶ月半以上もあるとは驚いた。
このコアツモリソウ、草丈10cm程で下向きに花を咲かせる。従ってこの花の部分を撮るには地面に穴を空け、カメラをその穴に埋めてレンズを上向きにしないと、この角度で撮ることはできない。このコアツモリソウにはそんな悪戯心を満足させる愛すべき花である。
2009年6月14日 (日)
ホタル
鳳来寺山の麓にホタルを見に行って来た。
今年はことのほか多くのホタルが乱舞していてステキだった。
満天の星空の元、その星に混じって飛ぶ蛍の姿はまさに幽玄。実に美しかった。
こんかい、何とかその美しさを撮りたくてカメラを持参した。
この写真はホタルに懐中電灯の光を当て撮ったものだ。オートフォーカスではなかなかカメラが反応してくれない。早くマニュアルフォーカスに気付けば良かった!
飛んでいる蛍となると更に難しい。
もちろんオートフォーカスは全く無反応。もうどうして撮っていいのか解らない。
蛍は飛び回っているので三脚は無理かと思ったが、やはりカメラは固定させるべきだと反省。レンズは中望遠を使ったが、広角レンズを使うべきだったか?
最後の写真はなんとかホタルが5匹入っている。まぁ、わたしの程度ではこれで満足すべきか!
どなたかホタルの撮影でアドヴァイスをお持ちの方はお教えいただきたい。
2009年6月13日 (土)
2009年6月11日 (木)
チェロの聞き比べ
1週間前だった。某大学の2年生70名に、チェロの演奏を聴かせるにあたって、2台のチェロの聞き比べて多数決で音のいい方の楽器でコンサートを行う企画だった。
左のチェロはE.H.Roth(ドイツ)のstudent modelで、右のチェロはMartin Stoss of Vienna (1778-1838)である。
Rothはわたしの学生時代に使っていた楽器で、Martin Stossはその後購入したお気に入りの楽器である。
ちょうど学生にバッハの平均率クラビア曲集の最初のプレリュードを弾ける者がいたので、両方の楽器でグノー=バッハのアヴェマリアを弾いたが、学生達の反応がないのでバッハの無伴奏チェロ組曲1番のプレリュードを弾いてみた。この曲の方が違いがわかるようで、左の楽器2割、右の楽器8割といった結果だった。
両者に1桁以上の価格差があるのに、しかもRothは殆ど弾いていない楽器なのに、この結果は予想外だったが、今の若者は生の音を聞くのも殆ど初めてだったので、しかたない結果かも知れない。
というより[本物がわかる]ヒトになってもらいたいと願わずにはいられない。
次に弓による実験を行った。
左の写真の弓はFRGLASSと刻印してあるが全く不明。右の写真はA.Vigneron a Parisである。クリックしてみていただければ素材も作りも歴然としているのが解ると思う。値段も当然ながら2桁以上違う。
この2本の弓で同じ曲を弾き、学生達の反応を見てみた。
驚いたことに、その違いを誰一人として言える者はいなかったのである。
この結果にはわたしもいささかショックを隠すことはできなかった。
このことは、義務教育においていかに音色の指導がおくれを取っているのかを如実に物語っているのかも知れない。
こうなると「本物」がわかららなくともいい、せめて「違い」がわかるるおとなになってほしいと願うのはわたしだけだろうか?
2009年6月 9日 (火)
ハイエースの故障 触媒装置等一式交換
愛車レジアスエース(19年11月/3.0DT(1KD)走行距離41,000km)のエンジン警告灯と排ガス警告灯とDPR作動灯の3つが同時点灯し、3回もディーラーに持ち込むことになってしまった。
その結果プログラムの書き換えおよびマフラー(触媒)、センサー等の交換を無償でしてもらうこととなった。
しかし、この時期頻繁に他県の山に行く予定が入っているので代車を要求。なんとアルファードのフル装備車(6,000km)が借りられた。ヘナヘナクルマだが林道は四駆を入れれば何とか走れた。しかし、腹打ちは仕方ない。
右側が今まで使っていた悪評高い触媒付きマフラーである。新品に買えても同じものなので根本的解決にはならないがまぁ、これで4万キロは走れるだろうか?8万キロになったらまたマフラーを替えるのだろうか?トヨタさん!
2009年6月 8日 (月)
八ヶ岳のホテイラン
ホテイランはわたしの最大の恋人と行っても過言でない。20年近く毎年毎年南アルプスの高嶺に会いに行っていたのだが、道路事情が悪くなり会えに行けなくなってしまった。そんな悶々としている時、八ヶ岳で会うことが叶えられたのである。まさにわたしにとっては永遠の恋人と再会できたのである。
薄暗い森の中でこの花に出会うときの感動は言葉にならないほどだ!
ホテイランも予想を遙かに超えて早く咲き出した。もう峠を越した感がある。2枚目3枚目の実物はもっと濃い色をしていたのではなかろうか?どなたかデータをお持ちの方はコメントください。
ホテイランはポツンポツンと咲くので、2つの花を撮るのはなかなか難しい。このように2輪が横に並んでいる姿は滅多に見れるものではない。
ホテイランの本来の色はこの1枚目の写真のようなピンクだ。これは本日、出会った最も新鮮な花だった。とてもきれいなピンクだ。
さて、2枚目の写真だが、これはピンクの花が古くなり色あせたものかもしれない。この手のものは昨年も見たことがある。しかし、もしソウだとするならもっと酸化しているはずである。この写真は酸化まではいっていない気がする。とすると、もしかしたらこれはホテイランの白花(アルビノ)かもしれない。
ことしはこの地に昨年まではなかったロープが張られていた。昨年はかなりの株が咲いていたのだが、そこには行けなくなっていた。仕方なく双眼鏡で覗いてみたらなんと1本も咲いていない。しかも地面を掘った後がアチコチに残っている。あぁ!なんと嘆かわしいことか。
ホテイランはなぜかツバメオモトと仲良しなのだ。ホテイランが咲いているところでは必ずと言っていいくらいツバメオモトが咲いている。
この純白とホテイランのピンクのコントラストが大変美しい。
もう少しピントが合えば良かったのだが、なかなか難しい!
なにはともあれ、ことしもホテイランに会うことができた。それだけでわたしは幸せだ!
2009年6月 7日 (日)
黒岳のカモメラン
どうしても会わねばならない大事な人がいるように、わたしはどうしても会わねばならない山野草がいます。いま会わなければまた1年待たなければならない。そんな切実感を持った花たちがいます。そんな中の一人がこのカモメランで、また明日訪ねようとしているホテイランです。
もともとわたしはピンクの花が好きなんですが、それだけではなく小さくカワイイもの、恥ずかしそうにうつむいて下を向いているものが大好きです。カモメランはまさにわたしの感性にぴったり来ます。
今年のカモメランは例年になく早く咲き出しました。株数は少なめですがなぜか数株が固まって何カ所かに分散していました。盗掘に備えるために皆で集会を開いていたのかもしれませんね。
2009年6月 6日 (土)
東京藝術大学音楽学部同声会静岡県支部コンサート「上野の杜の音楽なかま in しずおか 2009」
随分長いタイトルになったが、これが今夜行われたコンサートの正式名称である。
いわゆる芸大の同窓会静岡県支部のコンサートである。6:30より“AOI静岡音楽館”で行われた。
この責任者になっていたので、1年前から計画を立て本日実施にこぎ着けた。その間出演者の変更や曲目の変更などが頻発し、なかなか難産の末のコンサートだった気がする。
東京藝術大学の学生・院生・卒業したベテラン・超ベテラン等入り交じってのコンサートである。
皆さんの演奏を聴いていて思ったのだが、皆どれもが大変楽しめる演奏だった。若者は若者なりの楽しみ方ができ、ベテランには「さすが」と思わせられる演奏だった。同窓生の質の高さがジンジンと感じられたし、わたしたち先輩を大いに刺激させるに十分であった。
わたしが“AOI静岡音楽館”でかかわるコンサートは概ねホールの1階だけを用いれば用は足りた。今日もそのつもりでいたが、お客さんがいっぱいになり急遽2階席を解放したほどの盛況ぶりだった。
たぶん、お客様みなさまも充分お楽しみいただけたのではないかと思う。
2009年6月 1日 (月)
二ツ亀のイワユリ
1枚目の写真は大野亀から二ツ亀を望んだもので、2枚目はすぐ横から見下ろした写真だ。
この場所は20年ほど前に一度来ている。相変わらず素晴らしい景観である。
わたしは各地に旅行しても観光地というのは足を踏み入れたことがないのだが、ここだけは特別だ!
おそらく休日はすごい人出だと思うが、幸いにして殆ど人はいなかった。
佐渡はその海岸を険しい岩で囲まれている。
その険しい岩にけなげに這いつくばって咲いているのが、この岩百合の花なのだ。
佐渡の海岸ではどこに行っても見ることができた。しかも今がベストシーズンだった。
わたしはこの花を今回初めて見て、感動した。
背丈も伸びることができずにケナゲにかわいく咲いているこの姿に!
しかも、大群生である。
佐渡や東北地方では珍しくない花のようだが、わたしはこの花の存在すら知らなかった。
七右衛門の蕎麦と田中餅店の栃餅と
今回の佐渡旅行はトビシマカンゾウが目的ではあったが、実は真の狙いは小木にあるこの七右衛門の蕎麦を喰うことであった。薄口の汁(出汁はしっかり効いている)をぶっかけて喰うのだが、これが大層うまい。
昔は6杯くらい平気で喰っていたのだが、いまは3杯でやめている。
ここ近年の佐渡汽船の便が急減し(急騰もしたが)、七右衛門の営業時間に合わせるフェリーが激減したからなかなか喰う機会が得られなかった(新潟〜両津を使わざるを得なかった)からだ。
今回は充分味わうことができた。
佐渡に行って必ず買って帰るのが、両津にある田中餅店の栃餅だ。
栃のかおりがとてもよく、サラシアンが上品でおいしい。
ただ、賞味期限が1日(表示公称2日)なので、ついつい食い過ぎてしまうのが欠点である。
いつもは佐渡には4月に来るのだが、今回初めて笹団子を田中餅店で売っているのを見つけたので買ってみた。これがまたおいしい。
笹のかおりもステキだがアンはは栃餅と同じものでとてもおいしかった。これも日が経って(2日目)蒸かしてみても元の味には戻らない。
これは佐渡の名産である柿の冷凍である。シャーベット状にして食べるととてもおいしい。
これはよく旅館のデザートにも出てくる。
小木ではしばしば個数で買うことができる。
海草を煮て寒天のように固めたもののようだ。イゴネリという。
サッパリしてとてもおいしい。いつもこんなものを喰っていればお腹が出ることも無かろうに!
最後の写真はサザエの佃煮である。小木でフェリーに乗る前に「できるだけ小さいサザエをほしい」と言って選んで買ってきた(そんな客がいると店は大助かりだろう)。家に帰って煮たものである。
わたしはこれが大好物だ!
ETC割引 1000円プラス1000円で佐渡 ハイエース/犬連れ/車中泊旅行
高速道路1000円割引に便乗して、なんと佐渡汽船が1000円割引(期間限定)を敢えて行った。
いま、佐渡はまさにトビシマカンゾウが満開の季節であろう(20年前に見たことがある)。計画を立てるのは早い!急遽出発である。
クルマに水さえ積み込めばどこでも泊まることができる。いまは「道の駅泊」が大流行だが、わたしはもっともっと環境の良いところを探す。この2泊の写真はどちらもすぐ近くにトイレがあり、環境・景観・静寂共に抜群。
2枚目の写真はもう佐渡では定宿で何回も泊まっている。
この場所は上の2枚目の写真の右に写っている“Hana”が伏せっているクローバー群生地である。
これだけ咲いていると“Hana”も嬉しそうだ!たぶん伏せっていても気持ちいいんだろう!
このクローバー畑の一角にこのように赤いクローバーと白いクローバーが混生していた。
正しくはシロツメクサとムラサキツメクサというが、混生する様子を見るのは初めてだった。
なかなかかわいい!


















































































































